この項目では、日本にある駅について説明しています。香港にある駅については「銀座駅 (香港)」をご覧ください。
銀座駅
A3番出入口と銀座和光(2019年5月)
ぎんざ
Ginza
右上は銀座一丁目駅
所在地東京都中央区銀座四丁目1-2.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度40分22.2秒 東経139度45分47.7秒 / 北緯35.672833度 東経139.763250度 / 35.672833; 139.763250
銀座駅(ぎんざえき)は、東京都中央区銀座四丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。中央区最西端の駅である。 銀座線・丸ノ内線・日比谷線の3路線が乗り入れ、各路線ごとに駅番号が与えられている。 銀座線の車内放送では、駅名に続いて「松屋・三越前」(渋谷方面)または「三越・松屋前」(浅草方面)とアナウンスされているが[2]、案内サインや路線図には記載されていない。 東京メトロ日比谷線は、終着駅である北千住駅より、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)を経由して日光線南栗橋駅まで相互直通運転を実施している。 駅務管区所在駅であり、銀座駅務管区として銀座地域、新橋地域、東銀座地域を管理する[1]。銀座地域は、当駅のみを管理している[1]。 丸ノ内線のホームが建設された当時は、銀座線のホームとは改札内で接続されず、西銀座駅(にしぎんざえき)という別の駅として開業した[3]。後に日比谷線の銀座駅が開業し、日比谷線ホームを介して銀座線と接続されたため、この時丸ノ内線の駅も銀座駅に改称し、銀座線・日比谷線の銀座駅と同一駅の扱いになった[4]。 中央通り(銀座通り・国道15号)の地下に銀座線ホーム(北緯35度40分16秒 東経139度45分53.5秒 / 北緯35.67111度 東経139.764861度 / 35.67111; 139.764861 (東京メトロ銀座線 銀座駅)
概要
東京メトロ
銀座線 - 駅番号はG 09。
丸ノ内線 - 駅番号はM 16。
日比谷線 - 駅番号はH 09[注 1]。
歴史
1934年(昭和9年)3月3日:松屋と三越の資金提供を受け[5]、東京地下鉄道(現・東京メトロ銀座線)の駅が開業[6]。
1941年(昭和16年)9月1日:陸上交通事業調整法により東京地下鉄道が帝都高速度交通営団(営団地下鉄)に統合、営団地下鉄の駅となる[7]。
1945年(昭和20年)1月27日:連合国軍機から投下された2,000ポンド爆弾が直撃し、浅草方面行ホーム新橋側の天井の一部が瓦解[8]。加えて水道管破裂により日本橋駅 - 新橋駅間のトンネルが水没し、被害区間以外での折り返し運転となった(同年3月10日全面復旧)[9]。
1956年(昭和31年)5月21日:乗車券自動券売機を設置[10]。
1957年(昭和32年)12月15日:営団地下鉄丸ノ内線の西銀座駅が開業[3]。銀座線銀座駅との乗り換え業務を開始。
1964年(昭和39年)8月29日:営団地下鉄日比谷線の駅が開業[4][11]。同時に丸ノ内線西銀座駅を銀座駅に統合[4]。
1969年(昭和44年)11月13日:当駅周辺の地下街で学生デモが行われた後、地下通路や駅構内で火炎瓶を投擲して炎上させるテロが発生[12]。火災により駅の機能が一時停止[12]。
1971年(昭和46年)7月1日:営団では初となる駅冷房を開始(日本橋駅と同時)[13][14][注 2]。
1983年(昭和58年)4月1日:案内所を開設(日本橋駅と同時)[15]。
1993年(平成5年)11月4日:継続定期券発売機を導入[16][注 3]。
1994年(平成6年)10月13日:ステンドグラス「楽園」を中心とした芸術空間「銀座のオアシス」をコンコースに設置[17][18][19]。
2000年(平成12年)6月8日:「関東の駅百選」に選定される[20][21]。選定理由は、「東京の中心地で地下鉄創業者早川社長の銅像があり、ステンドグラス『楽園』を音響、照明等で演出された芸術的な空間駅」[22]。
2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄民営化に伴い、東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[23]。同時に案内サインシステムを更新[注 4]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[24]。
2008年(平成20年)3月23日:丸ノ内線ホームの可動式ホーム柵を稼働開始。
2012年(平成24年)
6月29日:駅ナカ商業施設「Echika fit 銀座」がオープン[25]。
10月31日:銀座線ホームに発車メロディを導入[26]。
2016年(平成28年)
1月26日:C2出口付近にある通気口の内部で埃などが燃えて駅構内に煙が充満し、日比谷線が一時全線で運転を見合わせ、約6万8千人に影響が出た[27]。
4月8日:日比谷線ホームに発車メロディを導入[28][29]。
2020年(令和2年)
2月7日:日比谷線ホームの発車メロディのバージョンを変更。
6月6日:東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅との乗り換え業務を開始[30]。
10月16日:当駅のリニューアルが完成、施設の報道向け公開が行われる[31]。
2021年(令和3年)10月20日:「銀座駅リニューアル」として2021年度グッドデザイン賞を受賞[32]。
駅構造
銀座線と丸ノ内線のホームは同一階層(地下2階)に、日比谷線のホームはそれらの1層下(地下3階)に位置している。日比谷線ホームまたは地下2階(ホーム直上)にある改札内連絡通路を経由することで、3路線は改札内で乗り換えが可能である。
戦前の銀座線(東京地下鉄道)建設着手時に、新宿から築地を経て大塚駅へと至る免許線が銀座四丁目交差点付近で立体交差する予定であった[注 5][34][35]。