鎌髭
[Wikipedia|▼Menu]

この記事の内容の信頼性について検証が求められています
確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。出典を明記し、記事の信頼性を高めるためにご協力をお願いします。議論はノートを参照してください。(2010年9月)
九代目市川團十郎の相馬将門(鳥居忠清画)

鎌髭 (かまひげ)は歌舞伎十八番の一つ。
概要

鍛冶屋四郎兵衛(実は三保谷四郎)が修行者快哲(実は景清)の首を鎌で切ろうとするが景清は不死身で切れないと言う不思議な内容。

安永3年4月(1774年5月) 中村座で四代目市川團十郎が初演されたが、当時の台本は失われており、この物語は、詳細は不明。1910年明治43年)に二代目市川段四郎と二代目市川猿之助が、明治に竹柴金作の書いた台本で復活上演した。桜田治助作の「御誂染曾我雛形(おあつらえぞめそがのひながた)」の二番目の大切(おおぎり)が原形といわれる。その一場面を描いた鳥居忠清(十四世長谷川勘兵衛)の浮世絵があり、俵藤太秀郷が鎌で平将門の髭を剃ろうとみせかけて、首を切ろうとしている風情を描いている。なお、快哲は、五代目団十郎の当たり役とされた。近年十一代目市川海老蔵によって上演されている。
外部リンク

鎌髭 成田屋 市川團十郎・海老蔵公式ホームページ

更新日時:2016年1月2日(土)15:20
取得日時:2019/09/20 01:14


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:2965 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef