長柄駅(ながらえき)は、かつて大阪府大阪市北区の新京阪鉄道→京阪電気鉄道→京阪神急行電鉄新京阪線(現在の阪急千里線)上に存在した鉄道駅である。目次 新京阪鉄道が北大阪電気鉄道の敷設した十三駅 - 千里山駅間の路線に加え、淡路駅 - 天神橋駅(後の天神橋筋六丁目駅、通称:天六)間を開業させた際、柴島駅とともに中間駅として設置された駅である。 駅は新淀川橋梁のすぐ南側に設けられた。なお、千里線は大阪市営地下鉄堺筋線との直通運転を実施する1969年(昭和44年)まで新淀川橋梁から天神橋駅の間が関西初の高架線となっており、この長柄駅は天神橋駅とともに関西初の高架駅となり、相対式ホーム2面2線の単純な形態の通過駅であった。 1944年(昭和19年)、天神橋駅に近いことから不要不急の駅として廃止された。プラットホームはその後、空襲によって焼失している。 廃止当時
1 駅概要
2 近隣施設
3 歴史
4 隣の駅
駅概要
近隣施設
大阪市電長柄橋電停
長柄橋
大阪天神橋八郵便局
歴史
1925年(大正14年)10月15日 - 新京阪鉄道淡路 - 天神橋間開業時に開設。
1930年(昭和5年)9月15日 - 新京阪鉄道が親会社の京阪電気鉄道に統合、同社線の駅となる。
1943年(昭和18年)10月1日 - 京阪電気鉄道が阪神急行電鉄と合併して京阪神急行電鉄となり、同社線の駅となる。
1944年(昭和19年)2月1日 - 廃駅。
隣の駅
京阪神急行電鉄
新京阪線天神橋駅(現・天神橋筋六丁目駅) - 長柄駅 - 柴島駅
*打消線は廃駅
更新日時:2021年7月8日(木)08:19
取得日時:2021/07/14 12:16