長崎バイオパーク
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長崎バイオパーク
Nagasaki Biopark

施設情報
愛称バイオパーク
専門分野総合
所有者バイオパーク株式会社
管理運営バイオパーク株式会社
開園1980年
所在地851-3302
長崎県西海市西彼町中山郷2291-1
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度59分23.1秒 東経129度47分10.9秒 / 北緯32.989750度 東経129.786361度 / 32.989750; 129.786361 (長崎バイオパーク)座標: 北緯32度59分23.1秒 東経129度47分10.9秒 / 北緯32.989750度 東経129.786361度 / 32.989750; 129.786361 (長崎バイオパーク)
公式サイト ⇒http://www.biopark.co.jp/
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長崎バイオパーク(ながさきバイオパーク)は、長崎県西海市にある動物園である。バイオパーク株式会社が運営している。
開業

長崎オランダ村に先立って1980年11月に神近義邦が開園した。神近は西彼町役場職員から東京・永田町の料亭「一条」の幹部となった人物で、一条の所有する西彼町の土地に1973年に開園した観光果樹園をもとに「伊豆シャボテン公園」の創設者である東京農業大学近藤典生教授の指導により、「人と自然の調和」を主題にした自然動植物公園「長崎バイオパーク」を1975年より建設[1]。設計は日本設計。総工費約2億円は、一条の顧客で神近と親しかった地元の親和銀行が出資した[1]
施設

大型の肉食動物は飼育していないが、リャマカピバラリスザルなど哺乳類を中心に淡水魚、昆虫類まで多数飼育している。また、1994年にはカバの人工哺育による日本初の繁殖に成功した。行動展示も積極的に行っている。

園内は檻などが少なく、キリンやシマウマなどの動物を除いてほとんどの動物を間近で見ることができ、餌付けもできる。他のゾーンとの仕切りは低い塀や水路・暗い通路などで、それぞれの動物の習性により他のゾーンへ逃げ出すことは少ないが、カピバラやマーラなどはたまに他の区域にも出没する。

2008年6月19日 マレーシア国立マラッカ動物園と姉妹動物園提携を結んだ。これに伴い、マレーシア国立公園・動物園管理局ならびにPAMAJAからコツメカワウソ10頭が寄贈されることが決まった。2009年1月現在 先行して寄贈された4頭のコツメカワウソが展示されている。

2005年春より福岡市郊外の福岡県久山町にあるショッピングモール「トリアス」に「トリアスふれあい動物園」を開園した。「長崎バイオパーク」から主要な動物が1-10匹程度派遣され、狭い敷地面積ながらかなりの動物の種類が放し飼いされており「ミニバイオパーク」的なふれあいが体験できる。入園料は3歳以上300円。

2011年12月 阿蘇ファームランド内に「ふれあい動物王国」開園。

2015年2月から松浦市が運営する鷹島モンゴル村の指定管理者となり、同年8月1日のリニューアルオープン以降の施設運営を担当していたが、不振のため2016年10月をもって撤退した。
順路

園内は順路に沿って歩いて観覧する。12のゾーンに分かれているが、そのうち最初の4つは往路と復路の両方で通る。また、園全体が雑木林照葉樹林内にあり、在来の動物も見かけられる。

トトーラの池 - ハクチョウマナヅルなど。冬季には野生のカモ類が飛来し、トモエガモアメリカヒドリの記録もある。池の中にはクモザルのやぐらが建つ

インカの石積み - 熱帯館に通じる階段とスロープ。リャマ、コンゴウインコなど

フラワードーム - 南アメリカ熱帯雨林を中心とした各種植物と多様なの花、オオコウモリ・カメ・オオゴマダラなど

ライブドーム(旧アマゾン館) - ケープハイラックスを飼育している。上部と下部で2階構造になっていて、行きの順路では一階部分を、帰りの順路では地下部分を観ることができる。過去にはオオハシグリーンイグアナナマケモノが上部に、大型淡水魚が下部に飼育されていた。

そうしの滝とフラミンゴの池 - キツネザル・アメリカビーバーなどがいる坂を上るとフラミンゴの区域がある

アンデス広場とラマの岩山 - プレーリードッグ・リャマなど。レストラン、昆虫館などもここにある

昆虫館 - 日本産は勿論、世界各地のカブトムシクワガタムシの生体・標本が多く展示されている


カピバラの池とオマキザルの島 - カピバラ

シャボテン・ロックガーデン - コツメカワウソ・シロサイハナグマヤマアラシシマスカンクなど

アライグマとレッサーパンダの丘 - レッサーパンダアライグマミーアキャットなど。区域内はパタゴニアに分布する齧歯類・マーラが歩き回っている

キリンとシマウマの見える坂道 - ダチョウなど


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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