遊びじゃないのよ、この恋は
ジャンルテレビドラマ
脚本本村進
『遊びじゃないのよ、この恋は』(あそびじゃないのよ、このこいは)は、1986年2月4日 - 6月17日にTBSで放送されていたテレビドラマ。 ベテラン刑事を父に持つ新米婦人警官と、足を洗い医者を目指そうとする若きヤクザの素朴な純愛をコミカルタッチで描いている。 第9回ホリプロタレントスカウトキャラバンのグランプリを獲得した、アイドルの井森美幸がヒロインの役者としてデビューした。また、鈴木保奈美のデビュー作でもある。 ヤクザの祐藤組の「祐藤」という名は、視聴者に迷惑が掛からないように、日本国内で絶対に存在しない名字を調べた上で設定された[1]。
概要
出演
山田家
山田かおる:井森美幸上野北警察署生活安全課に配属された婦人警官。通りがかりの茂に、道で怪我を治療された事で茂に一目惚れ。後に相思相愛となる。
山田俊明:三浦洋一かおるの兄。山田外科病院を営む外科医。
山田理恵:香坂みゆきかおるの姉。
山田貞代:片平なぎさかおるの兄嫁。
山田久作:宇津井健(特別出演)かおるの父。上野北警察署捜査課部長刑事。かおるのじゃじゃ馬ぶりに手を焼いている。
祐藤組
村井茂:井上純一天才的な腕を持つ外科医だが、清子を交通事故に合わせた事で、祐藤組に引き入れられ、組のお抱え医師となる。かおると出会った事で、組を抜けようとするが、物語中盤で追われる身となってしまう。
祐藤清子:高樹澪祐藤組長の一人娘。茂に事故を負わされた事をきっかけに、茂に一目惚れ。茂をヤクザの道に引きずり込む。背中に大きく「しげる命」の文字と、それをがんじがらめにする蛇を描いた刺青を彫っている。
五十嵐次郎:萩原流行若頭。清子に対し愛情の念を抱いている。
ヒデ:羽賀研二
ロク:船越英一郎出入りのチンピラコンビ。ヤングテレホン
祐藤虎五郎:井川比佐志清子の父。祐藤組組長。
上野北署
生活安全課
古谷さくら:水沢アキかおるの上官のベテラン婦警。ヒステリックな性格で、かおると茂の仲を裂こうとする。
はるみ:森尾由美
:灘陽子(現:森口瑤子)
:鈴木保奈美
:深水真紀子
:山本博美
捜査課
鈴木正:石立鉄男久作の上司の捜査課長。
岩城:桜金造刑事。古谷とは犬猿の仲。
由紀(婦警):貴倉良子(貴倉涼子)
その他
船戸権造:玉川良一
スタッフ
プロデューサー:野添和子 / 樋口祐三、忠隈昌(TBS)
脚本:本村進、安本莞二、増村保造
音楽:菊池俊輔
主題歌:MIYO TAKAGI「まわり燈籠」(作詞・作曲:高岡美智子、編曲:チト河内)