かなあしむら
金足村
廃止日1955年1月1日
廃止理由編入合併
金足村の一部(乱橋および八丁目の一部) → 昭和町
金足村の残部 → 秋田市
現在の自治体秋田市、潟上市
廃止時点のデータ
国 日本
地方東北地方
都道府県秋田県
郡南秋田郡
金足村役場
所在地秋田県南秋田郡金足村
座標北緯39度50分00秒 東経140度04分41秒 / 北緯39.83339度 東経140.07806度 / 39.83339; 140.07806
金足村(かなあしむら)は、秋田県南秋田郡にあった村。現在の秋田市および潟上市の各一部にあたる。目次 1914年(大正3年)、黒川油田の五号井から大量の原油が噴出し、これを発見した出光商会(現・出光興産)の親会社である日本石油の株価は連日ストップ高になったという。[3] [脚注の使い方]
1 歴史
2 油田
3 脚注
4 参考文献
5 関連項目
6 外部リンク
歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、南秋田郡岩瀬村・片田村・吉田村・小泉村・鳰崎村・高岡村・黒川村・下刈村・八丁目村・浦山村・乱橋村・堀内村が合併して金足村が発足。旧12村は大字となる。村役場は岩瀬前山に設置[1]。
県が作成した新町村区画の原案では、片田村・吉田村・小泉村・鳰崎村・高岡村・黒川村が「上金足村」、岩瀬村・下刈村・八丁目村・浦山村・乱橋村・堀内村が「下金足村」になるというものだったが、12ヶ村が連名で金足村1村への合併を主張し、県に認められた[2]。
1892年(明治25年) - 村役場を村域中央にあたる浦山へ新築移転[1]。
1902年(明治35年)10月21日 - 下刈字海老穴に奥羽北線の追分駅が開業。
1955年(昭和30年)1月1日 - 乱橋の全域と八丁目の一部が南秋田郡昭和町(現・潟上市)に、残りの地区が秋田市に編入され、金足村は廃止される[1]。
昭和町へ編入された2大字はそのまま昭和町の大字へ移行(潟上市発足時に「昭和」を冠称)[1]。
秋田市へ編入された10大字は、「金足」を冠した上で秋田市の大字へ移行[1]。八丁目のうち秋田市へ編入された地区には金足大清水を新設[1]。また、下刈のうち字海老穴を分割して金足追分を新設[1]。都合、秋田市の金足地区として12大字になる。
油田
脚注
^ a b c d e f g 「角川日本地名辞典 5 秋田県」p.202。
^ 「秋田市史 第四巻」p.288。
^ 水木楊 (2013). 出光佐三 反骨の言魂. PHPビジネス新書
参考文献
「角川日本地名辞典 5 秋田県」角川日本地名大辞典編纂委員会、1980年
「秋田市史 第四巻 近現代I 通史編」秋田市史編集委員会、秋田市、2004年
「出光佐三 反骨の言魂」水木楊、PHPビジネス新書、2013年
関連項目
秋田県の廃止市町村一覧
秋田県立金足農業高等学校
外部リンク
⇒秋田県南秋田郡金足村 (05B0070008) 。歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ
更新日時:2021年2月19日(金)12:42
取得日時:2021/05/13 12:35