那覇バスターミナル
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那覇バスターミナル株式会社
Naha bus terminalCorporation
那覇バスターミナル
種類株式会社
略称なはBS
本社所在地 日本
900-0021
沖縄県那覇市泉崎1丁目20番1号
設立1958年9月30日
業種不動産業
法人番号7360001001624
事業内容那覇バスターミナルの管理、運営
代表者代表取締役社長 坂田雄一
資本金6100万円(2009年3月31日現在)
主要株主第一交通産業株式会社 100%
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旧バスターミナル(2012年8月16日) 旧バスターミナル全景(2004年8月)旧バスターミナル内乗り場の様子(2004年8月)
後ろに「フラップボード方式」の案内板が見える

那覇バスターミナル(なはバスターミナル)は、沖縄県那覇市泉崎にあるバスターミナルで、沖縄島最大規模のバスターミナルである。沖縄都市モノレールゆいレール旭橋駅前。那覇バスターミナル株式会社が管理、運営している。
概要

沖縄県及び沖縄島最大都市・那覇の交通中心的ターミナルである。第二次世界大戦前、沖縄県営鉄道与那原線海陸連絡線の起点である那覇駅があった。同駅舎を含む鉄道関連施設は沖縄戦により破壊された。後述の再開発事業で2015年にいったんバスターミナルが閉鎖された後の工事中に、駅の転車台遺構が発見された。2018年10月1日にカフーナ旭橋A街区と一体化した新バスターミナルが完成、運用を開始している。

所在地

沖縄県那覇市泉崎1丁目20-1

発着路線数(空港リムジンバスを含む)

琉球バス交通:24路線(うち1路線はバスターミナル前 バス停のみ停車)

沖縄バス:22路線

那覇バス:11路線(うち2路線はバスターミナル前 バス停のみ停車)

東陽バス:5路線

2社(琉球バス交通・沖縄バス)共同運行:6路線

3社(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス)共同運行:1路線

4社共同運行:1路線

沿革

1978年7月30日実施の交通方法変更(通称:730)により、バスの乗降口が正反対になることから、乗降口や車両の出入口などの変更が生じるようになった。その対策事業として、ターミナル施設の建て替えが行われることとなった[1]

ターミナル建設計画の際には、本島4社(琉球バス・沖縄バス・那覇交通・東陽バス)社長による県外ターミナル視察(宮崎交通のバスセンターなど)が行われた。それと並行して4社総務担当役員・運営委員・営業所長を中心した基本計画が以下の通りに策定された[1]
ターミナルの出入口の変更。

バース形状をのこぎり型から並行型への変更。

高架歩道橋の設置。

ターミナル外周路の敷地内への取り込み。

国道側にあったターミナルビル施設を撤去し、新ターミナルビルへ移設。

第2駐待機場を設置し、給油・洗車施設などを移設。

行先別の乗り場などを設置。併せて、バス発車時刻表示機器(反転フラップ式)の取付実施。

以上の基本計画策定の元、1978年7月16日に着工し、翌年1979年10月31日に竣工した[1]
年譜

1959年8月27日 - 開設。

1978年7月30日 - 交通方式変更(730)に伴い、改装。

2002年10月9日 - 那覇バスターミナル株式会社が都市計画決定の申請手続き開始に同意。

2007年4月24日 - 那覇バスターミナル株式会社の全株式をゼクスが買収。

2008年1月12日 - 旭橋都市再開発が開発計画概要を公表。

2008年7月30日 - ゼクスが那覇バスターミナル株式会社の全株式をリッシに売却。

2012年1月11日 - 第一交通産業株式会社が、那覇バスターミナル株式会社の全株式をリッシから取得[2]

2018年10月1日 - 新バスターミナル運用開始。

構造(新ターミナル)

那覇バスターミナルには数多くの路線が接続しているため、数多くの乗車口が必要である。そのため、カフーナ旭橋A街区1階に
ファミリーマート併設の待合室があり、それを取り囲むように乗車口が配置されている。乗車口としては1 - 11番のりばまでで、別途北側に降車口(A - G番おりば)があり、一部は定期観光バスなどの乗降場を兼ねている。またバスターミナルに乗り入れない路線のために、旭橋バス停とバスターミナル前バス停がある。バスターミナル前バス停は沖縄県道39号線国際通り方面)側に旭橋バス停とは別に設置されており、路線の関係上旭橋バス停を使用できない路線のために設置されている(旭橋、バスターミナル前両バス停を利用する系統も一部存在する。


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