銭函駅
駅舎(2018年8月)
ぜにばこ
Zenibako
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所在地北海道小樽市銭函2丁目2番5号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度8分37.16秒 東経141度9分34.83秒 / 北緯43.1436556度 東経141.1596750度 / 43.1436556; 141.1596750
銭函駅(ぜにばこえき)は、北海道小樽市銭函2丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS11。電報略号はセニ。事務管理コードは▲130120[3][4]。
歴史1976年の銭函駅と周囲750m範囲。左上が小樽方面。間に中線を挟む相対式ホーム2面2線、駅舎横札幌側に貨物ホームと引込線を有する。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
北海道で最初の鉄道として手宮駅 - 札幌駅間が開通した際に、これに合わせて開業した、北海道で最初の駅の1つである。
1880年(明治13年)
11月11日:官営幌内鉄道 銭函 - 手宮間で仮運転[1]。
11月18日:官営幌内鉄道 開運町駅(現在の南小樽駅) - 軽川駅(現在の手稲駅)間の試験開業に伴い、仮開業。一般駅。
11月28日:官営幌内鉄道 手宮駅 - 札幌駅間の仮開業に伴い、正式開業[1]。
1888年(明治21年)4月:官営幌内鉄道が北有社に運輸業務を譲渡。
1889年(明治22年)12月11日:北有社の事業譲渡に伴い、北海道炭礦鉄道に移管[1]。
1891年(明治24年)下期:停車場移転(札幌側に約100 m移転)[5]。
1893年(明治26年)3月21日:1891年(明治24年)の停車場移転に伴い、改キロ。
1894年(明治27年)9月10日:駅舎焼失[6]。
1895年(明治28年)下期:転車台設置。
1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[1]。
1909年(明治42年)
8月25日:国有鉄道 当駅 - 札幌駅間が複線化。
10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
1911年(明治44年)6月20日:函館本線 朝里駅 - 当駅間が複線化。
1931年(昭和6年)12月:現行駅舎に建て替え[新聞 1]。
1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
1968年(昭和43年)8月28日:函館本線のうち、当駅を含む小樽駅 - 滝川駅間が電化(交流20,000V・50Hz)。
1978年(昭和53年)10月2日:貨物取扱い廃止[1]。
1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止[1]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[1]。
1998年(平成10年)12月1日:自動改札機導入[7]。
2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[報道 1]。
2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始[報道 2]。
2010年(平成22年)6月:屋根から吊り下げられていた「銭函」が降ろされる[新聞 1]。
2015年(平成27年)9月27日:キヨスク閉店。
2016年(平成28年)6月:駅のバリアフリー化工事に着手[新聞 2]。
2017年(平成29年)10月7日:改札内のエレベーター、駅舎入口のスロープ、多機能トイレを設置するバリアフリー化が完成[新聞 2][報道 3]。
2021年(令和3年)度:話せる券売機を導入[報道 4]。
駅名の由来詳細は「銭函」を参照
所在地名より。ニシン漁で栄えたことによる和名である[新聞 1]。
駅名の縁起の良さから入場券が人気を集め、10月17日の「貯蓄の日」には記念入場券が販売されていた。 開業した当初から、西辻甚太郎が「酒まんぢう」を駅構内で立ち売りしていた。これは北海道で最初の立ち売りであるとされており、北海道における駅弁のルーツとも言われている。「酒まんじゅう」は戦後、販売中止となるが、1998年に復活し、キヨスクが2015年に閉店するまで販売されていた[新聞 1]。2007年には期間限定で駅弁「銭函」が販売された。 相対式2面2線のホームを持つ。
駅弁
駅構造