錦市場
[Wikipedia|▼Menu]
錦市場のアーケード鮮魚店漬物店マグロのヅケフィレンツェ中央市場のパスタ乾物屋。拡大すると日本語の品名表記が見える

錦市場(にしき いちば、英語: Nishiki Market)は、京都府京都市中京区のほぼ中央に位置する錦小路通のうち、「寺町通 - 高倉通」間に存在する食品販売中心の商店街である。京野菜といった生鮮食材のほか、乾物漬物、おばんざい(京言葉で日常の惣菜)などの加工食品を商う老舗専門店が集まる市場。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}京都独特の食材は、ほぼここで揃う[要検証 – ノート]。

中小企業庁によれば、商店街の類型として超広域型商店街とされる。京都錦市場商店街の名称で2006年5月、「がんばる商店街77選」の一つに選ばれた[1]
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。ウィキペディアの方針に沿った中立的な観点の記述内容に、この記事を修正してください。(2023年6月)

市場のおこりは平安時代、豊富な地下水を利用して京都御所へ新鮮な魚を納める店が集まり始めたもので、約1300年の歴史を持つ。京都市民からは「にしき」という愛称で呼び親しまれ、「京の台所」として地元の買い物客で賑わう。

近年は新京極商店街寺町京極商店街とともに、観光客や修学旅行生が訪れる活気のある観光名所としても賑わう[2]昭和時代に、中央卸売市場の開設[3]や地下水の枯渇、大手スーパーマーケットの進出など、存続の危機を迎えた。卸売から小売へのシフトを図りながら、現在に至る。

スーパーマーケットや百貨店と違い、ここでは新鮮なの食材の品質の良さや豊富な品揃えが支持されて、市民生活と密着しているところが最大の特徴となっている。そのため価格を高めに設定する店もあるが、高品質や豊富さから「ほんまもん」(本物)を扱っていると信頼し、納得する市民は少なくない。他地域で「錦市場」を銘打つ店が増え、品質を維持するためにも京都府内の商店街で初めて「錦市場」の商標登録を取得している[1]。一方、臨時に「にしき」と銘打った食品コーナーを設ける百貨店も登場している。

京都の目抜き通り四条通の一本北の錦小路通に位置し、赤緑黄の色鮮やかなアーケードに覆われた石畳の道の距離は、およそ東西390メートル。商店街振興組合に所属する店は約130店舗。道幅は3.2 - 5メートルだが、道に迫り出して商品や商品棚を並べる店舗が少なくなく、実際はもっと狭い。東の端は、新京極と交差し、その先に錦天満宮がある。

ここで業務用の食材を仕入れる割烹、料亭旅館なども多い[4]。一般向けには京都名物のぐじ笹かれい浜焼き鯖琵琶湖産の淡水魚など鮮魚を扱う店が20店舗以上と一番多い。そのほか伝統野菜とも呼ばれる京野菜、京漬物豆腐湯葉ウナギ蒲焼など)、佃煮蒲鉾干物乾物などから菓子パン寿司まで京料理向け食材や日常の食品は大体ここで揃えることが可能である。

豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツ[5]、あるいはマグロヅケ[6]などあまり見かけないものも売られ、また試食品を出す店もあり[7]、食べ歩きを楽しむ人もいる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:33 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef