野島埼灯台
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
航路標識番号
[国際標識番号]1910
[M6456]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度54分06秒 東経139度53分18秒 / 北緯34.90167度 東経139.88833度 / 34.90167; 139.88833
野島埼灯台(のじまさきとうだい)は、千葉県南房総市の野島崎に立つ日本の洋式灯台。南房総国定公園内に位置する。白亜の八角形をした大型灯台は江戸条約灯台の一つで、日本の灯台50選に選定され、国の登録有形文化財に登録されている。 内部の見学が可能な参観灯台である(参観料:大人300円。2021年11月14日現在)。周辺は南房総国定公園に指定されていて、雄大な太平洋のパノラマが展開している。また、この灯台を目指し東京湾に入る大型船の列が遠望できることもある[21]。 灯台記念日である11月1日は、参観が無料で開放される[22]。
歴史初代灯台の建造に使用された「ヨコスカ製鉄所煉瓦」の刻印
1866年(慶応2年)5月:アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ「改税条約」(別名・江戸条約)によって建設することを約束した8ヶ所の灯台(観音埼、野島埼、樫野埼、神子元島、剱埼、伊王島、佐多岬、潮岬)の一つ。なお、これらを条約灯台とも呼ぶ。
1869年2月20日(旧暦:明治2年1月10日):仮灯を点灯[1]。
1870年1月22日(旧暦:明治2年12月21日):観音埼灯台に続いて、日本の洋式灯台では2番目に初点灯[2]した。野島崎は東京湾に出入りする船舶にとっては、昔からの重要ポイントだったので、他に先立って建設された。F・L・ヴェルニーを首長とするフランス人技師たちの設計によって建設された当初は、白色八角形の煉瓦造灯台で、基礎から灯火までが30メートルの高さ、フランス製の第1等フレネル式レンズを使用した第1等灯台で、石油灯器の6,500カンデラ(cd)だった。
1903年(明治36年)6月10日:爆発霧警号設置[3]。
1909年(明治42年)3月27日:灯質、燭光数変更[4][5]。
1923年(大正12年)
9月1日:関東大震災により地上6メートルのところで折れて、大音響と共に倒壊[6]。
10月1日:仮灯点灯[7]。
1924年(大正13年)
1月27日:木造の仮設灯台にて点灯[8]。
12月5日:復旧工事のため仮設灯台移転に伴い消灯[9]。
12月15日:仮設灯台移転完了し点灯[10]。
1925年(大正14年)8月15日:現在の白色塔形(八角形)コンクリート造で再建される[11]。
1932年(昭和7年)2月11日:無線方位信号所業務開始(無線標識)[12]。
1933年(昭和8年)9月15日:無線方位信号所において無線羅針局業務開始[13]。
1945年(昭和20年):太平洋戦争の攻撃で大きな被害を受ける。
8月25日:仮灯点灯[14]。
1946年(昭和21年)11月12日:完全復旧する[15]。
1947年(昭和22年)11月25日:灯質、光力変更[16]。
1951年(昭和26年)5月15日:船舶気象通報放送開始、偶数時の25分から27分まで[17]
2006年(平成18年)8月2日:無線方位信号所(中波帯)廃止[18]。
2009年(平成21年)4月10日:無線方位信号所廃止[19]。
2016年(平成28年)9月30日:船舶気象通報施設を廃止[20]。
付属施設
無線方位信号所(レーマークビーコン)
船舶気象通報
一般公開
灯台からの眺望
【東方向】白浜温泉のリゾートホテル群
【南方向】野島埼南端
【南西方向】伊豆大島方向