錦糸町駅
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錦糸町駅
南口駅ビル「テルミナ」(2019年11月)
きんしちょう
Kinshich?[* 1]
Kinshicho[* 2]


所在地東京都墨田区江東橋三丁目
所属事業者

東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細

東京地下鉄(東京メトロ・駅詳細

電報略号キウ(両社とも)
備考^ JR東日本の表記。
^ 東京メトロの表記。

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北口駅舎(2022年9月)

錦糸町駅(きんしちょうえき)は、東京都墨田区江東橋三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)のである。
乗り入れ路線

JR東日本の各線と、東京メトロの半蔵門線が乗り入れ、接続駅となっている。また、各路線に駅番号が付与されている。

JR東日本:各線(後述)

東京メトロ: 半蔵門線 - 駅番号はZ 13。

JR東日本の駅に乗り入れている路線は総武本線であり、当駅は東京駅方面の本線と御茶ノ水駅方面の支線との分岐駅となっている。当駅 - 千葉駅間は総武快速線中央・総武緩行線との複々線区間となっている。また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属している[1]

総武線(快速):急行線を走行する総武本線の近距離電車。上り列車は東京駅を起点に横須賀線への直通運転も実施している。駅番号はJO 22。

総武線(各駅停車):緩行線を走行する総武本線の近距離電車。当駅以西は総武本線の支線を経由し、御茶ノ水駅から中央本線を走行し[注釈 1]、当駅以東は総武本線の本線を走行する。駅番号はJB 22。

東京メトロ半蔵門線の列車は東急電鉄東武鉄道との3社直通運転を行っている。
歴史震災復興後の総武本線(高架)と錦糸町駅付近

1894年明治27年)12月9日総武鉄道の本所駅(ほんじょえき)として本所区錦糸町に開業[2]

1895年(明治28年):総武鉄道本所工場及び本所機関庫を駅構内に開設。

1907年(明治40年)9月1日鉄道国有法により買収、国有化[2]

1915年大正4年)

5月1日:錦糸町駅に改称[2][注釈 2]

5月11日:本所工場と本所機関庫をそれぞれ錦糸町工場と錦糸町機関庫に改称。


1923年(大正12年)9月1日関東大震災により壊滅状態となる[2]。その後、工場と機関庫は新小岩操車場(現・新小岩信号場駅)に移転。

1945年昭和20年)3月10日東京大空襲により全焼[2]

1961年(昭和36年)11月28日:南口に駅ビル「駅ビルきんし町」(現・テルミナ)が開業する[3]

1967年(昭和42年)10月1日東京日産化学専用線およびシェル石油専用線廃止。

1972年(昭和47年)7月15日:総武快速線東京 - 錦糸町間開業に伴い、総武緩行線と総武快速線の乗換駅となる[2]

1980年(昭和55年)5月30日:北口に「らがーる」(現・テルミナ2)が開業する[3]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]

1993年平成5年)3月13日:北口に自動改札機を設置[4]

2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカードSuica」の利用が可能となる[報道 1]

2003年(平成15年)

3月19日帝都高速度交通営団(営団地下鉄)半蔵門線の駅が開業[報道 2][5]。営団地下鉄・JR東日本の乗換業務を開始。

7月23日:テルミナウエストウィングが開業する[3]


2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、半蔵門線の駅が東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[報道 3]

2007年(平成19年)3月18日:東京メトロでICカード「PASMO」の利用が可能となる[報道 4]

2016年(平成28年)2月2日:JR北口のみどりの窓口の営業を終了[6]

2017年(平成29年)4月27日:JR南口の「テルミナ」1階がリニューアルオープンし、それに伴い駅ビル外装が改装される[7]

2018年(平成30年)9月13日:半蔵門線の駅に発車メロディを導入[報道 5]

2020年令和2年)9月30日びゅうプラザの営業を終了[8][9][報道 6]

2021年(令和3年)4月3日:総武線(各駅停車)ホームでホームドアの使用を開始[報道 7]

駅構造

JR東日本と東京メトロの駅は少し離れた別構内であり、両駅の出入口はやや離れている[10]。両駅は直結しておらず、一旦屋外を少し歩く必要がある。半蔵門線の駅は、南北方向に走る道路(四ツ目通り)の地下に立地する[11]。東西に伸びるJR総武線に対して、通路が南北方向に伸びている。
JR東日本

JR 錦糸町駅
きんしちょう
Kinshich?

所在地
東京都墨田区江東橋三丁目14-5.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分48秒 東経139度48分50秒 / 北緯35.69667度 東経139.81389度 / 35.69667; 139.81389 (JR 錦糸町駅)座標: 北緯35度41分48秒 東経139度48分50秒 / 北緯35.69667度 東経139.81389度 / 35.69667; 139.81389 (JR 錦糸町駅)
所属事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)
駅構造高架駅
ホーム2面4線
乗車人員
-統計年度-[JR 1]87,590人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日1894年明治27年)12月9日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線■総武線(快速)[** 1]
駅番号JO22
キロ程4.8 km(東京起点)
◄JO 21 馬喰町[** 2] (2.5 km) (5.2 km) 新小岩 JO 23►
所属路線■総武線(各駅停車)[** 1]
駅番号JB22
キロ程0.0 km(錦糸町[** 3]起点)
千葉から34.4 km
◄JB 21 両国 (1.5 km) (1.5 km) 亀戸 JB 23►
備考

直営駅管理駅

みどりの窓口

東京都区内

^ a b いずれも線路名称上は総武本線
^ この間に首都圏本部千葉支社境界あり(当駅から新小岩方は千葉支社管内)。
^ 総武本線(支線)の起点として

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島式ホーム2面4線を有する高架駅である。錦糸町営業統括センターが所在し、所長兼駅長が配置された直営駅であり、浅草橋駅 - 小岩駅間を当統括センターの管理エリアとし錦糸町駅は管理駅として亀戸駅を管理する。

当駅で各駅停車御茶ノ水中央線方面と快速東京横須賀線方面が分岐するため、各駅停車と快速を相互に乗り換える旅客は多い。ただし、線路別複々線であるため、快速と各駅停車の乗り換えは別ホームになり、階段・エスカレーター(ホーム中央 - コンコース間)・エレベーター(同)を経由する。当駅ホームの亀戸寄りには、ホーム間乗り換え専用通路が設置されている。
のりば

番線路線方向行先
1
総武線(各駅停車)西行秋葉原新宿中野方面
2東行新小岩市川船橋千葉方面
3 総武線(特急・快速)上り馬喰町東京横浜鎌倉方面
4下り船橋・津田沼・千葉方面

(出典:JR東日本:駅構内図)

当駅の西方(両国寄り)に緩行線・快速線間の渡り線が存在する。新宿方面からの特急(「あずさ」の千葉駅発着系統および、土日祝を中心に臨時列車として運行される「新宿さざなみ」や「新宿わかしお」など)はここで緩行線(御茶ノ水・中央本線方面) - 快速線(千葉方面)と転線し、当駅の快速線ホームに停車する。また、この分岐器配線の関係上、快速電車が当駅を発着した前後は大きく揺れる。

当駅は「成田エクスプレス」以外の営業列車は臨時列車も含めて停車する。かつては「ホームライナー千葉」も通過していたが、東京発「ホームライナー千葉」は過去に運転停車していたことがある[注釈 3]

北側には快速線の留置線が隣接し、6本の列車を止めることができる。総武快速線および横須賀線の東京駅発着で即時折り返しを行わない列車は当駅付近まで総武快速線を回送し、この留置線に一旦引き上げた後、再び総武快速線を回送して、東京駅へ向かう。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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