道志村
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どうしむら 
道志村
道志の森キャンプ場


道志村旗道志村章
1966年3月11日制定

日本
地方中部地方甲信越地方
都道府県山梨県
南都留郡
市町村コード19422-1
法人番号6000020194221
面積79.68km2

総人口1,490人 [編集]
推計人口、2024年5月1日)
人口密度18.7人/km2
隣接自治体上野原市都留市南都留郡山中湖村
神奈川県相模原市足柄上郡山北町
村の木
村の花ヤマユリ
道志村役場
村長[編集]長田富也
所在地402-0209
山梨県南都留郡道志村6181番地1
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外部リンク ⇒公式ウェブサイト

■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村

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道志村(どうしむら)は、山梨県南東部の郡内地方に位置するである。南都留郡に属する。山梨県の村としては最東端に位置する。
地理
位置

北東から西南に延びる山間に立地し、村の中央を道志川が北東に向けて流れる。道志川側沿いに国道413号が通っているが、北は道志山塊、南は丹沢山塊と1000mを超える山が連ねているため、上野原市、山北町とを直接結ぶ道路は殆どない[注釈 1]

村全体は木の葉の形をしており、葉脈部分が国道413号(道志みち)に当たる。古くから道志七里と呼ばれた山間抜け道沿いの集落であった。
地形三ヶ瀬川(さがせがわ)
山地
主な山


甲相国境尾根

大室山

加入道山

菰釣山

シャガクチ丸

水晶沢ノ頭

大界木山

中ノ丸

破風口

バン木ノ頭

ブナ沢ノ頭

ブナ沢乗越

前大室

モロクボ沢ノ頭


主な峠


城ヶ尾峠

白石峠

馬場峠

山伏峠

河川
主な川


道志川 - 両国橋が架かる。

三ヶ瀬川

地域

月夜野(つきよの)

大渡(おわた)

野原(のはら)

久保(くぼ)

笹久根(ささくね)

大室指(おおむろざす)

小椿(こつばき)

椿(つばき)

小善地(こぜんじ)

大栗(おおぐり)

馬場(ばんば)

竹之本(たけのもと)

東和出村(ひがしわでむら)

西和出村(にしわでむら)

池之原(いけのはら)

谷相(やそう)

川原畑(かわらはた)

大指(おおざす)

釜之前(かまのまえ)

東神地(ひがしかんじ)

中神地(なかかんじ)

下中山(しもなかやま)

上中山(かみなかやま)

下善之木(しもぜんのき)

上善之木(かみぜんのき)

川村(かわむら)

板橋(いたばし)

下白井平(しもしろいたいら)

上白井平(かみしろいたいら)

長又(ながまた)

人口


道志村と全国の年齢別人口分布(2005年)道志村の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 道志村
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
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現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

道志村(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体・行政区
山梨県


都留市

上野原市

南都留郡山中湖村

神奈川県


相模原市緑区

足柄上郡山北町

歴史

古代から近世までは甲斐国東部の都留郡に属していた。江戸時代には組支配の名主制度があり、道志村の1村であるが32の小字が6組に編成されて、組が事実上の村として機能していた。村内に組ごとの名主が存在していた[1]。木材をはじめとする多くの林産物を生産し、津久井(神奈川県相模原市緑区)の荒川番所を経て移出されていた[1]
沿革
明治


1878年明治11年)7月22日 郡区町村編制法の施行により、都留郡が南北に分割して、行政区画としての南都留郡が発足する。道志村は南都留郡に所属する。

1889年(明治22年)7月1日 町村制の施行により、道志村の区域をもって、道志村が発足する。
近代には神奈川県小田原から木地職人が往来して木地細工を行い、村域の木工業は小田原との関わりが強い[1]
昭和


1932年昭和7年)山伏隧道が開通する[1]

1950年(昭和25年)富士山麓鉄道バス路線が開通する[1]

1970年(昭和45年)2月1日、大室指地区の民家から出火。強風に煽られて笹久根地区、久保地区にも延焼して19戸が焼失。さらに山林にも燃え広がり山火事となった[2]

平成


2004年平成16年)6月22日 神奈川県横浜市と友好交流提携。

2012年(平成24年)10月4日 「日本で最も美しい村」連合への加盟が認定された[3]。しかし、2015年1月に退会した[注釈 2]

令和


2024年(令和6年)2月4日 - 村議会の解散を問う住民投票を実施、反対が過半数に達し、リコールは不成立[4]

政治
行政道志村役場旧庁舎

2023年12月現在、役場は総務課・住民健康課・産業振興課・ふるさと振興課・教育委員会で構成され、職員は34人である[5]。しかし、横のつながりは弱く、地域創生ワーキンググループを設置して組織を超えた事業立案に取り組んでいる[5]

老朽化に伴い、旧庁舎跡地に新たな役場庁舎が建設され、2024年(令和6年)4月26日に落成式・開庁式を挙行した[6]。新庁舎は鉄筋コンクリート構造2階建[6]、延床面積1,012.26 m2で、芙蓉建設が施工した[7]。建て替え工事中は隣接する中央公民館を仮庁舎としていた[6]
村長

村長: 長田富也(2013年7月31日就任)

対外関係村役場前にある獅子頭共用栓。横浜市からの寄贈品
姉妹都市・提携都市
国内
提携都市


横浜市関東地方 神奈川県) - 2004年平成16年)6月22日 友好交流協定締結

横浜市との関係

1897年(明治30年)に横浜市水道局道志川から水道原水の取水を始め(取水地は神奈川県相模原市緑区青山)、青山取水堰から川井浄水場(神奈川県横浜市旭区)に至る横浜水道を完成させた。当時は「赤道を越えても腐らない水」といわれていた[8]

その後の都市化に伴う森林破壊により、各地で水源となる森林の保全が問題となるが、横浜市1916年(大正5年)に山梨県より当村内の県有林約 2,800haを取得し水源涵養林の保全に着手、以降現在まで横浜市と道志村は協働して水源林を保全している。

2003年(平成15年)6月12日、道志村村民 653名(全住民の3割超)の賛同をもって住民発議され、横浜市に合併を申し入れた[9]。しかし、距離のある越境飛地となり、また村議会や山梨・神奈川両県の賛同も得にくい状況であったため、横浜市側から断ることとなった。

2004年(平成16年)6月22日に「横浜市と道志村の友好・交流に関する協定書」および「横浜市民ふるさと村に関する覚書」を締結している。

経済

主な産業は、林業農業観光業である。
観光業

道志みち(国道413号線)沿いには大小様々な形態のキャンプ場が30以上存在しており、関東圏はもとより日本でも有数のキャンプ場密集地である。
情報・通信
市外局番

道志村のNTT加入電話はほとんど大月MAの道志局収容(市外局番0554)であるが、道志局から遠い東端の月夜野地区については、隣接する相模原市緑区津久井町青根地区が近いため、相模原MAの津久井青根局収容(局番042-7)になっている。また、月夜野地区は青根局収容のため、相模原市及び遠く東京都町田市まで市内通話扱いとなる。
マスメディア
中継局

道志中継局

教育「山梨県小学校の廃校一覧#南都留郡」も参照


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