長万部駅
駅舎(2021年9月)
おしゃまんべ
Oshamambe
所在地北海道山越郡長万部町字長万部228-7.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度30分44.9秒 東経140度22分30.3秒 / 北緯42.512472度 東経140.375083度 / 42.512472; 140.375083
長万部駅(おしゃまんべえき)は、北海道山越郡長万部町字長万部にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅である。駅番号はH47。電報略号はマン。事務管理コードは▲140129[3][4]。 長万部町の代表駅で、函館本線を所属線とし、当駅を起点とする室蘭本線を加えた2路線が乗り入れている[5][6]。また1987年(昭和62年)3月16日に廃止された瀬棚線は隣駅の国縫駅から当駅まで直通しており、実質的な起点であった。そのため往年は長万部機関区(→長万部運転所)をはじめとした鉄道関係施設が設けられた一大拠点であり、現在も車両基地の一部であった側線や気動車への給油設備が残存する[7]。 また、2030年度末に予定される北海道新幹線の札幌延伸時には停車駅となる。 路線名称上は倶知安・小樽・札幌方面及び森・函館方面が「函館本線」、東室蘭・苫小牧方面が「室蘭本線」となるが、当駅を挟んで函館本線の函館方面・室蘭本線(苫小牧方面)を経由するルートは、札幌と函館・本州方面を結ぶ特急・貨物列車が全て通過するなど広域輸送の大動脈の一部として一体のルートを成している。その一方函館本線の小樽方面にそれらの列車の運行はなく、小樽方面は1日4本の普通列車のみが運行される事実上のローカル線区間となっており[新聞 1]、JR北海道が制定している駅番号・区間カラーにおいても札幌駅 - (千歳線) - 沼ノ端駅 - (室蘭本線) - 長万部駅 - (函館本線) - 函館駅にかけてが一体の区間として「H」の記号・青が割り振られている一方で、札幌駅 - 小樽駅 - 長万部駅間の函館本線には別途「S」の記号・赤が割り振られている。 普通列車の運行系統は当駅を境に分かれており、いずれの方面においても当駅乗り入れの普通列車は全て当駅が始発・終着となる。なお、普通列車は本数が少ないことや特急列車主体のダイヤ編成をしていることもあり、当駅での普通列車同士の接続は最短でも1時間前後となる。
概要
運行系統について
歴史1976年の長万部駅と周囲約1 km×1.5 km範囲。右下が函館方面、上は右が室蘭本線室蘭方面(通称海線)、左が函館本線小樽方面(通称山線)。駅裏小樽寄りに扇形車庫と転車台、その周囲に放置されたSLらしき姿も見える。その南側には2つの給水タンク、さらにアッシュピットなど蒸気機関車全盛時代の姿がまだ色濃く残されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
1903年(明治36年)11月3日:北海道鉄道 森駅 - 熱郛駅間の開通に伴い、同線の駅として開業[5]。一般駅[5]。
1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[5]。