都会のアリス
Alice in den Stadten
監督ヴィム・ヴェンダース
脚本ヴィム・ヴェンダース
ファイト・フォン・フェルステンベルク
製作ヨアヒム・フォン・メンゲルスハオゼン
音楽CAN
撮影ロビー・ミューラー
編集ペーター・プルツィゴッダ
配給フランス映画社
公開 1974年5月17日
1988年11月19日
上映時間110分
製作国 西ドイツ
言語ドイツ語
英語
オランダ語
製作費DEM 500,000
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『都会のアリス』(独: Alice in den Stadten)は、1973年西ドイツ製作、ヴィム・ヴェンダース監督によるロードムービー。アメリカに旅行記執筆で来ていたドイツ人ジャーナリストと少女との交流を描く。
「ロードムービー3部作」の第1作であり、フィリップ・ヴィンターの初登場作品でもある。日本では、2021年11月より「ヴィム・ヴェンダース レトロスペクティブ」として劇場公開された。 即興撮影を用いたヌーヴェルヴァーグ風であり、随所に監督がファンだと言う小津安二郎からの影響が感じられる。 監督は、彼にとっては満足いかない出来だったという『緋文字』の撮影現場でイェラ・ロットレンダーとリュディガー・フォーグラーが仲良くなったのを見て本作の企画を思いついたという。ストーリーは劇中で演奏されるチャック・ベリーの「メンフィス」の影響を受けているとされるが、監督が『ペーパー・ムーン』の試写を見て内容が似通っていたため、一時製作を断念しようとした。その後、脚本の後半を中心に書き直して完成された。開始4分でジュークボックスを流す男として監督が特別出演している。 旅行記の執筆のためアメリカを放浪していたドイツ人作家フィリップが、帰国のため立ち寄った空港で9歳の少女アリスとその母に出会う。ひょんな事から少女をアムステルダムまで連れて行くこととなったフィリップ。しかし待ち合わせたアムステルダムに母の姿はなく、彼は少女の記憶を頼りに祖母の家を探す旅に出ることとなる。
概要
あらすじ
スタッフ
監督 ヴィム・ヴェンダース
製作 ヨアヒム・フォン・メンゲルスハオゼン
脚本 ヴィム・ヴェンダース、ファイト・フォン・フェルステンベルク
撮影 ロビー・ミューラー
音楽 CAN
キャスト
リュディガー・フォーグラー:フィリップ・ヴィンター
イェラ・ロットレンダー:アリス
リザ・クロイツァー:アリスの母
関連項目
不思議の国のアリス関連一覧
外部リンク
⇒公式ウェブサイト
都会のアリス
⇒都会のアリス - KINENOTE
都会のアリス
Alice in den Stadten
表
話
編
歴
ヴィム・ヴェンダース監督作品
1970年代
都市の夏(英語版) (1970)
ゴールキーパーの不安(英語版) (1971)
緋文字 (1972)
都会のアリス (1973)
まわり道 (1974)
さすらい (1976)
アメリカの友人 (1977)
1980年代
ニックス・ムービー/水上の稲妻 (1980)
ことの次第 (1982)
ハメット (1982)
666号室 (1982)
パリ、テキサス (1984)
東京画 (1985)
ベルリン・天使の詩 (1987)
都市とモードのビデオノート (1989)
1990年代
夢の涯てまでも (1991)
時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース! (1993)
リスボン物語 (1994)
愛のめぐりあい (1995)
ベルリンのリュミエール(英語版) (1995)