録音
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「レコーディング」はこの項目へ転送されています。動画のレコーディングについては「録画」を、一般論については「記録」をご覧ください。

録音によるラジオ放送の形式については「収録#概要」をご覧ください。
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録音(ろくおん)または(音声の)レコーディング (recording) とは、後で再生することを目的として、音響。音声、音楽、生音(なまおと)など)を記録媒体記録することである。
概説

現在までに実用されてきた録音方法を大別すると、機械録音、磁気録音、光学録音、デジタル録音を挙げることができる。

(そもそも音というのは空気の振動であり粗密波であるが)最初に挙げた機械録音は、音の振動を「カッター」と呼ばれる針の振動に変換し、円盤や管(パイプ)状の物体に溝を刻むことで記録し、再生は再生用の針をその溝の中を走らせることで行うものである。最初期の蝋管レコードでは空気の振動を薄いなどを使い物理的なの振動などに変換し、(ろう)の管などに溝を掘って振動を記録し再生は針をその溝の中を走らせて膜を振動させて行うという素朴なものであり、後のレコードは電気的な方式も組み合わせてマイクロフォンで音を電気信号にして電磁気的にカッターを振動させて記録し、再生は再生用針の振動を電気信号に変換しそれをアンプで増幅しスピーカーを振動させるものとなった。

磁気録音の代表格の磁気テープ録音は、音響をマイクロフォンなどで振動電流(振動するように変化する電流)へと変換し、これを磁気ヘッドのコイルに流して、ヘッドの「ギャップ」と呼ばれる部分に磁気的変化を発生させ、このギャップに磁気テープを接触させつつ磁気テープを動かし続けることで、テープ上に残留磁化の変化として音響が連続的に記録される。再生は、再生ヘッドを磁気テープを接触させつつ移動させると、テープに記録されていた残留磁化がヘッドの磁力線を変化させてコイルに微小な振動電流が発生するので、これを増幅し音響信号にするものである。

光学録音というのは、現在ではやや曖昧な用語だが、もともとはトーキー映画などで使われたものであり、音を映画フィルムの脇の音響記録用の帯の透明部分と黒色の割合の変化として焼き付けてアナログ方式で表現したものである。

なお「光学録音」は、現在では指す範囲がやや曖昧で、レーザー光を使いデジタル方式で音響を記録すること、たとえば光学ディスク(コンパクトディスクDVDなど)を使い録音することも含む場合がある(ただし、後者を現在では、次に説明する「デジタル録音」の一種と分類する方法もある。)

デジタル録音(デジタルレコーディング)は、アナログの音響信号を、デジタルシグナルプロセッサなどを用いてデジタル方式の信号に変換して、そのデジタル信号をさまざまなメディア(光ディスクハードディスクメモリーカードなど)に記録する方式である。再生は、やはりデジタルシグナルプロセッサを使い、まずデジタル信号をアナログの波形へと変換してからアンプやスピーカーへと伝える。


途中録音開始を「パンチ・イン(Punch In)」、途中録音終了を「パンチ・アウト(Punch Out)」と呼ぶ(「たった1人のフルバンド YMOとシンセサイザーの秘密」松武秀樹、勁文社、1981年、p219)。
歴史「音楽・音響・録音技術#歴史と概観」も参照
録音以前

まず録音が行われていなかった時代にどのようなことが行われていたことを説明すると、太古の昔、神話民話といったお話は、親から子へ、祖父母から孫へと語り継がれたり、語り部によって語り継がれ、いわゆる口伝によって継承されて残され続けたのであり、文字としては記録されなかった。歌や音楽の演奏も、もともとは耳で聴いて真似たり見様見真似することで伝承された。(それらはもちろん録音はされていなかった)

紀元前2000年ころのシュメールで、音符の一種が初めて使われるようになったとされる。
録音の黎明期

1857年にはフランスのエドゥアール・レオン・スコット・ドゥ・マルタンヴィル(fr:Edouard-Leon Scott de Martinville)によりフォノトグラフと呼ばれる装置が発明されたが、フォノトグラフは音声を波形図に変換する地震計のような装置で、当時は音声を再生することは出来なかった。(なお、2008年に米国の科学者チームがこのフォノトグラフで記録された図形をコンピュータ解析し、1860年に記録されたフランス民謡「月の光に」の音響の再生に成功したと主張している(フォノトグラフ参照)。)

1877年(次に説明するエジソンの録音装置発表の約4ヶ月ほど前に)、フランス人シャルル・クロスが、円盤を使った録音装置に関する論文を発表。(ただし実際に利用できる実物を完成させたのはエジソンのほうが先であったため、次に説明するように「録音装置の発明はエジソン」と広くいわれるようになっている。)

録音の歴史が実際に始まったのは、一般的には1877年7月18日にトーマス・エジソン蝋管式の録音機(蝋管レコード)を発明し、同年12月に実際に録音再生に成功したことによる、とされている。


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