遠藤憲一
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えんどう けんいち
遠藤 憲一
本名遠藤 憲一
[注 1]
生年月日 (1961-06-28) 1961年6月28日(62歳)
出生地 日本東京都品川区
身長182 cm
血液型O型
職業俳優ナレーター脚本家タレント
ジャンルテレビドラマ映画
活動期間1979年 -
配偶者既婚
事務所エンズタワー
公式サイト ⇒遠藤憲一公式サイト
主な作品
テレビドラマ
忍者戦隊カクレンジャー
湯けむりスナイパー
白い春
不毛地帯
てっぱん
特上カバチ!!
ストロベリーナイト
ドクターX?外科医・大門未知子?』シリーズ
BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係
民王
真田丸
わろてんか
未解決の女 警視庁文書捜査官』シリーズ
ドロ刑 -警視庁捜査三課-
ラジエーションハウス?放射線科の診断レポート?
ミステリと言う勿れ』映画
その男、凶暴につき
きけ わだつみのこえ
金融腐蝕列島
マークスの山
あずみ
あずみ2 Death or Love
妖怪大戦争
日本沈没
20世紀少年
クライマーズ・ハイ
ミックス。

 受賞
高崎映画祭
最優秀助演男優賞
2001年DISTANCE受賞歴参照

備考
日経エンタテインメント!』調べ、2007年邦画助演での出演数ランキング2位(11本)[1]
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遠藤 憲一(えんどう けんいち、1961年昭和36年〉6月28日 - )は、日本俳優声優ナレーター脚本家タレント。愛称は「エンケン(さん)」[2]

眼光鋭く、強面な風貌から悪役を演じることが多かった[3]が、大橋のぞみ演じるヒロインの育ての親を演じた2009年の連続ドラマ『白い春』や瀧本美織演じる主人公の育ての親を演じた2010年連続テレビ小説てっぱん』出演をきっかけに、コミカルな役どころなど役柄の幅が多彩となり、主役・準主役級の人気俳優として活躍している[4]

東京都品川区出身。アクターズカンパニーなどを経てエンズタワーに所属。身長182cm体重65kg
略歴
俳優業

入学した高校は半数以上をツッパリが占め、ほとんどがリーゼントという高校だった。もともと真面目だった遠藤は野球部に所属したが、周りに影響されて徐々に遊びに染まっていってしまう。

常に机の中に教科書を入れっぱなしにしていた遠藤は、長期休暇中に「机の中に教科書を入れっぱなしにしている者は見つけ次第教科書を焼却処分にする」と言う校則により、担任に教科書を焼却処分にされてしまう。だが遠藤は教科書を焼かれても新たに教科書を買うこともせず、「教科書を忘れた者は教室の後ろに立って授業を受ける」という規則があったために、ほとんどの授業を毎日立たされた状態で受けなければならなくなった。そのために授業内容も頭に入らず、徐々に嫌気がさして高校1年時の2学期で中退してしまう[5]

その後アルバイトを転々としていたが、ある日広告で劇団員募集の広告を見て軽い気持ちで入団する。その後、役者業に興味を持ち難関として知られる劇団無名塾の選抜試験に合格して舞台俳優としてのキャリアをスタートするが、空気の重圧感や規律の厳しさと辞め癖が抜けていなかったことから10日後に劇団を離脱[6]。なお、10日間限りの師匠であった仲代達矢とは、17年後に映画『金融腐蝕列島』で初共演を果たしている。その後は劇団フジ・東京宝映(現宝映テレビプロダクション)に移籍して役者活動を再開した。22歳でドラマデビュー(1983年の『壬生の恋歌』、公式サイトによる)し[注 2]、以降は、刑事ドラマ・サスペンス作品・時代劇などで下積み的な出演を続けた。この間の1986年には『太陽にほえろ!』の最終回である718話に犯人役としてゲスト出演した。いわゆる「ビデオシネマ」時代が到来すると、眼力のある強面の風貌を生かして極道物で数多くの悪役を演じた。またその一方でカルト的な内容の作品でエキセントリックな演技を見せた。崔洋一原田眞人三池崇史などの作品には数多く出演している。

40代までは悪役としての認知度が高く、2009年に『湯けむりスナイパー』で連ドラ初主演を果たしたとき、「Vシネマ悪役の遠藤憲一が連ドラ初主演」と記事が掲載されたほどで、本人も「こんないかつい顔の自分を主演にするなんて」と照れ隠しのジョークを口にしていた。『湯けむりスナイパー』と同時期の連続ドラマ『白い春』への出演と血の繋がらない娘(演:大橋のぞみ)を愛する父親役の演技が高く評価され、仕事が増加。『ドクターX?外科医・大門未知子?』 の 海老名敬 役のように「強面の割に小心」というギャップを表に出したコミカルで人間味溢れる役柄を演じる機会も増えた。2015年4月期は『Dr.倫太郎』、『ヤメゴク?ヤクザやめて頂きます?』、『不便な便利屋』の3作でレギュラー出演している。2016年開始の大河ドラマ『真田丸』では主人公・真田信繁(演:堺雅人)と数奇な運命で結ばれた上杉景勝役としてレギュラー出演。2017年にはタレントCM起用社数ランキングで男性部門の1位になるなど、好感度の高い人気俳優の仲間入りを果たした。2019年のオトナの土ドラそれぞれの断崖』の記事では「妖精から総理大臣まで幅広くこなし、近年驚くほど多くのドラマや映画で見かける」と評された[7]

大作映画やドラマへの出演が増えた今日でもVシネマやカルト映画への出演は続けており、前者に関しては「素晴らしく血塗れた世界」「演技の基礎体力を鍛えてくれる場所。出演するたびに何かが磨かれる[3]」と愛着を表現している。深夜ドラマや特撮作品への出演も多く、『バトルフィーバーJ』、『特捜エクシードラフト』、『特捜ロボ ジャンパーソン』、『忍者戦隊カクレンジャー』、『ライオン丸G』などに出演している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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