選挙_(映画)
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選挙
監督
想田和弘
製作想田和弘
出演者山内和彦
山内さゆり
撮影想田和弘
編集想田和弘
配給アステア
公開 2007年2月14日(BIFF
2007年3月10日
2007年4月2日
2007年6月9日
2007年7月21日
2007年10月11日
2007年10月26日
2007年11月10日
2007年11月13日
2007年11月20日
2007年12月5日
2007年12月8日
2008年3月29日
上映時間120分
製作国 日本
アメリカ合衆国
言語日本語
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『選挙』(せんきょ)は、日本ドキュメンタリー映画。映画監督の想田和弘による観察映画第1弾。

ベルリン国際映画祭、シドニー映画祭、シネマ・ドゥ・レエル映画祭、サウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭、香港国際映画祭、バルセロナ・アジア映画祭、フリブール映画祭、Hot Docs カナダ国際ドキュメンタリー映画祭などに正式招待。ベオグラード・ドキュメンタリー映画祭で、グランプリを受賞した。

また、60分短縮版がBBCPBS、ARTE、NHKなど200カ国近くでテレビ放映され、国内外で大きな注目と評価を得る。2009年には、米国放送界最高の名誉とされるピーボディ賞を受賞する。

日本では2007年、アステアの配給により、全国で劇場公開された。紀伊国屋書店からDVDが発売されている。
あらすじ

2005年9月の郵政民営化選挙の直後、切手・コイン商を営んでいた40歳の山内和彦は、ひょんなことから川崎市議会議員補欠選挙の公募の面接に合格し、なんと自民党公認の候補者となった。しかし、山内は政治に関してはまったくの素人で、東京都出身の山内にとっては川崎市宮前区は縁もゆかりも無い所で、まさに落下傘候補だった。他の民主党共産党・市民派(神奈川ネットワーク運動)の3候補はベテランぞろいだが、民主党との議席数は拮抗しており、自民党としてはなんとしてもここは勝ちたいと思っている。

三バン(地盤・看板・鞄(組織・知名度・お金))も無い山内だが、「補欠選挙」ということで地元の国会議員や市議会議員、そして彼等の支持者たちの手厚い支援を受ける。山内はドブ板選挙を展開し、片っ端から保育園バス停などにいる人にも声をかけ、地域の運動会や祭りにも行き、「電柱にもお辞儀作戦」にでて、妻も含めて必死の選挙活動を行うが……。
山内和彦

1965年 東京都江戸川区生まれ

愛媛県立今治西高校を卒業。気象大学校信州大学をともに中退。

1989年 五年間の浪人を経て東京大学文科三類入学

1996年 三年の留年を経て東京大学文学部言語文化学科卒業

1996年 東京大学社会情報研究所教育部特別研究生入学

2005年10月23日 川崎市議会議員選挙宮前区選挙区補欠選挙(欠員1)に自由民主党公認で出馬、初当選(20,544票)

2005年度 川崎市議会 環境委員会委員

2006年度 川崎市議会 健康福祉委員会委員

2007年5月2日 川崎市議会議員 任期満了(次期選挙には不出馬)

2007年12月 著書『自民党で選挙と議員をやりました』(角川SSC新書)を刊行

2011年4月10日 川崎市議会議員選挙宮前区選挙区(定数9)に無所属で出馬、落選(1,306票)


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