長万部町
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おしゃまんべちょう 
長万部町
二股ラヂウム温泉


長万部町旗1973年8月29日制定長万部町章1973年8月29日制定

日本
地方北海道地方
都道府県北海道渡島総合振興局
山越郡
市町村コード01347-1
法人番号6000020013471
面積310.76km2

総人口4,823人 [編集]
住民基本台帳人口、2024年4月30日)
人口密度15.5人/km2
隣接自治体二海郡八雲町瀬棚郡今金町
島牧郡島牧村寿都郡黒松内町
虻田郡豊浦町
町の木クロマツ
町の花アヤメ
長万部町役場
町長[編集]木幡正志
所在地049-3592
北海道山越郡長万部町字長万部453-1
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度30分49秒 東経140度22分50秒 / 北緯42.51361度 東経140.38044度 / 42.51361; 140.38044座標: 北緯42度30分49秒 東経140度22分50秒 / 北緯42.51361度 東経140.38044度 / 42.51361; 140.38044
町庁舎位置
外部リンク公式ウェブサイト

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長万部町中心部周辺の空中写真。1976年撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

長万部町(おしゃまんべちょう)は、北海道渡島総合振興局北部にある。南北に伸びた町域を擁し、交通の要衝として昭和時代から栄えてきた町である。
地勢

丘陵が起伏し、長万部岳(972.4m)など大部分が山地によって占められ、内浦湾(噴火湾)沿いに平地が帯状に分布し、長万部川、紋別川、国縫川沿いに平坦で肥沃な農耕地を有する[1]

海岸のほとんどは砂浜で、海は遠浅。
気候

ケッペンの気候区分によると、長万部町は亜寒帯湿潤気候または湿潤大陸性気候に属する。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。

長万部(1991年 - 2020年)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F)9.7
(49.5)10.7
(51.3)16.0
(60.8)23.8
(74.8)29.3
(84.7)29.9
(85.8)32.6
(90.7)32.0
(89.6)30.8
(87.4)25.4
(77.7)21.7
(71.1)13.3
(55.9)32.6
(90.7)
平均最高気温 °C (°F)?0.2
(31.6)0.4
(32.7)4.0
(39.2)9.9
(49.8)14.9
(58.8)18.3
(64.9)22.1
(71.8)24.2
(75.6)22.0
(71.6)16.1
(61)8.7
(47.7)2.0
(35.6)11.9
(53.4)
日平均気温 °C (°F)?4.1
(24.6)?3.6
(25.5)0.0
(32)5.2
(41.4)10.2
(50.4)14.5
(58.1)18.7
(65.7)20.6
(69.1)17.2
(63)10.7
(51.3)4.1
(39.4)?1.9
(28.6)7.7
(45.9)
平均最低気温 °C (°F)?8.7
(16.3)?8.6
(16.5)?4.6
(23.7)0.3
(32.5)5.6
(42.1)11.1
(52)15.9
(60.6)17.4
(63.3)12.6
(54.7)5.4
(41.7)?0.5
(31.1)?6.1
(21)3.3
(37.9)
最低気温記録 °C (°F)?20.5
(?4.9)?20.4
(?4.7)?16.6
(2.1)?9.7
(14.5)?2.1
(28.2)2.7
(36.9)5.2
(41.4)7.4
(45.3)2.2
(36)?3.0
(26.6)?10.4
(13.3)?18.9
(?2)?20.5
(?4.9)
降水量 mm (inch)73.2
(2.882)73.3
(2.886)64.3
(2.531)82.2
(3.236)104.7
(4.122)98.4
(3.874)148.1
(5.831)176.2
(6.937)164.5
(6.476)114.6
(4.512)108.0
(4.252)88.8
(3.496)1,296.1
(51.028)
降雪量 cm (inch)174
(68.5)164
(64.6)104
(40.9)9
(3.5)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)0
(0)24
(9.4)128
(50.4)600
(236.2)
平均降水日数 (?1.0 mm)16.916.013.611.010.29.511.111.311.613.215.316.5156.2
平均月間日照時間98.095.7141.6174.3179.8135.2113.5131.9156.8151.2106.094.51,578.5
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[2]

歴史
町名の由来

アイヌ語に由来するが諸説あり、特定しがたいとされる[3]

アイヌ語意味由来
カタカナ表記(アコ?イタ?ラテン翻字
ウパ?サマ?ペupas-samampe雪・カレイ類の魚神が海で大ヒラメを釣り、神として山上に祭らせ、春雪解けの時に、山にヒラメの形の雪が残るときが漁期だと教えられた、という伝説がある。
オサマ?ペッo-samam-pet川尻・横になっている・川現在の長万部川を指したもの。川尻が海岸線と並行しているため。
オサマ?ペo-samampe川尻・カレイ類の魚カレイのたくさん捕れる河口、の意。町ではこの説を採る。

年表シャクシャイン城址

古くはこの地はアイヌの先住地であった。和人の支配地になると、渡島半島の地峡部に位置する長万部は日本海側と太平洋側を往来する交通の要衝として重視されることとなる。
町制施行まで


1604年 - 松前藩の支配を受ける[1]

1669年 - シャクシャインの戦い。国縫においてシャクシャイン軍が、鉄砲を主力とする松前藩に敗れる。

1773年 - 番屋が建てられ飯生神社も創建された。

1799年 - 幕命により松前藩が長万部-虻田間の道路(国道37号の前身)を開削。同年、長万部は天領となる。

1803年 - 津軽藩によって長万部-虻田間の道路が改修される。

1821年 - 松前藩領に復する。

1854年 - 再び天領となり、1855年南部藩陣屋(分屯所)を築き内浦湾の警備をさせる[1]

1859年 - 箱館奉行が御手作場を設け、先住民ら105戸を移住させるが数年で離散し失敗に終わる[1]

1856年 - 長万部から後志歌棄(うたすつ)寿都(すっつ)に至る黒松内越が開削された。


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