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第1作鎧武/ガイム外伝
仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン2015年4月22日
第2作鎧武/ガイム外伝
仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル2015年11月11日
第3作鎧武/ガイム外伝
仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ2020年10月25日
11月1日
『鎧武外伝』(ガイムがいでん)は特撮テレビドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』のオリジナルビデオ作品。
本項目ではその後日譚である『小説 仮面ライダー鎧武』についても解説する。 『仮面ライダー鎧武/ガイム』のサブキャラクターを主人公に据えたスピンオフ作品であり、1本のソフトに2つのストーリーが収録されている。平成ライダーシリーズのVシネマでスピンオフは『仮面ライダーW RETURNS』以来である[1]。 2015年4月22日に第1弾『仮面ライダー斬月/仮面ライダーバロン』が、同年11月11日に第2弾『仮面ライダーデューク/仮面ライダーナックル』が発売された。 本作品の好評を受けて、『鎧武/ガイム』の次作『仮面ライダードライブ』でもスピンオフ作品『ドライブサーガ』が制作された[2]。 また、2020年10月25日・11月1日には東映特撮ファンクラブにて第3弾『仮面ライダーグリドンVS仮面ライダーブラーボ』が配信された[3]。 テレビシリーズのサブキャラクター呉島貴虎 / 仮面ライダー斬月と駆紋戒斗 / 仮面ライダーバロンをそれぞれ主人公に据えたスピンオフ作品2本立て[4][5]。両作品とも、テレビシリーズ第20話直後を舞台としており、テレビシリーズでは描かれなかった貴虎と戒斗のそれぞれの過去も掘り下げられる[4][6]。また両作品とも新アームズと新仮面ライダーが登場する[4][5]。テレビシリーズからも多数のアーマードライダーが引き続き登場するが、鎧武および斬月 メロンアームズは本編には未登場である[注釈 1]。 監督は『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』などを担当した金田治が両作品を手がける[5]。脚本もテレビシリーズに参加した鋼屋ジンと毛利亘宏が各編を担当している[5]。 『仮面ライダー斬月』はテレビシリーズでは描かれなかった呉島家の秘話と、『007』のジェームズ・ボンドを意識した貴虎とゲストヒロインとの絡みが中心となっている[7]。これまでの作品では少なかった貴虎のアクションシーンも存在する[8]。 『仮面ライダーバロン』では戒斗役の小林豊が一人二役を務める[9]。兼役となるシャプールは小林本人の人物像をモデルとしており、俳優となる前はパティシエであった小林の経験を活かした菓子作りのシーンも盛り込まれている[10]。 通常版に加えてDXロックシードが付属したロックシード版が同時発売され、さらにプレミアムバンダイにて「DXウォーターメロンロックシード 仮面ライダー斬月セット」が限定発売された。 テレビシリーズのサブキャラクター戦極凌馬 / 仮面ライダーデュークとザック / 仮面ライダーナックルをそれぞれ主人公に据えたシリーズ第2弾[11][12]。『鎧武外伝2』と略記されることもある[13]。 『仮面ライダーデューク』はテレビシリーズの第12話から第14話の間のころを舞台とし、ユグドラシルメンバーの過去も描かれる[14]。 『仮面ライダーナックル』は『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』の1年後を舞台とし、チームバロンの過去も描かれる[15]。 『鎧武/ガイム』の主人公である葛葉紘汰は登場しない[注釈 2]。スタッフは前作に引き続き、金田治が監督を、鋼屋ジンと毛利亘宏が脚本を担当する[16]。 前作同様、DXロックシードが付属したロックシード版が同時発売され、プレミアムバンダイにて「DXマロンエナジーロックシード&ゲネシスコアユニット」と「DXセイヴァーアロー&ザクロロックシード」が限定発売された[13]。 2015年11月23日付オリコンDVD総合週間ランキングでは、特撮作品としては『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕 超全集版』以来5年5ヶ月ぶり2作目となる首位を獲得した[17]。 テレビシリーズのサブキャラクター城乃内秀保 / 仮面ライダーグリドンと凰蓮・ピエール・アルフォンゾ / 仮面ライダーブラーボを主人公に据えたシリーズ第3弾[3][18]。 スピンオフ作品の制作は、テレビシリーズ製作中からプロデューサーの武部直美が提案しており[19]、『ドライブ&鎧武』の撮影開始ごろに制作が決定された[20]。 物語の時間軸は、テレビシリーズで戒斗が死んでいることや、『ドライブ&鎧武』が後日譚となっていたことなどから、テレビシリーズ途中での出来事とされた[19]。『バロン』はプロット制作が難航し、シリアスからコメディまで内容が2転3転した後、小林の一人二役という案が出て方向性が定まった[19]。 新アームズおよび新仮面ライダーの登場は、映像ソフトにロックシードを付属させることを前提に考案されたが、完全新規のものを用意することはできず、いずれも既存のアーマードライダーのものを流用している[19]。
概要
斬月/バロン(概要)
デューク/ナックル(概要)
グリドンVSブラーボ(概要)
企画経緯
斬月/バロン(企画経緯)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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