長吏(ちょうり)
原意は中国の漢代における官吏。『漢書』の百官公卿表にある県内を主管する長官。
日本の僧職。特定の門跡寺院の長として事務を総轄する地位。特に園城寺長吏をこう呼んだ(山門の天台座主に対して寺門の三井長吏)ほか、勧修寺長吏が著名。神仏習合の時代の祇園社や白山権現の高職も長吏といった[1]。→「長吏 (社寺の長官)」を参照。
中世の畿内に成立した非人集団を統率する頭。→「長吏 (賎民)」を参照。
脚注[脚注の使い方]^ 『国史大辞典9 たかーて』吉川弘文館、658頁。
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