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金田一少年の事件簿
ジャンル少年漫画、推理漫画
漫画
原作・原案など天樹征丸
金成陽三郎
作画さとうふみや
出版社講談社
その他の出版社
東立出版社
南方出版社
『金田一少年の事件簿』(きんだいちしょうねんのじけんぼ)は、天樹征丸(原案→原作[注釈 1])、金成陽三郎(原作→脚本[注釈 2]、降板)、さとうふみや(作画)による日本の漫画作品、及びこれを原作とする一連の作品群の総称。ミステリーを題材としている。略称は『金田一』[1]。
1995年、第19回講談社漫画賞少年部門受賞。通常の単行本の他に漫画文庫版、極厚愛蔵版なども発売され、2019年10月時点でシリーズ累計発行部数は1億部を突破している[1]。
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ高校生・金田一一が、幼馴染・七瀬美雪や協力者である警察官・剣持勇警部、明智健悟警視らと共に遭遇する難事件を祖父譲りの抜群の推理力で次々と解決していく推理漫画。
1994年以降、原作者による小説版が発表され、1995年に最初のテレビドラマ、1997年に最初のテレビアニメ(1996年に先行でアニメ映画化)が放送開始され、それらの媒体においても人気を得た。その後も何度も再ドラマ化、再アニメ化などの展開がされている。
制作背景
沿革
『週刊少年マガジン』(講談社)にて、第I期は1992年から2001年まで連載された。19本の長編が"FILEシリーズ"と名付けられ、1998年には"Caseシリーズ"が開始された。2000年末に最後の"Case"シリーズ及び第I期最終回「金田一少年の決死行」が描かれ、8年間続けられた連載が終了した[注釈 3]。2004年夏、短期集中連載という形で第II期が開始された。その後不定期連載を経て、2012年からは『20周年記念シリーズ』が連載、2013年11月から2017年10月までは『金田一少年の事件簿R』(- リターンズ)に改題して定期連載された。2018年4号からは『イブニング』に移籍して本編から20年後を舞台とした『金田一37歳の事件簿』(きんだいち37さいのじけんぼ)が連載を開始。これは一時中断し、2022年1月からは30周年記念として『イブニング』3号より2023年6号まで元の高校生設定の『金田一少年の事件簿30th』が連載された[2]。2023年6号で同誌が最終号となり『・・・30th』は終了したが、休載中の『金田一37歳の事件簿』は「コミックDAYS」(同)に移籍することが発表され[3]、2023年4月26日から月2回更新で連載が再開されている[4]。