『釣りバカ日誌3』(つりバカにっしスリー)は、1990年12月22日公開の日本映画。『釣りバカ日誌』シリーズ第3作。同時上映は『男はつらいよ 寅次郎の休日』。 仕事よりも釣りと妻をこよなく愛する万年ヒラ社員の浜崎伝助と彼を心から支える妻みち子。そんな2人の悩みは結婚後いつまでも子宝に恵まれないこと。そんな2人をわが子のように心配するのは、伝助が勤務する会社の社長のスーさん。スーさんはそんな伝助を励まそうと自身の思い出の地・星ヶ浦へと釣りへ誘う。その彼らに船頭の松造から「この人も一緒にお供させてやってくれ」と言って頼まれ同乗させた女性・雪子は、スーさんがかつて戦時中に現地で恋した女性の娘だった。雪子は毎年母の命日に星ヶ浦へお墓参りをしているが、そのお墓も近いうちにリゾート計画によって立ち退きを迫られているという。スーさんは断固反対するよう雪子にアドバイスをするが、後日その元凶が自分の会社である鈴木建設だったと知り、スーさんは立場上困惑してしまう。そんな中、スーさんが中米のパナマに休暇に出ている最中、伝助と雪子は星が浦の公民館でリゾート開発反対運動に参加してしまう。反対運動が盛り上がった新聞報道で急きょ帰国したスーさん、幹部社員一同は新聞に載っていた写真を見て、反対運動に伝助が加わっていたことを知り、就業規則違反で懲罰委員会に呼び出す。なんと伝助はリゾート開発の委託企業が鈴木建設であることをその場で知り呆然。思わず伝助が開発を反対したことに感動したのか興奮して「えらい」と発言したことに対し、課長の佐々木和男が「えらくないよバカ!」とたしなめた。だだ、スーさんは住民の一部でも反対者がいれば開発を中止する経営哲学にのっとり、中止を決断。そこで伝助は出社停止2週間の間、スーさんと星が浦で釣りを楽しんだ。そのとき、伝助はみち子の妊娠検査の結果をスーさんの携帯電話で聞くが、みち子が「だめだった」というと伝助は「がっかりしちゃったなあ」と携帯電話を海に投げてしまった。だが、みち子がウソをついて、妊娠3か月だということを知る由もなかった。 回数テレビ局番組名放送日
あらすじ
キャスト
浜崎家
浜崎伝助(鈴木建設営業三課) - 西田敏行
浜崎みち子(妻) - 石田えり
鈴木家
鈴木一之助(鈴木建設代表取締役社長) - 三國連太郎
鈴木久江(妻) - 丹阿弥谷津子
メインゲスト
佐原雪子(星ヶ浦の女性) - 五月みどり
鈴木建設
秋山鉄蔵(専務) - 加藤武
片山(常務) - 佐々木勝彦
堀田(常務) - 前田武彦
草森(秘書) - 園田裕久
内野(部長) - 三谷昇
佐々木和男(営業三課課長) - 谷啓
笹原(営業三課) - 丹野由之
恵(営業三課) - 戸川純
香織(営業三課) - TARAKO
前原(運転手) - 笹野高史
その他
松造(星ヶ浦の釣り船の船頭) - 花沢徳衛
スタッフ
監督 - 栗山富夫
製作 - 内藤誠
原作 - やまさき十三(作)、北見けんいち(画)(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
脚本 - 山田洋次、堀本卓
プロデューサー - 瀬島光雄、中川滋弘
撮影 - 安田浩助
美術 - 重田重盛
照明 - 粟木原毅
編集 - 鶴田益一
音楽 - 中西俊博
助監督 - 梶浦政男
ロケ地
静岡県西伊豆町
受賞歴
第9回ゴールデングロス賞優秀銀賞
地上波放送履歴
初回日本テレビ金曜ロードショー1991年12月13日
2回目1993年1月22日
3回目1994年7月22日
4回目フジテレビゴールデン洋画劇場1996年1月6日
5回目2000年4月1日
脚注^ ⇒1991年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
外部リンク
公式ウェブサイト
釣りバカ日誌3
⇒釣りバカ日誌3 - KINENOTE
釣りバカ日誌3
釣りバカ日誌3 - 映画.com
表
話
編
歴
釣りバカ日誌
アニメ
テレビアニメ
メディアミックス
スーパー戦隊シリーズ(爆竜戦隊アバレンジャー)
映画
第1作
2
3
4
5
6
スペシャル
7
8
9
10
花のお江戸
イレブン
12 史上最大の有給休暇
13 ハマちゃん危機一髪!
14 お遍路大パニック!
15 ハマちゃんに明日はない!?
16 浜崎は今日もダメだった♪♪
17 あとは能登なれハマとなれ!
18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
19 ようこそ!鈴木建設御一行様
20 ファイナル
ドラマ
新入社員 浜崎伝助・新米社員 浜崎伝助
関連人物
やまさき十三