進貢船(しんこうせん)とは、14世紀から19世紀中期まで行われた、対中国交易・使節を派遣するために用いられた琉球王国の官船。船首部の獅子の絵と舷側の目玉が特徴である。
1372年12月、琉球の中山王・察度が弟・泰期を明に遣わし洪武帝に進貢したが、これが進貢船の派遣第一号である。最後の進貢船の派遣は、1874年(明治7年)。
進貢船は交易指定港とされた福建省福州まで渡航する。正副使やその従者は陸路北京に赴き、皇帝に拝謁する。それ以外の乗組員は福州の琉球館に滞在した。
関連項目
琉球王国
琉球貿易
朝貢
冊封
琉球館
謝恩使
江戸上り
外部リンク
⇒琉球王国交易船
ModelShipBuilder - ウェイバックマシン(2004年6月9日アーカイブ分)
更新日時:2020年4月18日(土)20:06
取得日時:2020/09/12 12:32