この項目では、台湾の女性政治家についてについて説明しています。台湾の女性歌手「ケ麗君」については「テレサ・テン」をご覧ください。
中華民国(台湾)の政治家鄭 麗君Cheng Li-chiun
生年月日 (1969-06-19) 1969年6月19日(54歳)
出生地 中華民国 台北市万華区[1]
出身校 国立台湾大学
社会科学高等研究院
パリ・ナンテール大学(現・パリ第10大学)
所属政党 民主進歩党
配偶者沈学栄
中華民国
第40代 行政院副院長
内閣卓栄泰内閣
在任期間2024年5月20日(予定) -
総統頼清徳
中華民国
第3代 文化部長
内閣林全内閣
頼清徳内閣
第2次蘇貞昌内閣
在任期間2016年5月20日 - 2020年5月19日
総統蔡英文
中華民国
第8-9期 立法委員
選挙区全国不分区
鄭 麗君
籍貫地: 中華民国 苗栗県苑裡鎮
各種表記
繁体字:鄭 麗君
?音:Zheng Lij?n
通用?音:Jheng Lijyun
注音符号:??? ??? ???
台湾語:T?? L?-kun
和名表記:てい れいくん
発音転記:(中国語読み)ジェン・リーチュィン
(英語読み)チェン・リーチュン
英語名:Cheng Li-chiun
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鄭 麗君(チェン・リーチュン、てい れいくん、1969年〈民国58年〉6月19日[2] - )は、中華民国(台湾)台北市出身の女性政治家(民主進歩党)[2]。行政院青年輔導委員会(現・教育部青年発展署)主任委員や立法委員を経て2016年より行政院文化部部長(文化相に相当)を1期4年務めた。祖籍は苗栗県苑裡鎮[3]。 台北市立第一女子高級中学で教育を受けたのち[4]、国立台湾大学哲学系(哲学部に相当)に進学、1992年に卒業した[5]。 旺盛な反骨精神で知られ、女子高時代はクラスを巻き込んで1・2年生が参加を義務付けられていた国慶活動のボイコットを企図したり、台大時代の1990年に三月学運に参加するほか、1991年には万年国会の解散を求めて同級生らと台大前でハンガー・ストライキを7日間行っている[6][7]。 台湾大学時代に布袋戲のサークル「台大掌中劇団」を創設[6]、1988年から1989年まで社長(サークル長)を務めた。台大在学中には政治系サークル「大陸社
学生時代
台湾大学の卒業後はフランスに留学、フランス国立社会科学高等研究院「フランス制度経済学」および「歴史・文明」碩士(修士に相当)を修得したのち[8][10]、1997年にパリ・ナンテール大学(現・パリ第10大学)政治・経済・社会哲学碩士を修得した[5]。フランス留学時には在仏の台大卒業生のグループ「留法台湾同学会」を設立し会長となる[6]。また、チベット独立運動にも参加し、1996年中華民国総統選挙で威嚇行動を行った中国に抗議の意を示すべく、在フランス中国大使館に侵入し「台湾は中国の一部ではない」と書かれたバナーを掲げて現行犯逮捕された[6]。
2001年から2003年は東呉大学政治系(政治学部)兼任講師[5]。 2001年から2004年に財団法人台湾智庫(民進党系シンクタンク)弁公室主任[5]。 2004年5月20日、34歳で行政院青年輔導委員会(教育部青年発展署の前身)主任委員として游錫?内閣閣僚に入閣[5]。これは第1期陳水扁政権(游錫?内閣
政治キャリア
2010年直轄市長選挙で新北市長候補者だった蔡英文陣営の発言人(スポークスパーソン)を務めた[12]。 2012年中華民国総統選挙でも蔡英文陣営で文化政策草案作成を担当し、4年後に総統となった英文の下で文化部長に抜擢されることとなった[13]。