金石 勝智(かねいし かつとも、1968年11月21日)は、大阪府出身の元レーシングドライバーで、現在はチーム・リアル(Real Racing)の代表。同じくレーシングドライバーの金石年弘は従弟。目次
1 プロフィール
2 戦歴
3 レース戦績
3.1 レース通算戦績
3.2 全日本F3000選手権/フォーミュラ・ニッポン
3.3 全日本F3選手権
3.4 全日本ツーリングカー選手権(JTC)
3.5 全日本ツーリングカー選手権(JTCC)
3.6 全日本GT選手権/SUPER GT
3.7 ドイツツーリングカー選手権
3.8 ル・マン24時間レース
4 関連項目
5 リンク
プロフィール
身長:177cm
血液型:Rh+B型
愛車:ホンダ・レジェンド
戦歴
1980年にカートレーシングでデビュー。
1988年に鈴鹿FJ1600でチャンピオンを獲得。
1989年・1991年には全日本F3選手権に参戦。
1990年に全日本F3000選手権に当時の最年少である21歳でステップアップ。名門ヒーローズレーシングへは、テストドライバーを経た上でレギュラードライバーに昇格している。
1995年から1998年まで全日本ツーリングカー選手権に参戦した。
1998年最終戦富士スピードウェイで勝利しインターTEC最後の優勝ドライバーとなった。
1996年から2002年までは全日本選手権フォーミュラ・ニッポンに参戦した。
全日本F3000選手権の時代から長らく勝利経験が無かったが、1996年最終戦富士スピードウェイで初優勝を挙げた。
2002年第8戦MINEにて、国内トップフォーミュラ通算100戦出走を達成した。
1997年から2002年まで全日本GT選手権にフル参戦した。
2001年にはパートナーの土屋圭市と共に最終戦までチャンピオン争いをしシリーズ2位となった。
1999年から2001年及び2005年から2006年には鈴鹿1000kmに参戦し、1999年・2000年と2年連続総合優勝を果たしている。
2003年にはARTAの支援を受けドイツに渡り、ドイツツーリングカー選手権(DTM)に日本人として初のフル参戦を果たした。与えられたマシンがメルセデス・ベンツ・CLKの前年型だったことなども影響したためか、シリーズ22位に終わった。
2004年には日本に戻り、再び全日本GT選手権にフル参戦した。2005年はル・マン24時間レースに童夢ワークスから参戦したがリタイアに終わった。
2005年にARTAのプロデューサーとなり、2006年にはARTAのフォーミュラ・ニッポンのチーム監督を務めた。
2007年に自らのチームReal Racingを発足させ、オーナードライバーとして再びSUPER GT(旧全日本GT選手権)にフル参戦した。
2009年8月14日、この年のSUPER GT 第6戦(インターナショナルポッカGT)をもって現役を引退することを発表した。同レースにReal Racingの第3ドライバーとして登録し、決勝レースではわずか2周のドライブながら有終の美を飾った。尚、そのピットアウトの際、彼の駆るマシンに観客からは惜しみない拍手が浴びせられた。
現在はReal Racing代表として、SUPER GTとスーパーフォーミュラのチーム代表を務めている。
レース戦績
1988年
鈴鹿FJ1600・Aクラス(シリーズチャンピオン)
鈴鹿FJ1600・Bクラス(シリーズ2位)
1989年 - 全日本F3選手権<Rd.1-8>(LE・GARAGE COX RACING TEAM #5 CHIKAGO PIZZA RT-32無限→RT33無限→KAWAI・STEEL・RT33無限/ラルトRT32→33・無限)(シリーズ5位)
1990年 - 全日本F3000選手権(MOLA C2 RACING TEAM #20 MOLA C2 89→T90/ローラT89/50→T90/50・無限MF308)
1991年
全日本F3選手権(#19 CABIN RT35 無限/ラルトRT35・無限)(シリーズ2位・2勝)
インターナショナルF3リーグ (CABIN Racing TEAM with IMPUL #85 CABIN RT35 無限/ラルトRT35・無限)
全日本F3000選手権(ZOOM RACING #44 AVON HOUSE T90/ローラT90/50・コスワースDFV)
1992年
全日本F3000選手権<Rd.1,2>(LIVE・X TEAM NOVA #34 ライベックス T91-50/ローラT91/50→T92/50・無限MF308)
全日本F3000選手権<Rd.7,8>(KAWAISTEEL TEAM NOVA #10 KAWAISTEEL T92/ローラT92/50・無限MF308)
全日本ツーリングカー選手権・クラス3(JACCS with MOONCRAFT #14 JACCS-CIVIC/シビック EF9)(シリーズ2位・1勝)