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やノートページでの議論にご協力ください。進研ゼミ中学講座(しんけんゼミちゅうがくこうざ)は、ベネッセコーポレーションが行う進研ゼミの中学生向けの通信教育である。 1972年に、「通信教育セミナ・ジュニア」として開講。[1]中一講座、中二講座、中三受験講座の3講座を開講しており、各学年に対応している。 1人1人にあった学力レベル別・都道府県別対策を特長としている。[2]主な教材は以下の通りなお、一部の教材ではコース制を導入しているものがある。 授業対策のためのメインテキストとして、5教科(英語・数学・理科・社会・国語)の「Challenge」が配布される。国・数・英は教科書ごと、理・社は授業の進度ごとにカリキュラムが分かれており、理・社では必要なときに不足する教材をリクエストすることもできる。2006年までは英・数・国が1冊の本になっており、2007年度から2011年度までは1教科ごとに一冊ずつとなったが、2012年度以降は英・数・国の3教科が1冊になった。 紙のテキスト(”Challnege”を除く)と同時に、iPadまたは専用のAndroidを搭載したタブレット端末「チャレンジパッド2」を用いて学習する。iPadは学習以外でも幅広く使用できるが、「チャレンジパッド2」では初期設定を済ませると学習用途以外の使用ができなくなる。なお、以前にも紙のテキストの副教材として「Challenge Tablet」(後述)を配布していた。 定期テスト対策としては、「定期テスト予想問題集」(英語のリスニング問題つき)・「定期テスト暗記BOOK」・「実技教科予想問題集」・「実技教科暗記BOOK」が一般的な定期テストの実施時期にあたる4月頃・9月頃に届けられている(実技教科BOOKに関しては1年間の保存版として5・6月頃に届けられる)。問題集は、全国の進研ゼミ会員から学校で使用された定期テストを収集し、それらを参考に問題づくりがされている。 提出課題は数多く存在し、各講座で毎月提出課題が出される。提出課題には、提出すると必ず努力賞ポイントがつき、決められた期間までに提出すると、通常よりも多くのポイントが加算されることもある。ほかにも、ゼミに友人を紹介したり、テストの問題を送ったりなどした場合にも努力賞ポイントが加算される場合がある。努力賞ポイントは努力賞プレセントと交換が可能で、市場価格が高価なものほど必要なポイント数が増える。小学講座のがんばりシールも、1枚=1ポイントとして使用することができる。 情報雑誌として「MyStyle」、入試情報冊子、保護者向け情報誌として「親ゼミ」、その他ニガテ対策教材がある。 最近ではウェブでのサービスが活発になっている。会員専用サイトがあったり、提出課題をウェブを通して提出・返却できる(その際A4普通紙が読込、印刷できるスキャナー、プリンターが必要)サービスや、学習・進路サポート、保護者サポート、無料メールマガジンなど、他にも数多くのサービスが行われている。また、2015年3月25日からは会員専用の追加料金不要ipadアプリ「デジサプリ」の提供が始まり、2015年7月25日からは会員専用で、電子書籍や動画を提供する「電子図書館まなびライブラリー」の提供が始まった。 中学一年生を対象とした講座。メインテキストの英語と数学がコース制となっており、「スタンダード」と「ハイレベル」に分けられる。提出課題は8・1・3月以外に「赤ペン先生の問題」(提出すると補強学習の問題が一緒に返ってくる)。ほかに8・1月には、「実力診断マークテスト」(提出すると結果やアドバイス、ドリルなどが返ってくる)や3月には「合格可能性判定模試」(提出すると結果や指導書が返ってくる)という提出課題がある。 中学二年生を対象とした講座。メインテキストの英語と数学がコース制となっており、「スタンダード」と「ハイレベル」に分けられる。提出課題は8・1・3月以外に「赤ペン先生の問題」(提出すると補強学習の問題が一緒に返ってくる)。ほかに8・3月には、「実力診断マークテスト」(提出すると結果やアドバイス、ドリルなどが返ってくる)や1月には「合格可能性判定模試」(提出すると結果や指導書が返ってくる)という提出課題がある。 中学三年生(高校入試受験生)を対象とした講座。メインテキストは、受験勉強に励むことができるように、1年間の授業内容を12月までに終えるようになっている。7月までは受験チャレンジの英語と数学がコース制となっており、これまでの「スタンダード」に相当する「受験総合コース」、「ハイレベル」に相当する「難関挑戦コース」に分けられる。また、2012年度より公立高校において独自入試を行う高校に対応する最難関挑戦コースが新規に設けられた。これについては専用の難問頻出テーマ攻略のテキスト(受験チャレンジの半量程度の冊子)が9月号より添付されている。これで、中学一年生・中学二年生の基礎を完成できるようになっている。9月からは5教科がレベル別に、さらに47都道府県別のコース制となっている。これで実践力を習得する。提出課題は9・10月に「赤ペン先生の問題」(提出すると補強学習の問題が一緒に返ってくる)、4・5・6・7・12月に「実力診断マークテスト」や「ニガテ診断テスト」(提出すると結果やアドバイス、ドリルなどが返ってくる)、4・8・11月(8月・11月は47都道府県別(2011年度?))に「合格可能性判定模試」(8月と11月は英語の聞き取り問題がある)(提出すると結果や指導書が返ってくる)がある。1・2月には47都道府県別のリハーサルテストがある(2月は自己採点)。また前述の最難関挑戦コースではこれとは別に難問に対応したリハーサルテストが同封されている。 小学講座と同様に、中学講座でもキャラクターが登場するが、こちらは実在する社員をモデルとした各学年の編集部員の先生キャラクターがメインとなっている。各教科担当(国語・数学・英語・理科・社会)、お楽しみページ担当(男女2人ペア)、編集長で構成されており、小学講座の構成とほぼ共通している。先生キャラクターは数年置きに交代する。また、教材ごとのマスコットに+iのマスコット(クリンク)などがある。 1997年までは、アシスタントキャラクターとして小学講座同様に研一・進子の2人、タヌキのポコ(国語)・カニのカニ丸(数学)・ライオンのライ吉(理科)・ブルテリアのブッチ(社会)の動物キャラクター(いわゆるブコマッチ)に加え、眼鏡をかけたトラネコのニャンペイ(英語)の計5匹が登場していた。なお、これらのキャラクターのうち、2001年版の中学講座教材で、ニャンペイ・ライ吉が復活、コウモリのNOR(数学)とともに使われた。「チャレンジ英和・和英辞典」の挿絵でも、ニャンペイはじめブコマッチの5匹・研一・進子が使われていたものの第3版ではニャンペイ・研一・(進子に代わって)友里の3名のみに減少。ただし最新の「Challenge中学英和・和英辞典」第2版においても、挿絵の一部にニャンペイは残っている。また、イングリッシュチャレンジレギュラーコースにはギーブが登場していた。 2011年度までは、国美(国語)・数々(数学)・英人(英語)・理吉(理科)・社太郎(社会)が登場していた(チャレンジファイブ)。2012年度から、コクー(国語)・スウ(数学)・エイム(英語)・リータ(理科)・シャラ(社会)にキャラクターが一新された。名前は教科名から付けられている。なお、ハイレベルコースにはアシスタントは登場しない。
目次
1 概要
1.1 Challenge(オリジナル スタイル)
1.2 ハイブリッド スタイル
1.3 定期テスト対策教材
1.4 提出課題
1.5 その他
2 各講座ごとの概要
2.1 中一講座
2.2 中二講座
2.3 中三受験講座
3 過去の教材・サービス
4 登場キャラクター
5 脚注
6 関連項目
7 外部リンク
概要
Challenge(オリジナル スタイル)
ハイブリッド スタイル
定期テスト対策教材
提出課題
その他
各講座ごとの概要
中一講座
中二講座
中三受験講座
過去の教材・サービス
Challenge Tablet(チャレンジ タブレット)
2013年度から2014年度まで、従来のテキストと専用タブレット端末 (Challenge Tablet) を組み合わせた講座を展開していた。中学講座のオンラインサービス"プラスアイ"(後述)と、ストリーミングサービスのUstreamを用いた"ライブ授業"が主な特徴。ライブ授業は定期的に配信され、コメント機能やライブと連携する回答ボタンが存在した。現在、ライブ授業は配信されていない。
進研ゼミ中学講座+i(プラスアイ)
一般の講座に加え、インターネット学習をブレンドした講座。2008年度に開始。2016年3月をもってサービス終了。
BenePa中学講座シリーズ
2015年2月17日からプリペイドカード方式のデジタルオプション教材『BenePa(ベネパ)』をコンビニチェーンであるローソン限定で販売。その後はAmazonでも購入することができたが、2016年10月31日をもってすべての販売を終了した。
イングリッシュチャレンジレギュラーコース
英語に特化したオプション教材で、英会話を中心に見る・聞く・読む・書くの4ステップでメインテキスト「Challenge」のサプリメントとして活用できた。毎月送られてくる教材はテキスト(読む・書く。添削問題用答案用紙はとじ込み)・VHSテープ(見る)・カセットテープ(聴く)だった。
登場キャラクター
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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