この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "鏡明"
漫画家の「かがみあきら」とは別人です。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 文学
鏡 明(かがみ あきら、1948年1月2日 -)は、日本の小説家、SF作家、翻訳家、音楽・SF作品・漫画等文芸方面の評論家、広告ディレクター。電通顧問(元・執行役員)。
初期は岡田英明名義を使用した。 山形県生まれ。東京都立新宿高等学校を経て早稲田大学第一文学部に進む。大学時代はワセダミステリクラブや、伝説的なSFファンの集まり「一の日会」に参加。またSF同人誌「宇宙気流」「SF倶楽部」などに関わる。 早稲田大学英文科を全優で卒業(指導教授には修士課程に進むことを切望される)後、電通に勤務。上司に小田桐昭、同僚に関三喜夫がいた。ジョージ・ルーカスを起用したパナソニックのCMなどで知られ、ACC賞、カンヌ国際広告賞、アジア太平洋広告祭
経歴
1970年、『蜃気楼の戦士』(A・メリット)で翻訳家としてデビュー。また同年、短編「オム」を『季刊NW-SF』1号に発表し、作家としてもデビュー。『英雄コナン』シリーズ(ロバート・E・ハワード)などのヒロイック・ファンタジー作品の翻訳を、荒俣宏と共に行う。他に、1973年に紀田順一郎、荒俣が創刊した雑誌『幻想と怪奇』に、瀬戸川猛資とともに編集同人として参加した。
また、岡田英明名義でロック評論、レコードの対訳及び解説(ザ・クラッシュ等)も行う。
『本の雑誌』1997年3月号において、日本のSFが商業的に成功していない当時の状況へのいらだちから、「ここ十年のSFはみんなクズだ!」と題して高橋良平と対談し、いわゆる「SFクズ論争」の口火を切った。
2013年に開始した星新一賞の創設にもかかわった。 「一の日会」「宇宙気流」「SF倶楽部」での仲間である、SF作家の横田順彌と仲よし。鏡が190cmあるのに対して、横田が150cm程度と小柄なので、身長のことでよく2人は比較された。また、鏡の妻も「一の日会」でのSF仲間であり、横田・鏡とともに、平井和正の「一の日会」関係者を登場人物のモデルとした小説『超革命的中学生集団』に登場している[2]。平井は他の小説や原作を手がけた漫画にも、「鏡明」あるいは表記を変えた「加賀美明」の名前をたびたび用いている。 寡作で知られ、非常に長期にわたってコラムを連載している『本の雑誌』誌上では、1987年からずっと、評論『アメリカの夢の機械』の刊行が予告されているが、いまだに発行されていない。 また、毎年『本の雑誌』誌上で、自身の前年のSFベスト10を発表しているが、ファンタジー系のレーベルや、ライトノベル系の作品などにも目配りしており、その守備範囲は非常に広い。少女雑誌『りぼん』昭和61年(1986年)8月号から掲載が始まった『ちびまる子ちゃん』(アニメ化は1990年)にもメジャー系の評論家としては早い時期に評価をしていた。多忙な本業の中、洋書を含めてそれだけ多くの本を読めるのは、本を読むスピードが非常に速いせいらしい。
人物
連載
連続的SF話(本の雑誌)
45RPMから始まる(フリースタイル)
著書
『太陽が消えちゃう : 気絶悶絶三つ巴リレーSF』(岡田英明名義、いんなあとりっぷ社) 1977 - 川又千秋, 横田順彌とのリレー小説
『不死を狩る者』(徳間書店) 1981
『不確定世界の探偵物語』(徳間書店) 1984、のち復刊(創元SF文庫) 2007
『シンボーズ・オフィスへようこそ! Part1』(南伸坊, 関三喜夫共著、角川文庫) 1985
『シンボーズ・オフィスへようこそ! Part2』(南伸坊, 関三喜夫共著、角川文庫) 1986
『シンボーズ・オフィスへようこそ!【完全版】』(フリースタイル) 2003 - 80年代の伝説的雑誌『バラエティ』誌に連載された対談集。南伸坊、鏡、関三喜夫の3人がホストで、毎回ゲストを呼んでバカ話をした。
『日本SFの大逆襲』(編、徳間書店) 1994
『二十世紀から出てきたところだけれども、なんだか似たような気分』(本の雑誌社) 2010 - 「本の雑誌」連載の「連続的SF話」の単行本化
『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた』(フリースタイル) 2019 - 『フリースタイル』連載の「マンハントとその時代」の単行本化
翻訳
『蜃気楼の戦士』(エイブラハム・メリット、早川書房) 1970
『風雲児コナン』(ロバート・E・ハワード、早川書房) 1970
『狂戦士コナン』(ロバート・E・ハワード、早川書房) 1971
『大帝王コナン』(ロバート・E・ハワード、団精二共訳、早川書房) 1972
『ジミ・ヘンドリックス ロック・ギターの革命児』(カーティス・ナイト、岡田英明名義訳、スイング・ジャーナル社) 1975
『スカル・フェイス』(ロバート・E・ハワード、国書刊行会、ドラキュラ叢書6) 1977.5
『最後のユニコーン』(ピーター・S・ビーグル、早川書房) 1979.10
『スター・ウォーズ 帝国の逆襲 - グラフィック・ファンタジー』(東宝出版事業室) 1980.7
『ウィルダネス - ジム・モリスン詩集』(ジム・モリスン、ソニー・マガジンズ) 1991
『ドアーズ詩集』(ドアーズ、シンコー・ミュージック) 1991
その他