遙かなる時空の中で3
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遙かなる時空の中で3
ゲーム:遙かなる時空の中で3
遙かなる時空の中で3 十六夜記
遙かなる時空の中で3 運命の迷宮
ゲームジャンル
恋愛アドベンチャーゲーム
対応機種PlayStation 2(遙か3、十六夜記、運命の迷宮)
PlayStation Portable(遙か3 with 十六夜記 愛蔵版、運命の迷宮 愛蔵版)
PlayStation Vita(Ultimate)
開発元コーエー(後のコーエーテクモゲームス
キャラクターデザイン水野十子
メディアPS Vitaカード(PS Vita Ultimate)
プレイ人数1人
発売日2004年12月22日(PS2 遙か3)
2005年9月22日(PS2 十六夜記)
2006年3月23日(PS2 運命の迷宮)
2009年3月19日(PSP 遙か3 with 十六夜記 愛蔵版)
2009年10月22日(PSP 運命の迷宮 愛蔵版)
2017年2月23日(PS Vita Ultimate)
売上本数46,258本(運命の迷宮)[1]
レイティングCERO:B(12才以上対象)(全作)
キャラクター名設定可
キャラクターボイスパートボイス
PS Vita版『Ultimate』はフルボイス
その他Best版およびプレミムBOX版もあり
漫画
作者水野十子
出版社白泉社
掲載誌LaLa2005年11月号
巻数「遙かなる時空の中で」11巻に収録
書き下ろしおまけ漫画も収録
アニメ:遙かなる時空の中で3 紅の月
監督篠原俊哉
脚本山田由香
キャラクターデザインつなきあき
アニメーション制作ゆめ太カンパニー
放送局キッズステーション
放送期間2007年12月28日 - (特別番組)
話数全1話
アニメ:遙かなる時空の中で3 終わりなき運命
監督きみやしげる
脚本鷹村コージ
キャラクターデザインつなきあき
アニメーション制作ゆめ太カンパニー
放送局AT-X
放送期間2010年1月3日 - (特別番組)
話数全1話
テンプレート - ノート
プロジェクトコンピュータゲーム漫画アニメ
ポータルコンピュータゲーム漫画アニメ

『遙かなる時空の中で3』(はるかなるときのなかで3)は、コーエー(後のコーエーテクモゲームス)のルビー・パーティーブランドによる女性向け恋愛アドベンチャーゲーム
概要

2004年12月22日PlayStation 2用ソフトとして発売。

前作より約100年後の世界が舞台。前作は院政期を模して作られたが、本作は源平合戦の時代を舞台に作られている。

「運命上書き」という過去をやり直せるシステムの採用、歴史上の人物を中心に展開するストーリー、恋愛EDに至るまでの個別ルート化、など前2作とは大きく異なった内容となっている。

外伝要素のあるファンディスクとして、2005年9月22日に『遙かなる時空の中で3 十六夜記』が発売、2006年3月23日に本編の大団円ED後の設定で現代を舞台にした『遙かなる時空の中で3 運命の迷宮(ラビリンス)』が発売された。

2007年12月28日に特別編のテレビアニメ『遙かなる時空の中で3 紅の月』がキッズステーションで放送された。

2010年1月3日に「遙かなる時空の中で3」最後のアニメとして『遙かなる時空の中で3 終わりなき運命』がAT-Xにて放送された。
作品一覧
遙かなる時空の中で3
2004年12月22日発売。PlayStation 2用ソフト。
遙かなる時空の中で3 十六夜記
2005年9月22日発売。PS2用ソフト。
遙かなる時空の中で3 運命の迷宮(ラビリンス)
2006年3月23日発売。PS2用ソフト。
遙かなる時空の中で3 with 十六夜記 愛蔵版
2009年3月19日発売。PlayStation Portable用ソフト。PS2版『遙かなる時空の中で3』と『十六夜記』を1本にまとめ、新要素を追加してPSPに移植。
遙かなる時空の中で3 運命の迷宮 愛蔵版
2009年10月22日発売。PSP用ソフト。PS2版『遙かなる時空の中で3 運命の迷宮』に新規イベントを追加してPSPに移植。
遙かなる時空の中で3 Ultimate
2017年2月23日発売。PlayStation Vita用ソフト。PS2版『遙かなる時空の中で3』、『十六夜記』、PSP版『遙か3 with 十六夜記 愛蔵版』の内容を1本にまとめ、PS Vitaでリメイクしたもの。フルボイス化され、新規イベントスチルも追加される[2]
ストーリー

ある雨が降る冬の日。学校で風変わりな姿の少年と出会った主人公は、その場に偶然居合わせた幼馴染の同級生・有川将臣とその弟・有川譲と共に、平安時代末期に似た異世界へと飛ばされてしまう。時は正に源平合戦の真っ只中。だが、この世界で源頼朝率いる源氏と戦をする平家は、既に死んだはずの平重盛が率いており、さらに、源氏に勝つために怨霊を生み出していた。主人公は、自分が怨霊を封印する力を持つ「白龍の神子」であり、怨霊を封じて龍神の力を高めなければ元の世界へは帰れない、と知らされ、源氏と共に行動することとなる。
ゲームシステム
『遙かなる時空の中で3』

前作の『遙かなる時空の中で』および『遙かなる時空の中で2』との大幅な違いは、以下の点が見られる。
運命上書きシステム
主人公は、ゲーム中に白龍から時空を越える力を授かることができ、この力により今までに経験した章の冒頭に遡ることができる。また特定のルートでは、主人公の意思と関係なく、更に過去の時空へと飛ばされることもある。運命を上書きすると、表示される選択肢の内容や数が変化し、選んだ結果次第で、特定の人物の行動や運命を変えることもできる。
絆の関
本作の仲間にも、攻略上突破する必要がある複数の心の壁が存在する。特定のイベントでそれらを解放し、信頼度を順に満たしていかないと、最大の信頼は得られなくなっている。
仲間の特技の習得
戦闘で敵を倒すと、倒した敵の属性によって、龍神の力を五行に割り振られた数値で取得可能。その数値は、主人公および同行中の仲間に分け与えることができ、これにより仲間は新たな特技を習得したり、既に習得している特技のレベルを上げることができる。レベルが高いほど、比例して効果も上がる。また、仲間の特技はマップ移動中と戦闘中しか使うことができない。特技は攻撃系・攻撃支援系・回復系・移動中のみ恩恵を得られるものなど様々あり、どれも各々の性格や性質を表している。戦闘や移動には直接関係ないが、主人公以外は「ささやき」という特技も覚えられる。
戦闘における円陣の採用
同行している仲間を、主人公を中心とした円陣に組ませることができる。最大で8人、主人公の周りに配置することが可能で、戦闘に参加できるのは主人公を含めて最大で4人。この円陣は戦闘時の自分のターンに回転させて、戦うキャラクターを交代させることができる。戦闘中以外ならば、円陣の配置を変更することが可能。主人公との合体技の他にも、主人公を除く戦闘に参加している仲間同士で、協力技が使える。
協力技と合体技
前述のように主人公と特定の仲間、または特定の仲間同士で、通常の攻撃よりも強力な技を使うことができる。通常の協力技はそれぞれの五行の属性によって決まる。主人公との合体技に大きく関わるのが信頼度で、一定値に達していないと出すことができない。物語の進行によって習得する協力技もあり、それは特定の仲間同士でなければ発動しない。(協力技は『十六夜記』とのMIXJOY(後述)をしなければ使用不可)
『遙かなる時空の中で3 十六夜記』

『遙かなる時空の中で3』のシステムを引き継いだ上で、新たな追加要素が盛り込まれた。ただし、PS2の本ソフトだけで通常の恋愛EDを迎えられるのは、青龍の二人(有川将臣と源九郎義経)のみ。他キャラと迎えるには『遙かなる時空の中で3』とのMIXJOYが不可欠。
MIXJOY
『遙かなる時空の中で3』のゲームデータを引き継げるシステム(ただし、ゲーム起動ごとにのソフトの読み込みが必須)で、攻略可能キャラ全員との恋愛(友情)EDも十六夜EDも達成可能となる。また、MIXJOYをしなければ攻略できないキャラクターもいる。
蜜月
十六夜EDを迎える上で必要なパラメーター。特定イベントの成功により満ちていく。前述の絆の関と似ているが、こちらはさらに恋愛要素を重視しており、白龍や朔にはない。満たすヒントは、白龍と朔に「拠点」で会うと教えて貰える。
『遙かなる時空の中で3 運命の迷宮』

十六夜記とは別の追加要素が盛り込まれた。
鎌倉パートと迷宮パート
物語は、大きく分けて「鎌倉パート」と「迷宮パート」の二つを交互に進めていく。鎌倉パートでは、現代の鎌倉を移動しながら、必須イベントや恋愛イベントを起こす。迷宮パートでは、複雑に入り組む迷宮を探索しつつ、戦闘を繰り広げた先で目的を果たす。
携帯カメラ
現代に戻ってきた主人公が持っている、本作のアイテムの一つ。この撮影機能により、ゲーム中の一部を除く全ての場面で、いつでも自由に写真を撮ることが可能。
時の結晶
ゲーム内で手に入れられるアイテム。『遙かなる時空の中で3』『遙かなる時空の中で3 十六夜記』のセーブデータがあれば二つの恋愛(やその他諸々の)イベントを観覧する事も可能(ディスク入れ替えの必要はない)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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