遊☆戯☆王VRAINS
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遊☆戯☆王VRAINS
ジャンル少年向けアニメ[1]
カードゲーム
サイエンス・ファンタジー
サスペンス
変身ヒーローダークヒーロー
アニメ
原作高橋和希、スタジオ・ダイス
監督細田雅弘(1話 - 13話)
浅野勝也(14話 - 120話)
シリーズ構成吉田伸
キャラクターデザイン原憲一
音楽光宗信吉
アニメーション制作ぎゃろっぷ
製作テレビ東京NAS
放送局テレビ東京系列
放送期間2017年5月10日 - 2019年9月25日
話数全120話
関連作品


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テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『遊☆戯☆王VRAINS』(ゆうぎおうヴレインズ)は、ぎゃろっぷ制作の日本アニメ2017年5月10日から2019年9月25日までテレビ東京系列ほかで放送された[2]
概要

テレビ東京系列で放映された『遊☆戯☆王』のアニメシリーズ第6作目にして、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』からの通算で19年半の長きに渡って続いたぎゃろっぷNAS制作による同アニメシリーズの最終作品である[注 1]

今までの作品と同じく『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』(以下、OCG)とタイアップをしている[3]。メインテーマは「一歩を踏み出し、トライしよう!」[4]。「情報過多により、実際に経験する前にあきらめてしまう子どもたちに向け、自分の好きなこと、興味があることに対して、一歩を踏み出し、トライしてほしい」という想いから生まれた作品だと発表されている[4]

タイトルは「バーチャルリアリティ(VR)」「人工知能(AI)」「ネットワークシステム(NS)」の3つを並べた造語に由来する、集英社登録商標である[5]

本作では『遊☆戯☆王』のテレビアニメシリーズでは唯一漫画作品としての展開が行われていない。
あらすじ
ハノイの騎士編(1話?46話)

本編の5年前、イグニス6体の内5体はリボルバーに捕らわれていた。唯一難を逃れていた闇のイグニスは仲間の5体を助けだし、再び捕らえられないために自分たちの暮らすサイバース世界を封印した。その過程で、闇のイグニスはクラッキング・ドラゴンに眼球以外の肉体を奪われてしまう。5年後、LINK VRAINSで活躍しているカリスマデュエリストのGo 鬼塚とブルーエンジェルがデュエルを始めようとしたところ、ハノイの騎士が現れてLINK VRAINSの襲撃を始めた。その一方、現実世界にいる藤木遊作と草薙翔一はある目的の為にハノイの騎士を追いかける中で、謎のAIを入手した。その後遊作はPlaymakerの姿をとり、LINK VRAINSにてハノイの騎士とスピードデュエルを行う。スピードデュエルの最中に謎のAIが呼び起こしたデータストームによって、Playmakerはスキル「Storm Access」を発動、手に入れたデコード・トーカーを使用しハノイの騎士に勝利する。

その後LINK VRAINSにスピードデュエルが普及し始めた頃、遊作はカリスマデュエリストの鬼塚剛/Go 鬼塚と財前葵/ブルーエンジェルと出会いデュエルを行い、彼らと面識を持つ。

ある日ブルーエンジェルはPlaymakerとのデュエル中に電脳ウィルスに侵された。現実世界の葵はLINK VRAINSからログアウトできず、昏睡状態のまま病院に搬送される。その事を知った兄の財前晃はこれがPlaymakerの仕業だと誤解し、別所エマ/ゴーストガールと手を組んで罠を仕掛け、捕らえたPlaymakerを尋問していた。そこにハノイの騎士の首領・リボルバーが乱入し、葵の電脳ウィルスの除去プログラムとの交換条件でPlaymakerにデュエルを申し込む。PlaymakerとリボルバーのデュエルでPlaymakerが勝利し、Aiの本体プログラムと電脳ウィルスの除去プログラムを入手、入院していた葵は目を覚ました。

遊作と翔一はロスト事件の真相を掴んだと言うゴーストガールからのメールを受けた。SOLテクノロジー社のデータバンクの鍵を掛けてデュエルし、Playmakerはゴーストガールに勝利する。SOLテクノロジー社に侵入したPlaymakerはデータバンクまでの道すがらに追っ手に追われるも、後からやってきたブルーエンジェルと協力して敵を分散させ、データバンクの最深部にまで到達する。ロスト事件の真相を先に知った晃はデータバンクの最深部に立ちはだかりPlaymakerとデュエルすることとなるが、勝利したPlaymakerはデータバンクの中身を全て採取しログアウトする。現実世界に戻った遊作は翔一と共にロスト事件を解明する中で、元SOLテクノロジー社の科学者でかつ事件の最高責任者だった鴻上聖が既に亡くなっているのを知る。

LINK VRAINSにログインしたまま現実世界に戻れなくなる「アナザー事件」が多発する中、Go 鬼塚は事件の実行犯であるドクター・ゲノムとデュエルを行い勝利する。アナザー事件の首謀者の一人で、葵に電脳ウィルスを仕組んだバイラはブルーエンジェルとデュエルを行うが、ブルーエンジェルが勝利しバイラがワクチンをばら撒くことでアナザー事件は解決した。

アナザー事件解決後、島直樹のデッキにサイバース・ウィザードが何者かによって入れられる。島がLINK VRAINSにログインした矢先にハノイの騎士に属する一般兵とデュエルすることになり、島は勝利する。それを見たファウストは島を人質に取ってPlaymakerとデュエルするも、Playmakerが勝利する。

LINK VRAINSに不穏な気配を感じ取ったPlaymakerとAiは地下下水道に侵入し、ゴーストガールと共に調査をする。途中から別行動をとったゴーストガールはPlaymakerより先に最深部に到達しハノイの塔の動力源を調べていたところ、リボルバーと対峙しデュエルを行うこととなる。Playmakerは追ってくる巨大なモンスターを回避しながら最深部に到達する。リボルバーとデュエルしていたゴーストガールは敗北し、ハノイの塔のデータをPlaymakerに託してハノイの塔に吸収された。

地下から地上へと出現したハノイの塔は6時間かけ6段の塔となり、塔が完成するとLINK VRAINSや全てのネットワークが崩壊し、現実世界に混乱が起こることが分かる。それを阻止すべく、遊作・葵・鬼塚はLINK VRAINSに入りハノイの塔を目指して別行動をとる。ブルーエンジェルはスペクターとデュエルを行い敗北するが、後からやってきた晃はスペクターの罠に掛かるのと同時にLINK VRAINS内に蘇った鴻上博士と遭遇する。Playmakerの前にもスペクターが立ちはだかりデュエルを行うが、スペクターは自身もロスト事件の被害者であること明かし、更に晃を人質にとってPlaymalerに迷いを生じさせる。晃はPlaymakerの迷いを断ち切るため自身をデータ化しハノイの塔に吸収されたことで、Playmakerはスペクターとのデュエルに勝利する。

ハノイの塔の目の前に到達したGo 鬼塚はリボルバーとデュエルを行うが、敗北する。Playmakerはリボルバーとスピードデュエルを行い、両者ともにスキル「Storm Access」で新たなモンスターを手に入れた。リボルバーが入手した「トポロジック・ガンブラー・ドラゴン」の効果で、両者ともに引き分けで終わると同時に強制的にログアウトされる。

ハノイの塔が自動構築で完成していく中、現実世界に戻った遊作は翔一と共にスターダスト・ロードが現れる海岸の上にある家に向かい、リボルバーの正体鴻上了見と対面する。了見はロスト事件とイグニス誕生の真実を語る。真実を知った遊作はハノイの塔を止めるよう説得するが了見は受け入れず、2人は再びLINK VRAINSに入り完成間近のハノイの塔にてマスターデュエルを行う。リボルバーは5体のリンクモンスターを揃えEXリンク状態となり、Playmakerは窮地に陥るも、Playmakerもリボルバーのモンスターを利用してEXリンク状態となった。攻撃力9200まで上がったデコード・トーカーの攻撃でPlaymakerが勝利し、同時にハノイの塔は消滅した。その後、現実世界に戻った了見はハノイの騎士の解散と同時に旅立ち、Aiはサイバース世界へと帰った。
イグニス編(47話?103話)

LINK VRAINSはハノイの塔の被害が大きかったものの、3ヶ月後には新生LINK VRAINSへとリフォームしていた。その頃、草薙仁はボーマンによって意識を奪取される。それを見た兄の翔一は遊作に連絡し、遊作は新生LINK VRAINSにてボーマンとデュエルを行う。その際、Aiが遊作の元に戻り、サイバース世界は何らかの理由で既に崩壊していたことを告げる。ボーマンは「裁きの矢」を使用してモンスターの攻撃力を強化するが、Playmakerが勝利し追い詰めようとしたところビットとブートが立ちはだかり邪魔をする。Playmakerのデュエルを見ていたSoulburnerはビットとブートを引き付けてデュエルを行い勝利する。PlaymakerとSoulburnerは引き続きボーマンを追うも、新生LINK VRAINSの最下層に逃げ込まれてしまいそれ以上追いかけられず、2人はやむを得ずログアウトする。その翌日、Soulburnerの正体である穂村尊と炎のイグニス不霊夢が遊作の仲間に加わり、サイバース世界崩壊の真実を追うため、仁の意識データを奪還するために新生LINK VRAINS最下層の調査を始める。

新生LINK VRAINSの最下層で、PlaymakerとSoulburnerはブラッドシェパードと賞金稼ぎに転属したGo鬼塚に遭遇し、それぞれデュエルを行い勝利する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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