鉄道捜査官
[Wikipedia|▼Menu]

西村京太郎サスペンス
鉄道捜査官
ジャンル
刑事ドラマ
原作西村京太郎(第2作・第4作 - )
脚本深沢正樹
監督村川透
出演者沢口靖子
金子昇
筧利夫
製作
プロデューサー都築歩(テレビ朝日)
藤田恵里香(ViViA
制作テレビ朝日

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

第1作 - 第15作
(土曜ワイド劇場)
オープニング歴代オープニングを参照
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2000年9月9日 - 2015年4月4日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数15
土曜ワイド劇場[リンク切れ]

第16作
(土曜プライム・土曜ワイド劇場)
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2016年10月8日
放送時間土曜 21:00 - 23:06
放送枠土曜ワイド劇場
放送分126分
回数1
土曜プライム・土曜ワイド劇場[リンク切れ]

第17作
(日曜ワイド)
放送期間2017年6月11日
放送時間日曜 10:00 - 11:50
放送枠日曜ワイド
放送分110分
回数1
日曜ワイド[リンク切れ]

第18作
(日曜プライム)
放送期間2018年5月13日
放送時間日曜 21:00 - 23:05
放送枠日曜プライム
放送分125分
回数1
日曜プライム[リンク切れ]

第19作
放送期間2021年8月2日
放送時間月曜 20:00 - 21:48
放送枠ドラマスペシャル
放送分108分
回数1
公式サイト
テンプレートを表示

『鉄道捜査官』(てつどうそうさかん)は、2000年から2021年までテレビ朝日系で放送されていた刑事ドラマシリーズ。主演は沢口靖子

第15作までは(『土曜プライム』の一企画扱いに降格前の)『土曜ワイド劇場』にて、第16作は『土曜プライム・土曜ワイド劇場』にて、第17作は『日曜ワイド』にて、第18作は『日曜プライム』にて、第19作は『ドラマスペシャル』にて、それぞれ放送されていた。

制作サイドであるテレビ朝日が、2022年をもって不定期で放送されていた2時間サスペンスドラマ自体の放送を打ち切ることが決定したため、全19作で終了となった。
概要

架空の捜査部署である「警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所刑事課」に所属する刑事の活動を描く。

第1作、第3作を除き西村京太郎原作となっているが、同名の小説シリーズは存在しておらず、花村や鉄道捜査隊などの設定はドラマオリジナルとなっている[注 1]。第1作、第2作は『鉄道おんな捜査官 花村乃里子』(てつどうおんなそうさかん はなむらのりこ)のタイトルで放送された。なお、西村原作でない第1作、第3作はタイトルに『西村京太郎サスペンス』を冠していない。

2019年3月17日放送分では、同じ西村京太郎原作の『西村京太郎トラベルミステリー』とのコラボレーション企画として『十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子』が放送され、当番組からは花村・手塚・大沢の3人がゲスト出演を果たした[1][2]
キャスト
警視庁鉄道捜査隊東京駅分駐所
花村乃里子
演 -
沢口靖子[3](15歳:河原美結[4]〈第14作・第16作〉)経歴:世田谷西警察署→ 警視庁鉄道捜査隊(第1作 - )鉄道捜査官。階級は警部補。分駐所で主任を務める刑事。三崎、轟の3人で「レディース」と称されていた頃もある。同じく刑事であった夫・吾郎と結婚するも、1年後に殉職という形で喪っている[注 2]。大卒で学生時代は演劇サークルに在籍していた[注 3]。第2作では事件解決の功績により警視総監賞を授与される話もあったが、実際に授与されたかは不明である。非番の日でも体を動かすことを欠かさず、気になることは徹底的に追究する。そのために働きづめになっていることから、周囲が理由を付けて彼女を休ませている(第3作)。鉄道捜査隊に来る前は世田谷西警察署に勤務していた(第5作)。滝本裕介は世田谷西警察署に勤務していたときの先輩である(第18作)。20年前は新宿中央署に勤めており、警視庁捜査一課警部補の三沢貴彦はその時の先輩刑事であった(第19作)。体術は得意らしく、追いつめられて抵抗した犯人を単独で取り押さえることも多い。
望月春樹
演 - 比留間由哲(第1作・第2作)、小林健(第3作・第4作)、長谷川朝晴(第5作 - )鉄道捜査官。階級は巡査
品川福太朗
演 - 本田大輔(第19作)鉄道捜査官。
野川一郎
演 -
筧利夫(第12作 - )経歴:警視庁捜査一課→ 警視庁鉄道捜査隊(第12作 - )刑事課課長。第11作で辞職した倉田課長の後任として第12作から登場。柔道4段、逮捕術3段、射撃1級を持つ。かつては警視庁捜査一課にいたが、事件の捜査方針に納得がいかず、上司と衝突したことがきっかけで配転となり、現職に就くこととなった。小料理屋「てまり」の女将である手塚真理絵に好意を寄せていると思われる描写が幾つか存在する。
元鉄道捜査官のメンバー
倉田剛
演 -
地井武男(第1作 - 第11作)経歴:警視庁捜査一課→ 警視庁鉄道捜査隊(第1作 - 第11作)課長。階級は警視。花村の上司でありかつ彼女の良き理解者である。感謝状などの賞状を貰うことが好きで、「賞状コレクター」と部下に言われている。かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事であったが、殺人事件で被疑者を苦労の末に逮捕するも、公判無罪とされ、誤認逮捕とマスコミに大きく報じられた責任を取り鉄道捜査隊へ配転。第11作で捜査一課への復帰の動きがあるも、捜査上の失態の責任を取り辞表を提出した。
三崎真弓
演 - 今村恵子(第1作 - 第10作・第12作)鉄道捜査官。花村と行動を共にすることが多かった。(主要メンバーの1人だったが、私生活での結婚出産、退社の関係から、12作を最後に降板)
轟悦子
演 - 松本ちえこ(第1作 - 第3作)鉄道捜査官。初期メンバーで鉄道捜査官レディースメンバーの一人で花村主任の参謀、助手役的な存在。
山野浩二
演 - 菊地康二[5](第1作 - 第3作)鉄道捜査官。
久我達也
演 - 野村祐人(第4作 - 第8作)鉄道捜査官。階級は巡査長。第4作からの登場。その初登場作で被疑者を庇う行動を見せるなど警察官としては未熟な場面も見られた。捜査中でも駅弁を買い込んだりもみじ饅頭をほおばるなど食い意地は忘れない。鉄道マニアでそれが捜査に役立つことも多々あるが、第5作における函館本線上下線の運転経路の件や容疑者絞り込みなどの場面では、若干思い込みが強すぎることもある様子。望月と行動を共にすることが多かった。第9作以降は登場しない。
立花広太郎
演 - 金子昇(第9作 - 第18作)鉄道捜査官。シリーズ途中で久我に代わる新人として登場。美人相手になるとフットワークが軽く、事件に関わる女性とデートしたり(第9作)いい雰囲気になる(第10作)ことが多い。
西岡早紀
演 - 松村真知子(第11作・第12作)鉄道捜査官。地味な風貌で化粧っ気もなくとても刑事には見えない。研修中の刑事[注 4]
内海早苗
演 - 大塚千弘(第13作 - 第18作)鉄道捜査官。階級は巡査。乃里子と行動を共にすることが多い。バイク好きで高校時代に二輪免許を取得、白バイ警官に憧れて警察官になった事を第13作で花村に打ち明けている。かなり腕っ節が強い。
花村家
花村吾郎
演 -
市山登(第1作)乃里子の夫。西新宿警察署の元刑事。5年前殉職。
花村光代
演 - 大方斐紗子(第1作 - 第7作)乃里子の義母で吾郎の母。小料理屋「花むら」の女将。
小料理屋「てまり」 と カフェ「マリエ浪漫」
手塚真理絵
演 -
山村紅葉(第8作 - )倉田が行きつけの小料理屋「てまり」の女将(第8作 - 第16作・第18作)。第17作では「大正ロマン」を基調としたカフェ「マリエ浪漫」に移行。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:108 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef