遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム
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『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』(ゆうぎおうオフィシャルカードゲーム)は、高橋和希漫画遊☆戯☆王』およびメディアミックス作品に登場する架空のカードゲーム『マジック・アンド・ウィザーズ』(アニメ版での呼称は『デュエルモンスターズ』)をモチーフにして、コナミデジタルエンタテインメントが製作・販売しているトレーディングカードゲーム[注釈 1]。略称は「遊☆戯☆王(遊戯王)OCG」または「OCG」。

1998年にバンダイから発売された『遊☆戯☆王カードダス』についても本項で取り扱う。2014年にはギネスブック 2014で最も売れているカードゲームに認定されている。
概要

1999年2月4日に「Vol.1」が発売されて以来、ブースターシリーズだけでも80弾以上(2019年8月現在)、2014年1月に15周年を迎える長期シリーズとなっている。カードゲームとしてだけでなく、原作漫画・アニメグッズとしての側面も持ち、幅広い層に人気がある。

本作は日本国外にも展開しており、2009年7月7日にはギネス・ワールド・レコーズに「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」として認定された[2]
更に2011年6月14日には記録を自己更新し、販売枚数251億7000万枚を突破している[3]

メディアミックスに伴い、数年おきに商品名称、及びロゴデザインが下記のように変更されている。但し、名称が変更されても過去のカードと完全互換で使用できるように、カード裏面のロゴデザインは「デュエルモンスターズ」から変更されていない[注釈 2]。2017年3月からは再び「デュエルモンスターズ」のロゴに戻し展開されている。

『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』 - 1999年2月 - 2008年3月、2017年3月 - 現在。

『遊☆戯☆王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム』 - 2008年3月 - 2011年3月。テレビアニメ『遊☆戯☆王5D's』の放送開始に伴う変更。

『遊☆戯☆王ゼアル オフィシャルカードゲーム』 - 2011年3月 - 2014年3月。テレビアニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』の放送開始に伴う変更。

『遊☆戯☆王アーク・ファイブ オフィシャルカードゲーム』 - 2014年3月 - 2017年3月。テレビアニメ『遊☆戯☆王ARC-V』の放送開始に伴う変更。

また、2019年冬に発表された『遊☆戯☆王ラッシュデュエル』は、新設されたラッシュデュエルルール、およびそれに対応したカードフォーマットにより、遊戯王のルールを応用しながらほぼ専用のシリーズとなっている。
特色

一般的な漫画・アニメのキャラクターモチーフにしたトレーディングカードゲーム(以下、TCG)では、原作に登場するキャラクター、劇中のシーン等がカード自体にデザインされ効果を付与される場合が多いが、本作では原作・アニメの主人公などでもカード自体にキャラクター等を前面に出してデザインされることは稀である。

これは原作漫画がTCGを題材としており、本作が原作内TCGを再現するというコンセプトで作られているためである。一方でゲームのルール整備が不十分な点も存在する(後述の裁定の項目を参照)。また、他のTCGは基本的に同一の世界観をもとにした背景やストーリーなどを持つものが多いが、本作では原作の世界観が基本的に由来する古代エジプト神話の他、一般的なドラゴン、魔法使いまたは騎士といったファンタジー、世界各国の神話・伝承、アメコミ的なモダンキャラクター、忍者といった日本も含めた東洋風の題材、SFなど、様々なタイプのキャラクターが登場する。

カードゲームの取り扱いを専門分野とする実業家池田芳正は、遊戯王OCGを「MTGとは全く違う、ごっこ遊びとしてのTCGの価値を作り出した存在だ」と評している[4]

なお、このタイトルの関連書籍等の出版についてはコナミと集英社が独占契約を結んでおり、関連書籍はすべて集英社から発行されるため、他出版社発行の少年誌、ホビー雑誌やTCG情報誌に本作の情報が掲載されることはない[注釈 3]
原作・アニメとの関係

前述の通り、当オフィシャルカードゲームは、原作漫画『遊☆戯☆王』に登場する架空のカードゲーム『マジック・アンド・ウィザーズ』(M&W)をモチーフにしている。ただし、ルールは細部で異なっており、完全再現はされていない。相違点が多岐にわたるほか、原作のM&Wは複数のルールが存在しているため、具体的な相違点についての説明は省略する。

アニメでは『マジック・アンド・ウィザーズ』ではなく、『デュエルモンスターズ』という名称に改められた。

1998年に東映アニメーションが制作したアニメ第1作『遊☆戯☆王』では、まだカードが商品化されていなかったため、原作のデザインを踏襲したカードが登場。カードイラストは原作のものに準拠しており、カード名やテキストは手書きであった(劇場版では印刷字体の文字に変わっている)。ただし、カード裏面のデザインのみ原作のものと異なっている。

遊戯王OCG発売後、NASぎゃろっぷが制作する『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』以降のシリーズでは、作中に実商品をスキャンしたものを登場させるようになり、番組自体が遊戯王OCGの販売促進としての意味合いをもつようになった。カードの印刷面をスキャンした演出は『デュエル・マスターズ』や『バトルスピリッツ』などの後のカードゲームアニメに大きな影響を与えた。ただしゲームのルールや進行は基本的に原作に準拠しているため、実際のOCGのルールと異なる部分も多い。その代わりに、ときおりOCGのルールに合わせてゲーム内容が原作のものより修正されている場合もある。
ルール

遊戯王OCGは1対1で対戦するゲームである。各プレイヤーは40 - 60枚のカードを自由に組み合わせた「メインデッキ」を用意する。さらに「エクストラデッキ」「サイドデッキ」なども必要に応じて用意する。

試合は基本的にマッチ形式で行われ、1戦目のデュエル(対戦することを『デュエル』という)は初期状態のデッキを使用する。デュエルが決着した後は、メインデッキとサイドデッキのカードを入れ替える「サイドチェンジ」を行うことができるが、この際にデッキの枚数が変わってはならない。1回の試合は3回のデュエルのうち、先に2回勝利したプレイヤーが勝者となる。

プレイヤーの耐久力はライフポイントと呼ばれる数値で表される。初期値は8,000で、ゲーム中増減し、上限は無く、下限の0となったら負けとなる。また、メインデッキが0枚になり、さらにカードをドローする時にカードを引けないプレイヤーは、「デッキ切れ」となりデュエルに敗北する。このほかに特殊な勝利条件を成立させた場合も勝敗が決着する。勝敗の判定が、両者で同時に発生した場合は引き分けとなる。

1マッチの制限時間は40分となり、これを経てマッチの決着が付かない場合は、「エキストラターン」となり、3ターンが終了した後にライフが多いプレイヤーが勝者となる。これでも決着しない場合は、「サドンデス」となり、先にライフが減少したプレイヤーを敗者とする。

長期にわたる展開もあって、後述する「コスト」「発動タイミング」といった判別困難なルールなど、遊戯王は複雑さを増している。

また、カードの効果や召喚方法を読み上げることは遊戯王だけでなく、その他トレーディングカードゲームに影響された。
デュエルの流れ


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