銀狼怪奇ファイル
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銀狼怪奇ファイル
ジャンルテレビドラマ
原作金成陽三郎越智辺昌義
超頭脳シルバーウルフ
脚本田子明弘
羽原大介
大石哲也
演出佐藤東弥
保母浩章
井上健
出演者堂本光一
宝生舞
蟹江敬三
オープニング近藤真彦ミッドナイト・シャッフル
エンディング堂本光一「僕は思う
製作
プロデューサー井上健
蒔田光治
制作日本テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1996年1月13日 - 3月16日
放送時間土曜日21:00 - 21:54
放送枠土曜ドラマ (日本テレビ)
放送分54分
回数10
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『銀狼怪奇ファイル』(ぎんろうかいきファイル)は、1996年1月13日から3月16日まで日本テレビの『土曜グランド劇場』枠(毎週土曜日21:00 - 21:54、JST)で放送された日本のテレビドラマ。主演は堂本光一。平均視聴率は20.3%。
作品概要

正式な番組タイトルは『銀狼怪奇ファイル?二つの頭脳を持つ少年?』(ぎんろうかいきファイル?ふたつのずのうをもつしょうねん?)。原作:金成陽三郎、作画:越智辺昌義による漫画作品『超頭脳シルバーウルフ』を原作としているが、主人公の能力と主要な登場人物の名前以外はほぼ別作品となっている。堂本光一の初の単独主演連続ドラマであり、その一人二役と共に大きく話題となった作品である。

映像ソフトとしてバップよりVHSが発売された[1]。VHSでは前後編の事件においては、前編のエンディングと後編のオープニングがカットされて収録されている。

2022年現在、DVD版・Blu-ray版はリリースされていない。

堂本光一は2023年に自身のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』で『銀狼怪奇ファイル』について言及し、「どうしても第1話『首なしライダー』っていうのが表現的に今再放送がなかなか難しいんじゃないかって言われてますよね」「それぐらい当時はなかなか攻めたドラマだったんじゃないかと思います」と振り返っている[2]
あらすじ

父母を亡くし、父の友人・小早川順三郎に育てられた不破耕助は、順三郎の娘で姉同然の冴子と3人暮らしをする普通の高校生である。しかし、殺人事件に巻き込まれて命を失いかけて以降、「銀狼」と名乗る粗野で冷徹な別の人格が現れるようになった。耕助の頭蓋骨内には、優しく大人しい性格の普通の高校生「耕助」と、IQ220をもつ天才「銀狼」の2つの頭脳があり、危険が迫った時に切り替わることがわかる。

それ以後、耕助が通う天神学園で奇怪な殺人事件が起きるようになる。もはや超常現象としか説明しようのない不可能犯罪に対し、銀狼はその天才頭脳を駆使し、次々と科学的に事件を解決していくが、耕助には過酷な試練が待ち構える。やがて銀狼誕生の秘密や、全ての事件の裏に潜む「金狼」の存在、そしてその正体が明らかになっていく。
キャスト
主人公
不破耕助 / 不破銀狼
演 -
堂本光一KinKi Kids)(幼少期:北尾亘)主人公。天神学園高校1年生で、新聞部部員。後述の不破俊助による遺伝子操作により、生まれつき一人の体の中に、不器用だが心優しく穏やかな「耕助」と、頭脳明晰・冷静沈着だが、プライドが高く冷血漢の「銀狼」という、2つの頭脳を併せ持つ。耕助が精神的に追い詰められた時やパニックに陥った時に、互いの脳が切り替わり、銀狼が出現する。【耕助】:銀狼とは異なり、人並みの知能しか持たず不器用で平凡だが、穏やかで家族や新聞部員からも愛される存在。小早川家の家事・炊事は全て耕助が担当している。5歳の頃に父・不破俊助により小早川家に預けられて以降、銀狼に切り替わることもなく、姉の冴子や養父の順三郎と共に平穏な日々を送っていたが、高校1年次、親友の赤間良と共にバイク事故に遭い心停止した際、11年ぶりに銀狼と切り替わり、一命を取り留める。以後、学園に起こる奇怪な事件に巻き込まれていくが、その過程でパニックに陥ったり狼狽すると銀狼に切り替わるようになる。耕助と銀狼は、一方が表に出ている時に何をしているかが、お互いに把握しているが、銀狼の行動は耕助からは無茶なものに見えるため、耕助には悩みの種でもある。最終決戦に臨む際、次に切り替われば最後、二度と表に現われることができなくなることを知りながら、姉の冴子を救うために、銀狼に後を託すとの覚悟を見せた。最終的には、銀狼の意思で復活を果たす。【銀狼】:不破耕助の体に存在するもう一つの頭脳。パーマのかかった髪型になり、青味がかった銀色の瞳と知能指数220という並はずれた知能を持つ。耕助とは正反対の粗野な性格ゆえ、表に出た際、相手に対して「俺をなめるなよ」や「なめてンじゃねェぞ」と言い放つ。この他、事件のトリックを暴くと決意した際の「俺に不可能はない」や事件のトリックを見破った際に放つ「なるほどね」も口癖としている。また、姉の冴子ばかりでなく、相手の年齢や立場を問わず、教員の大林大作や春日みどりなどに対してでもファーストネームで呼ぶことも特徴である。頭脳面だけでなく、身体能力においても銀狼と耕助との間には大きな差があり、喧嘩が弱く、物語中盤まで自転車にも乗ることができなかったほどの運動音痴である耕助に対し、銀狼はオートバイも乗りこなせるほど運動神経抜群で格闘術にも優れている。このように耕助よりも圧倒的に知能や運動能力が高いこととプライドの高さから銀狼は耕助のことを見下している。その一方、亡き父・俊助を思い慕う点では耕助と同じであり、「耕助のように子供らしく過ごしたかった」(幼少期の誕生日プレゼントを耕助と銀狼それぞれに渡されたが、耕助はラジコンに対し、銀狼は顕微鏡と異なっていた)ことが順三郎の催眠暗示による幼少期の調査で明らかになる。以上のように高い知能と優れた能力を駆使し、銀狼は大胆不敵に学園に起こる奇怪な事件のトリックを暴いていく。しかし、銀狼の推理は正しいものの銀狼にトリックが看破された際に金狼が新たなトリックに切り替えるため、推理が外れ(たように見え)ることがある。この際には激しく動揺し、耕助に切り替わってしまう。このような銀狼と耕助との切り替わりは、回数を重ねるごとに両者の脳にダメージを蓄積していき、最終的には、どちらか一方の脳が活動を停止させなければならない状況となる中、「今、(金狼を倒すために)必要なのは耕助よりも遥かに優秀な自分である」と主張するが、金狼との最終決戦の後、冴子に「最初で最後の誕生日プレゼント」として、耕助を還すことを告げ、微笑みを浮かべながら眠りに付いた。
小早川家
小早川冴子
演 -
宝生舞天神学園高校3年生で新聞部副部長。小早川家に引き取られた耕助を「耕ちゃん」と呼び、弟のようにかわいく思っているが素直になれない性格。キャリアを目指す女には必要ないと言って家事を手伝おうとしない。耕助とは正反対の銀狼を毛嫌いしている。最終話で金狼に捕らえられ、時限性の毒を打たれて銀狼を誘い出すための人質にされるが、銀狼に救出され、金狼が用意していた解毒剤で一命を取り留め、銀狼の優しさを知る。卒業後は天神学園に近い大学へ進学。
小早川順三郎[注 1]
演 - 蟹江敬三小早川冴子の父。高田馬場大学医学部教授で医師を務める。身寄りのなくなった5歳の耕助を引き取り、育てる。自然現象に関しての知識が豊富。耕助と銀狼の切り替わりの限界から、銀狼の脳の活動を停止させようとするが、新聞部部員たちの妨害で失敗。
小早川家の愛犬
演 - ピュンピュン(犬)小早川家の愛犬。番犬として飼育され、門の脇に繋がれ、根城として、赤い屋根の小屋を与えられている。順三郎に貰われてきて溺愛されている。主人である順三郎には尻尾を振って対応するものの耕助には夜に帰宅した際に吠えるなど、あまり懐いていない様子。雌雄と名前は不明。
天神学園高校
薬師寺力(-つとむ)
演 -
三宅健V6、Coming Century)天神学園高校1年生。同級生の不良グループにいじめられており、晴れの日に赤い雨傘を差して登校することを命じられていた。その後、不破耕助の勧誘で新聞部に入部。途中から転入してきた吉川に好意を寄せるが、それを見透かされてはあしらわれるばかりの気弱な性格。その正体は銀狼の異母兄弟の金狼であり、いじめられっ子の生徒を演じて周囲を欺き、耕助の周囲の人々を事件の加害者・被害者に仕立て上げ、事件を起こしていた。最終対決においては、自身の死を演出(とある少女をバイトと偽って、ミイラ化させた)した後、耕助の前に姿を現し、金狼としての正体を露わにした。テレビドラマ『金田一少年の事件簿』第2シーズン「異人館ホテル殺人事件」では新聞部員として登場している(後述のコラボレーション参照)。


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