『金曜ドラマ』（きんようドラマ）は、1972年4月から1987年9月、および1989年10月からTBSテレビ系列で、毎週金曜日の22:00 - 22:54（JST）に放送されていたもしくはされているテレビドラマ枠である。通称「金ドラ」[1]。ステレオ放送、字幕放送、ハイビジョン制作、番組連動データ放送を実施している。
1987年10月から1989年9月まで、この枠をニュース番組（JNNニュース22プライムタイム→ニュースデスク'88→ニュースデスク'89）に充てていたため番組を2年間休止となる。その分水曜21時台に本枠の枠移動して『水曜ドラマ』を放送したが、翌10月から放送が再開されている。目次
1 基幹時刻
2 概要
3 1989年以降の歴代視聴率10傑
3.1 平均視聴率10傑
3.2 最高視聴率10傑
4 1987年までの作品リスト
4.1 1972年
4.2 1973年
4.3 1974年
4.4 1975年
4.5 1976年
4.6 1977年
4.7 1978年
4.8 1979年
4.9 1980年
4.10 1981年
4.11 1982年
4.12 1983年
4.13 1984年
4.14 1985年
4.15 1986年
4.16 1987年
5 1989年以降の作品リスト
5.1 1989年
5.2 1990年
5.3 1991年
5.4 1992年
5.5 1993年
5.6 1994年
5.7 1995年
5.8 1996年
5.9 1997年
5.10 1998年
5.11 1999年
5.12 2000年
5.13 2001年
5.14 2002年
5.15 2003年
5.16 2004年
5.17 2005年
5.18 2006年
5.19 2007年
5.20 2008年
5.21 2009年
5.22 2010年
5.23 2011年
5.24 2012年
5.25 2013年
5.26 2014年
5.27 2015年
5.28 2016年
5.29 2017年
5.30 2018年
5.31 2019年
5.32 2020年
5.33 2021年
6 備考
7 放送局・配信元
7.1 海外での放送
7.2 ネット局に関する備考
8 脚注
8.1 注釈
8.2 出典
9 関連項目
基幹時刻
毎週金曜日22:00 - 22:54（JST、54分間）
※ただし、作品によって初回および最終回には拡大あり。まれに21:00から放送開始となる作品もある。 現在存在しているTBSテレビのドラマ枠では、『日曜劇場』に次いで放送期間が長い。大人（特にF1、F2層（20 - 49歳の女性、→視聴者））向けの作品が中心だったが、1990年代以降は若者向けや若者を主人公にした作品も登場する。ジャンルは作風が暗い作品をはじめ、ヒューマンドラマ、ラブコメ、刑事ドラマなど様々である。 1962年から2001年まで中断期間があるものの金曜21時台にもドラマが放送されていた。1972年10月から1982年9月までは8時台に金曜20時枠ドラマ、金曜9時枠ドラマがあったため、金曜日は3時間テレビドラマ（1時間枠×3）を放映していた（なお、最盛期には火曜日から金曜日まで3時間テレビドラマ〈1時間枠×3〉を放映していた）。さらに、30分枠のテレビドラマも加えると19時台前半に『ウルトラマンタロウ』、後半に『走れ!ケー100』を放送していた時期は4時間テレビドラマを放送して[注釈 1]、水曜日と木曜日にも4時間テレビドラマを放送していた時期がある。 1989年の再開後は3か月交替で年間4本のドラマが放送されている。例外として、2004年に放送された『3年B組金八先生』第7シリーズは2005年3月までの半年間、2006年10月から11月の『セーラー服と機関銃』が2か月間（全7回）、2006年12月の『笑える恋はしたくない』が1か月間（全3回）の編成を取った。 1989年以降の代表的な作品には、冬彦さんブームを巻き起こした『ずっとあなたが好きだった』（1992年）、および同じスタッフで製作された『誰にも言えない』（1993年）、野島伸司脚本による『高校教師』（1993年）、『人間・失格』（1994年）、『未成年』（1995年）、『聖者の行進』（1998年）、手話ブームを牽引した『愛していると言ってくれ』（1995年）、続編が作成された『青い鳥』（1997年）、田村正和、木村拓哉、宮沢りえの共演で話題を呼んだ『協奏曲』（1996年）、スペシャル版や映画版も制作された『ケイゾク』（1999年）など。2000年以降は、続編・映画化までされ、続編は平均20%を超える高視聴率をマークするなどの人気を博した『花より男子』、ベストセラー小説をドラマ化した『世界の中心で、愛をさけぶ』（2004年）、映画化された『クロサギ』（2006年）、若手俳優が多くブレイクした『ドラゴン桜』（2005年）、アラフォーが流行語にもなった『Around40?注文の多いオンナたち?』（2008年）など。
概要