鈴子の恋
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鈴子の恋
ミヤコ蝶々女の一代記
ジャンル
テレビドラマ
企画西本淳一(東海テレビ)
脚本大石静
長沖渉
演出木下高男 ほか
出演者映美くらら
浅野ゆう子
片岡鶴太郎
オープニング松任谷由実恋をリリース
製作
プロデューサー服部宣之(東海テレビ)
鈴木伸太郎(共同テレビ)
制作東海テレビ
共同テレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2012年1月5日 - 3月30日
放送時間月曜 - 金曜 13:30 - 14:00
放送枠東海テレビ制作昼の帯ドラマ
放送分30分
回数62
公式サイト
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『鈴子の恋 ミヤコ蝶々女の一代記[注 1]』(すずこのこい ミヤコちょうちょうおんなのいちだいき)は、2012年1月5日から3月30日まで東海テレビ共同テレビの共同制作によりフジテレビ系列昼の帯ドラマ枠で放送されていた日本のテレビドラマ。平均視聴率4.2%。
概要

激動の昭和時代に波乱万丈な人生を生き抜いた女優ミヤコ蝶々(本名:日向鈴子)の生涯を描いた昼ドラマ。鈴子を演じるのは本作がテレビドラマ初主演となる元宝塚歌劇団月組トップ娘役・映美くらら。鈴子の母役で共演の浅野ゆう子は東海テレビ帯ドラマでは本作が初出演となる。また、鈴子の父役で出演する片岡鶴太郎は左利きによる毛筆書きで本作のタイトルロゴも手がけている。

キャッチコピーは「献身。愛欲。蝶々。」。
出演
主要人物
日向鈴子(
ミヤコ蝶々):映美くらら(幼少時代:美山加恋
主人公。旅芝居「日向鈴子一座」の座長→吉本興業所属芸人。のちに秋田の命名により芸名を「ミヤコ蝶々」とする。旅芝居一座に育ったため、幼少期は学校に殆ど通えず、地元の子供から「河原乞食」と罵られた事もあるが、その際には相手に毅然とした態度で言い返すなど勝ち気な性格の少女であった。その後は芸に生きながら恋をするが二度も周りにより引き裂かれる。その後せいに見抜かれて吉本に引き抜かれるが周りからは冷遇されていた。その際支えてくれた柳枝と不倫の末結婚、戦後は二人で劇団を立ち上げるが柳枝が劇団員の美麗と関係した事で離婚。さらに相方の一郎とうまくいかなかったこともあってヒロポンに溺れたが、朝治の支えにより克服し彼と再婚するも、またも不倫され離婚に至った。更に、朝夕放送のプロデューサー・田淵とは相思相愛だがすれ違いが続いていた。彼とやがて関係を持つが田淵は郁子とも肉体関係になっていた。尊敬していたワカナを亡くした経緯もあり、ヒロポンを嫌うが、一時自身も、ヒロポンに溺れた事がある。
日向さき:浅野ゆう子
鈴子の継母。英次郎の現妻。元は芸者であったが英次郎と駆け落ちした。鈴子とは血の繋がりはないが、鈴子を実の娘のように愛情を持って育てた。鈴子の芸事の師匠。鈴子の劇団が中国慰問中に白血病により亡くなる。
ミス・ワカナ三倉佳奈
鈴子が慕う破天荒な天才漫才師。鈴子の良き理解者。恋愛にはオープンな性格。後にヒロポンに溺れ、柳枝劇団のサポートもあって立ち直るが、ヒロポンが遠因により若くして亡くなる。
三遊亭柳枝神保悟志
落語家。鈴子の最初の夫。彼女とは不倫の末に再婚した。鈴子の3度目の恋の相手。美麗との関係が原因で離婚。その後も鈴子とは交流しており、鈴子の腕の中で末期の肝臓病のため亡くなる。
斎藤ハナ:多岐川裕美(特別出演)
鈴子と英一の実母。英次郎の元妻。
吉村朝治(南都雄二):山崎樹範
鈴子の弟子、後に相方。2度目の夫。鈴子の4度目の恋の相手。郁子との関係中に子供ができたのが原因で離婚。離婚後も鈴子とは仕事上のパートナーであり、私生活でも鈴子に甘えていた。愛する鈴子の横で患っていた糖尿病により、静かに亡くなる。
坂巻良太:鈴木裕樹(幼少時代(橋口良太):西井幸人
鈴子の初恋の相手。筑豊の資産家の家に育つが、実家が破産。バイオリンをこよなく愛する。南京で鈴子と再会するが、ビルマ戦線で左手を失う。ワカナにヒロポンを教えてしまう。しばらく大阪の闇市で働いていたが音楽を志し東京へ。後に指揮者として頭角を現しドイツの楽団で活躍する。
春夫:佐野和真
一座の漫才師兼ギター演奏者。幼い鈴子に読み書きを教えていた。鈴子と漫才コンビを組んでいた頃、赤紙が届く。復員後は「倶楽部ほうぜんじ」で働く。
佐伯真蔵:木村了
劇場主の息子。鈴子の2度目の恋の相手。鈴子と駆け落ちしたが実家に戻され、鈴子を忘れるため資産家の娘と結婚。劇場経営を継ぎ、その後も鈴子を支援している。
吉本せいかとうかず子
吉本興業の創業者。鈴子を何かと気にかけている。
日向英次郎:片岡鶴太郎
鈴子の父。さきの夫。一座の座頭。和歌山の軍需工場で働いていたが、記憶喪失と結核のため終戦後数年間連絡が取れなくなる。鈴子に引き取られ、暫くして亡くなる。
日向鈴子一座
夏子:
大谷みつほ
一座の漫才師。花丸と不倫関係になり妊娠し、娘・美咲を出産したが里子に出す。成人した美咲と再会し和解する。


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