都市間列車
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都市間鉄道(としかんてつどう)は、通勤列車中距離電車よりも長い距離を結ぶ特急列車急行列車のことをいう。その正確な定義はなく、国ごとに意味が異なるが、最も広く言えば、一つの都市内で完結する通勤列車や、全駅に停車し地域輸送を担当する遅い中距離列車でもない列車であり、停車駅が限られ、クロスシートのような長距離輸送に適した快適な設備を有する特急列車急行列車である。
目次

1 速度

2 国・地域ごとの概況

2.1 東アジア

2.1.1 日本

2.1.2 中国

2.1.3 香港

2.1.4 台湾

2.1.5 韓国


2.2 東南アジア

2.2.1 マレーシア


2.3 南アジア

2.3.1 インド


2.4 ヨーロッパ

2.5 ロシア

2.6 北アメリカ

2.6.1 アメリカ合衆国

2.6.2 カナダ



3 関連項目

速度「高速鉄道」も参照

在来線による時速100キロ以下のものから新線を利用した時速300キロ以上の高速鉄道に分類されるものまで、様々である。都市間輸送においては、自動車航空機と対抗したり、経済発展や需要創出を目指したりするためには高速化が重要な課題であり、多くの国で高速鉄道の整備や計画が進められている。
国・地域ごとの概況
東アジア
日本「新幹線」も参照 特急スーパーおおぞら号

現在、新幹線のほか、日本で都市間鉄道と言えるのは主にJR在来線特急列車であり、新幹線と接続するダイヤを組んでネットワークを形成している。沖縄県を除けば、人口10万人以上の主要都市の大部分は都市間鉄道で結ばれている。(そうでない場合も、通勤列車が通じている。)また、東武名鉄近鉄などの私鉄の一部も、都市間鉄道の分類に入る 特急列車を運行している。
中国「中華人民共和国の高速鉄道」も参照

中国語では、都市間列車は城際列車と呼ばれる。近年は高速鉄道網の発展が目覚ましいが、在来線夜行運転を行い2?3日をかけて走るような長距離列車も、依然として重要な役割を果たしている。列車種別は、主に直達特快列車(頭文字Z)、特快列車(頭文字T)(以上、特急に相当)、快速列車(頭文字K)で、高速化が進み、在来線でも改良により最高時速160?200キロの高速運転が行われている場合が多い。
香港

紅?駅から、中国大陸と結ぶ城際直通車が運行されている。北京西駅に直通する京九直通列車上海駅に直通する滬九直通列車広州東駅に直通する広九直通列車 がある。
台湾「台湾高速鉄道」も参照 普悠瑪号

高速鉄道のほか、自強号 (特急に相当、最高速度130キロ)、?光号復興号が都市間鉄道の役割を果たしている。曲線を高速で通過できる日本製の車体傾斜式車両である太魯閣号普悠瑪号が近年導入され、スピードアップや増便に大きな役割を果たした。
韓国「韓国高速鉄道」も参照

在来線の都市間鉄道には、ITX-青春ITX-セマウルセマウル号ムグンファ号ヌリロがある。
東南アジア
マレーシア KTMエレクトリック・トレイン・サービス

電化区間では、1,000mmのメーター・ゲージでありながら最高速度160キロで運行するKTMエレクトリック・トレイン・サービスが、非電化区間ではKTMインターシティが運転されている。


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