運航管理者
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陸上運輸の管理に関わる資格の「運行管理者」とは異なります。

運航管理者(うんこうかんりしゃ)とは、航空において国土交通大臣の行う運航管理者技能検定に合格した者。
目次

1 概要

2 必要な航空機

3 受験資格

4 試験

4.1 試験科目


概要

航空法第77条に基づき、航空運送事業において安全な運航を確保するため、
航空機乗組員に適切な情報を提供し、管理者として必要な指示を行う。いわゆるディスパッチャーである。

必要な航空機

航空運送事業の用に供する航空機のうち以下のもの

最大離陸重量5700kg以上の飛行機

最大離陸重量9080kg以上の回転翼機(外国人が経営又は受託運航している航空機を除く)

受験資格

21歳以上で、航空運送事業の用に供する航空機の運航に関して、1号から5号までに掲げる経験のうち、1つの経験を2年以上有する者、および2つ以上の経験をそれぞれ1年以上有する者、並びに6号の経験を1年以上有する者

操縦を行った経験

空中航法を行った経験

気象業務を行った経験

航空機に乗り組んで無線設備の操作を行った経験

航空交通管制の業務を行った経験

運航管理者の業務の補助の業務を行った経験

試験

航空の運航管理者は学科と実地の試験がある。学科試験は3月と、7月もしくは8月の年2回行われるが、実地試験については学科試験合格後に国土交通省航空局と調整の上、随時試験となっている。

実地試験は国土交通省航空局の試験官により実施されるのが通常であるが、指定運航管理者養成施設の認定を受けている事業者(JAL・ANA等の大手航空会社)については、認定を受けた査察運航管理者が試験を代行することができる。

試験科目
学科

 9時~16時50分まで
空中航法(2時間)

航空法規等(40分)

航空気象(1時間)

航空工学(1時間)

航空通信(40分)

施設(40分)

実地

 概ね4時間~5時間程度
天気図の解説

航空機の航行の援助











国土交通省所管の資格試験
不動産

宅地建物取引士試験

不動産鑑定士試験

都市
土地区画整理士技術検定

国土地理
測量士試験

測量士補試験

気象
気象予報士試験

建築
建築士試験

建築設備士試験

建築基準適合判定資格者検定

特定建築物調査員講習

建築設備検査員講習

防火設備検査員講習

昇降機等検査員講習

建設
施工管理技術検定土木建築管工事造園電気工事建設機械電気通信

舗装施工管理技術者

浄化槽設備士試験

解体工事施工技士

住宅
マンション管理士試験

管理業務主任者試験

陸運
自動車整備士技能検定

自動車運送業運行管理者試験

整備管理者研修

動力車操縦者試験

自動車検査員教習修了試験

空運
航空従事者技能証明等事業用操縦士航空整備士航空工場整備士航空機関士航空通信士航空士

運航管理者技能検定

海運
海技士試験

小型船舶操縦士試験

海事代理士試験

水先人試験

船舶に乗り組む衛生管理者試験

船舶料理士国家試験

油濁防止管理者国家試験

有害液体汚染防止管理者国家試験

危険物等取扱責任者消防法を根拠法とする危険物取扱者とは別の資格

競艇選手資格検定

観光
全国通訳案内士試験

旅行業務取扱管理者試験




更新日時:2017年12月21日(木)09:33
取得日時:2019/02/06 07:20


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