錠剤
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出典脚注などを用いて記述と関連付けてください。(2017年4月)


独自研究が含まれているおそれがあります。(2021年3月)


様々な錠剤

錠剤(じょうざい、: tablets)とは、有効成分または有効成分に賦形剤等を加えたものを圧縮形成などの方法により一定の形に製した固形の製剤である。携帯性に優れ、容易に一定量を取ることができる。

この項目では医薬品の錠剤について述べる。
形状

取り扱いやすさや飲み込みやすさを顧慮して、おおむね重量100?500mg、直径6?15mmほどのものが多い。円盤形やレンズ形、竿形などさまざまなものがある。座薬や膣錠は、挿入しやすくするために矢尻型など特殊なものがある。素錠には、半分に割るための割線が入っているものがある。

通例、錠剤には識別のための番号や記号が入っているが、素錠は刻印、コーティング錠は印刷で入れる。錠剤は着色料で着色することができ、これは識別を容易にするが、タール色素発癌性などが問題になったことから、近年は無着色の白い錠剤が多い。
種類
用法による分類

内服用錠剤

口腔用錠剤 - 嚥下せず
口腔内で溶解させて使うもの。口腔粘膜から有効成分を吸収させるバッカル錠や舌下錠、咽頭の消毒などに使うトローチ錠がある。

外用錠剤 - うがいなどの際に溶かして使う溶解錠や膣錠がある。

コーティングによる分類パキシルのフィルムコーティング錠

素錠(裸錠) - 成形したままの錠剤。

コーティング錠 - 薬剤の安定化、矯味、矯臭などの目的で裸錠の表面に均一に皮膜を施したもの。白糖による糖衣錠、水溶性高分子によるフィルムコーティング錠がある。また、胃酸により影響を受ける有効成分を、酸性では不溶性のコーティング剤で被膜した腸溶錠がある。

特殊錠

チュアブル錠 - 服用時かみ砕いて使う錠剤。制酸剤など比較的用量の多い医薬品に使われる
[1]

口腔内崩壊錠(OD錠) - 唾液で崩壊する錠剤で有効成分の吸収は消化管。水なしでも服用できる。英語ではOrally disintegrating tabletといい、ODという略称はここから来ている。

舌下錠、口腔錠(バッカル錠) - 舌の下または歯茎と頬の間に入れて溶かし、有効成分を口腔粘膜より吸収させる錠剤。


持続性錠(徐放性錠) - 溶解性の異なる基材などを使い、一定時間持続的に有効成分が放出されるよう調整した錠剤。

ワックスマトリックス錠 - 体内で徐々に崩壊する徐放化基材に有効成分を分散させた錠剤。

グラデュメット錠 - 多孔質の不溶性樹脂に有効成分を滲み込ませた錠剤。

多孔性皮膜錠 - 不溶性で微細な穴の空いた皮膜を施した錠剤。

多層錠 - 放出性の異なる複数の層からなる錠剤。速溶層と徐放層を単純に重ねたスパンタブ、速溶錠の核に徐放錠を入れたロンタブ、速溶錠の核に腸溶錠を入れたレペタブがある。

有核錠 - 錠剤の中に別の錠剤を埋め込んだもの。

スパスタブ - 速溶錠の中に徐放性の顆粒を分散させたもの。

レジネート - イオン交換樹脂を使った錠剤。


製造
添加剤

通例錠剤には、有効成分の他に以下のような添加剤が加えられる。

賦形剤 - 有効成分が少ない場合に、取り扱うのに適当な量になるように加えるもの。生理活性を持たない物質として、おもに
乳糖デンプンなどが使われる。

結合剤 - 原料の粉体粒子同士を結びつけるために加えるもので、錠剤の機械的強度に影響する。デンプン糊やアラビアゴム糊、ヒドロキシプロピルセルロースなどが使われる。

崩壊剤 - 体内の水分を吸って膨張するなどして錠剤を崩壊させ有効成分の放出を容易にするために加えるもの。


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