銚子ヶ峰
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銚子ヶ峰
一ノ峰から望む銚子ヶ峰
標高1,810.40[1] m
所在地岐阜県郡上市高山市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度03分43秒 東経136度45分56秒 / 北緯36.06194度 東経136.76556度 / 36.06194; 136.76556座標: 北緯36度03分43秒 東経136度45分56秒 / 北緯36.06194度 東経136.76556度 / 36.06194; 136.76556[2]
山系両白山地
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北緯36度03分43秒 東経136度45分56秒 / 北緯36.06194度 東経136.76556度 / 36.06194; 136.76556 (銚子ヶ峰)

銚子ヶ峰 - 地理院地図

銚子ヶ峰 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
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銚子ヶ峰(ちょうしがみね)は、岐阜県郡上市高山市にまたがる、標高1,810 m両白山地に属し、続ぎふ百山[3]に選定されている。
概要山頂の三等三角点と北側の展望

九頭竜川水系石徹白川の源流部に位置し、山域は白山国立公園内にある[4]。郡上市の最高峰であり[5]、旧白鳥町の北西端に位置する[6][7]。約500万-80万年前に活動していた「九頭竜火山列」(烏帽子岳鷲ヶ岳大日ヶ岳、銚子ヶ峰、願教寺山、経ヶ岳取立山大日山などの火山の東西配列)を構成する一つであり、安山岩質の溶岩からなる[8]。山頂の3.1 km南には、国の特別天然記念物に指定されている樹齢約1,800年の石徹白大杉がある。832年天長9年)に美濃から白山へ登拝するための美濃禅定道が開設され、その登路上にある。三つの禅定道のうち太平洋側の登拝者が美濃禅定道を利用し、古文書で「登り千人下り千人」との記載があり白山信仰が盛んだった当時賑わっていた[9][10]。山頂の南南東0.5 kmには泰澄の母ゆかりの「母御石(ははごいし)」があり、現在神鳩ノ宮避難小屋がある位置には登拝者のための「神鳩の宿」と呼ばれる宿泊施設があった[11]。山頂部はクマザサに覆われていて[12]ナナカマドなどが点在し、山腹にはブナミズナラなどの落葉広葉樹林が多い[13]。山頂には点名「銚子峰」の三等三角点と展望図の石柱が設置され、周辺の両白山地、北アルプス御嶽山などを望むことができる。
登山石徹白大杉

古くから美濃禅定道が白山の登拝者に利用されていた。美濃馬場の長滝白山神社を起点とし、白山中居神社と石徹白大杉を経由していた[14]。石徹白大杉から銚子ヶ峰へ至るルートは、現在の登山道と一致している。
登山ルート

石徹白大杉の下の登山口からの白山に至る美濃禅定道のルートにある。この石徹白登山口からのルートは、岐阜県による「岐阜県山のグレーディング(無雪時・天候良好時)」で技術的難易度が「ランクA/(A-E)」(低い)、体力度が「3/1-10」(やや低い)とされている[15]。登山口は郡上市により、休憩所・駐車場・トイレが整備されている[16]。石徹白大杉と神鳩ノ宮避難小屋の間には女人禁制の白山に登ろうとした泰澄の母を神様がしかったと伝えられる「おたけり坂」があり、その坂の上部に泰澄が差した杖が根付いたと伝えられる「カムロ杉」と泰澄の母が雨宿りしたと伝えられる岩屋がある[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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