錆喰いビスコ
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錆喰いビスコ
ジャンル
冒険[1]、アクション[1]SF[2]
ポストアポカリプス
小説
著者瘤久保慎司
イラスト赤岸K
mocha
出版社KADOKAWA
レーベル電撃文庫
刊行期間2018年3月10日 -
巻数既刊9巻(2023年8月現在)
その他題字:蒼喬
漫画
原作・原案など瘤久保慎司(原作)
赤岸K(キャラクター原案)
mocha(世界観イラスト)
作画高橋佑輔
出版社スクウェア・エニックス
掲載サイトマンガUP!
レーベルガンガンコミックスUP!
発表期間2019年4月10日 - 2021年3月3日
(プレミアム・先読み掲載あり)
巻数全4巻
話数全21話
漫画:錆喰いビスコ2
原作・原案など萩織章仁(構成)
瘤久保慎司(原作)
赤岸K(キャラクター原案)
mocha(世界観イラスト)
作画夏星創(作画)
出版社スクウェア・エニックス
掲載サイトマンガUP!
レーベルガンガンコミックスUP!
発表期間2021年12月15日 - 2022年11月2日
(プレミアム・先読み掲載あり[3][4]
巻数全3巻
話数全12話
アニメ
原作瘤久保慎司
監督碇谷敦
シリーズ構成村井さだゆき
キャラクターデザイン浅利歩惟、碇谷敦
音楽上田剛士、椿山日南子
アニメーション制作OZ
製作錆喰いビスコ製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1期:2022年1月11日 - 3月29日
話数第1期:全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメ

『錆喰いビスコ』 (さびくいビスコ) は、瘤久保慎司による日本ライトノベル。イラストは赤岸K、世界観イラストとしてmocha。電撃文庫 (KADOKAWA アスキー・メディアワークス) より2018年3月から刊行されている。第24回電撃小説大賞の銀賞受賞作[5]。防衛兵器の暴走によって文明が崩壊した未来の日本を舞台に、「錆び風」と呼ばれる現象に悩む人類と、それに対抗する力を持つ「キノコ守り」の青年の活躍を描く[6]。3巻までで第一部完としている[7]。2021年10月時点でシリーズ累計発行部数は30万部を記録している[8]

2019年版『このライトノベルがすごい!』では総合と新作で1位にランキングしており、『このラノ』としては初の快挙を達成している[9]。「ラノベ好き書店員大賞2019」文庫部門で3位を獲得している[10]

メディアミックスとして『マンガUP!』にて高橋佑輔によるコミカライズ第1弾が行われ[11][12]、同じくマンガUP!にて夏星創と萩織章仁によるコミカライズ第2弾「錆喰いビスコ2」が行われたり[13][14]河本啓佑の朗読でオーディオブック化されている[15]。2021年にはテレビアニメ化が発表された[16]
あらすじ

防衛兵器の暴走によって文明が崩壊し、荒野や砂漠が広がる未来の日本。人類は各所に城塞都市を構えて独自に統治しつつ、無秩序に野生化した防衛兵器に備えながら生き延びてきた。

その最中、有機物も含めすべてを錆びつかせる「錆び風」が猛威を奮っており、人類も錆び風により段々と錆びついていき、やがて命を落とす「サビツキ」に悩まされていた。「錆び風」の原因は、キノコの胞子とみなされ、キノコの扱いに長けた一族「キノコ守り」は迫害を受けていた。しかし、実際にはキノコこそが、治らないまでもサビツキを抑える効果があった。

世間の風評を気にせず、錆対策で各地でキノコを生やすキノコ守りの少年・赤星ビスコは、そのために騒動を起こし、通称「人喰い茸」として懸賞金を掛けられるにまで至ってしまっていた。そんなビスコの目的は、キノコ守りに伝わる、霊薬キノコ「錆喰い」を見つけることであった。
1巻
ビスコは、師匠ジャビのサビツキを治すため、「錆喰い」を求める道中として忌浜県へとやってくる。そこでビスコは、必死にサビツキ対策を行う美貌の少年医師・猫柳ミロと出会う。唯一キノコの力に気付いていた名医ミロはビスコの話を信じ、「錆喰い」を手に入れるため、共に東北を目指す。
2巻:血迫!超仙カケルシンハ
「錆喰い」を手に入れたものの、自らが錆喰いそのものとなり不死体質となってしまったビスコは、自らを元に戻すため、ミロと旅を続けていた。その手がかりとして、「出雲六塔」を擁する宗教国家・島根に、人を不老不死にしたり、あるいは元に戻すことができるという不死僧正・ケルシンハの話を聞く。そこで島根に向かう2人であったが、道中で出会った謎の瀕死の老人にビスコは胃を抜かれた上に謎の錆を植え付けられてしまう。それによって「錆喰い」の再生力が仇となり、早く胃を取り戻す必要が出たビスコは、老人を追って出雲六塔へと入る。
3巻:都市生命体「東京」
四国のキノコ守りの里で、ミロが正式にキノコ守りになる儀式の中、突如、都市ビルが生えだし、キノコ守り達が殺されていく。襲撃者の正体は、過去からやってきたアポロという男であり、日本が防衛兵器の暴走によって滅ぶ前の2028年に復元するため、未来を滅ぼすという。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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