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ジャンル学園小説、学園漫画、学園ドラマ
小説:都立水商!
著者室積光
出版社小学館
その他の出版社
台湾東販
発行日2001年11月10日
発売日2001年10月
巻数単巻
その他2006年に小学館文庫より文庫化
小説:都立水商1年A組
著者室積光
出版社小学館
レーベル小学館文庫
発行日2019年5月7日
発売日2019年5月2日
巻数単巻
その他『都立水商!』の続編[1]
漫画:都立水商!
原作・原案など室積光(原作)
作画猪熊しのぶ
出版社小学館
掲載誌週刊ヤングサンデー
→ スピリッツ増刊 YSスペシャル
レーベルヤングサンデーコミックス
発表号YS:2003年 21・22合併号 - 2008年35号
Special:2008年Vol.1 - Vol.5
発表期間2003年4月24日 - 2009年1月24日
巻数全22巻
話数全232話+スペシャル3話
漫画:都立水商!2
原作・原案など室積光(原作)
作画猪熊しのぶ
出版社小学館
掲載サイトモバMAN
レーベルビッグコミックススペシャル
発表期間2011年7月15日 - 2018年2月2日
巻数全8巻
話数全87話
ドラマ:都立水商!
原作室積光
監督三木康一郎
脚本小原信治
制作日本テレビ、アズバーズ
放送局日本テレビ
放送期間2006年3月28日 -
話数1話(スペシャルドラマ)[2]
ドラマ:都立水商!?令和?
原作室積光
監督山本透
脚本森ハヤシ
制作ダブル・フィールド
放送局MBS、TBS、RCC、TBC、BSS、IBC、
ITV、SBS、TUT[3][4]
放送期間MBS:2019年5月5日
TBS:2019年5月7日[3][4] -
話数全8話
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プロジェクト漫画、テレビドラマ
ポータル文学、漫画、ドラマ
『都立水商!』(とりつみずしょう)は、室積光による小説。2001年に小学館から刊行された。本作品を原作として、猪熊しのぶ作画による漫画およびテレビドラマも作られている。また、2019年に続編『都立水商1年A組』が小学館文庫から刊行された[1]。
概要[ソースを編集]
東京・新宿は歌舞伎町に設置された水商売について学ぶ学校「東京都立水商業高等学校」を舞台にした学園コメディである。水商開校10年後、家業の書店を継ぐために教師をやめることになった田辺圭介が、10年間と開校準備の2年間で起こった出来事を回想するというストーリー。
猪熊しのぶ作画による漫画版『都立水商!』および続編『都立水商!2』が、2003年から2018年にかけて小学館の漫画雑誌および携帯漫画サイトで連載された。
2006年3月28日に日本テレビ「ドラマ・コンプレックス」内にてスペシャルドラマ化された[2]。
2019年5月から、『都立水商! ?令和?』のタイトルで連続ドラマ化された(毎日放送・TBS系)[5]。
あらすじ[ソースを編集]
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開校10年経過し、評価は随分と高まった。福岡に向かう前に、思い出深い都立水商校舎を観たいと考え、歌舞伎町界隈では知らない者がいないほど有名なタケといっしょに校内を見学する。タケといっしょに、設立準備委員会2年から数えて12年の思い出を回想する。
前の赴任先の教頭や校長らと部活のやり方などで衝突し、設立準備委員会に異動させられる。赴任当時は辞めようと思ったが、委員会に集まった個性あふれる人たちに出会い田辺は反意する。
開校して1期生が卒業するまでは、都内の中学校に推薦などを訴えるために足繁く通い、生徒募集に苦労した。教育関係者の間では、水商売を専門とする高校だからと少し馬鹿にする受け止めがあり、また、歌舞伎町界隈の間でも役人がやることだからと評判は良くなかった。1期生が卒業し、都立水商の教えを守り、堅実で真面目な働きぶりと、部活の活躍もあり、受けとめも変化してきた。
1期生の入学式では、校長の矢倉と文部官僚の滝川から水商売の社会的な地位と水商でプロフェショナルとして技術や職業倫理を身につけるために開校した旨の熱い挨拶があり、学業で落ちこぼれてしまうと他の分野でも評価されなかったりしていた経験から、中途半端な気持ちで入学してきた1期生が目覚めることになる。
田辺の1年目は、ソープ科1期生・1年E組の担任となり、講師の吉岡と協力して担当することになる。一般教員と専攻科講師による指導は熱心に行われたが、クラシック畑の音楽教師・矢沢が、1年目に水商売で大切なカラオケの指導を専攻科の講師らから依頼され、思い悩んだ末に着物姿でカラオケの指導にあたった姿勢にふれ、他の一般科目の教師たちも従来のマニュアルに拘らない指導方法に変化していくきっかけとなる。また、専攻科の講師は、それぞれの職業のエキスパートであり、プライドもあることから、たびたび衝突もあった。印象的なのは、1年目にマネージャー科講師の黒沢とホステス科講師の近藤が指導方法で衝突したが、矢倉の仲裁により大事にならず、その後も衝突することが多かったが、開校5年後には黒沢と近藤が結婚する。
1期のころより課外活動が活発で、柔道部の都大会個人戦優勝や野球部の甲子園優勝など成果をあげていた。
例えば、ゲイバー科1期生で柔道部の須賀は、都大会個人戦で順当に勝ち進み、オリンピックで金メダルを期待されている強豪校国土学園3年・力丸と決勝戦であたる。国土学園の監督からの侮蔑的な発言や応援席の雑音をはねのけ、周りの予想を裏切り須賀が優勝する。水商3期生、SMクラブ科1期生の赤木は、女々しい男が嫌いだが、1年で都大会個人戦優勝を勝ち取った須賀を尊敬している。校外で他校生5人に因縁つけられ、柔道の技で撃退したことで、2人の友情が深まり、卒業後新宿2丁目で働く須賀は赤木のことを応援している。赤木は、柔道で活躍した後、女子プロレスラーに転身した。
一方で野球部は、開校2年目1期生が2年になったときに、1期生石橋孝が初代キャプテンとして野球部が初めて都大会に参戦したが、参戦1年目はコールド負け、2年目から5年目までは9回まで戦えたが初戦敗退であった。