金子恵以子
[Wikipedia|▼Menu]

金子 恵以子(かねこ えいこ、1942年[1] -)は、日本の元フィギュアスケート選手(アイスダンス)。パートナーは竹内己喜男

1957年から1964年まで全日本選手権8連覇。1962年世界フィギュアスケート選手権日本代表。東京生まれ。日本体育大学卒。
経歴

スケートを始める前は、5歳からタップダンスを荻野幸久から学び[2]東宝のショーに出演していた。小学2年からスケートを始め、10歳から稲田悦子に師事する。

1957年、全日本ジュニア選手権女子シングルで優勝。同年、竹内己喜男とカップルを組み全日本選手権に出場し優勝。アイスダンスの初代全日本チャンピオンとなる。その後、1964年まで全日本選手権で8連覇を達成する。シングル選手としても、1961年国体の一般女子2位など活躍した[3]

1962年の世界フィギュアスケート選手権には、日本人として初めて同大会のアイスダンスに出場し、17位となった。日本体育大学を卒業後引退して、後楽園アイスパレスでコーチとなる。2001年よりシチズンアイススケートリンクで主任コーチインストラクターとなる[4]。日本初のアイスダンスコーチとして、城田憲子らを指導した。

氷上で滑走しながら踊るというアイスフォークダンスを開発した。スペシャルオリンピックスのフィギュアスケートの日本代表コーチとなった。
主な戦績

大会/年1956-571957-581958-591959-601960-611961-621962-631963-64
世界選手権17
全日本選手権11111111
全日本Jr.選手権1

著作

『図解スケートの教室』日本スケート・フォークダンス普及会編、北隆館、1968年
[5]

脚注^ フィギュアスケート温故知新 第6回 金子恵以子さん「日本アイスダンスの黎明」『フィギュアスケートDays vol.15』 ダイエックス出版 2012年10月12日 p.83
^ 『アサヒグラフ』1957年2月3日 号 p.13
^国民体育大会 第16回大会 p.92
^ 金子 恵以子 プロフィール - ウェイバックマシン(2007年3月21日アーカイブ分)
^図解スケートの教室 - Webcat Plus










フィギュアスケート 全日本チャンピオン ? アイスダンス
1956年 ? 1999年

1956-1963: 金子恵以子 & 竹内己喜男

1964: 別所純子 & 別所敬之

1965-1966: 湯沢憲子 & 松本宣久

1967: 赤広真弓 & 田村正人

1968: 石川洋子 & 西浜直敏

1969: 桜井敏恵 & 桜井基善

1970-1971: 阿知波恵子 & 能登康之

1972: 桜井敏恵 & 桜井基善

1973: 中田芳子 & 道家敏充

1974-1976: 鹿毛みさ & 竹田正徳

1977: 阿部美千子 & 堺望

1978: 鹿毛ゆみ子 & 高橋忠之

1979-1984: 佐藤紀子 & 高橋忠之

1985-1987: 田中智子 & 鈴木弘幸

1988-1991: 滝野薫 & 滝野賢治

1992: 白幡カヨ & 田中衆史


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:26 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef