進撃の巨人_(アニメ)
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進撃の巨人


ジャンル少年向けダークファンタジー
アクション
アニメ
原作諫山創
総監督荒木哲郎(第2期 - 第3期)
監督荒木哲郎(第1期)
肥塚正史(第2期 - 第3期)
林祐一郎(英語版)(第4期)
シリーズ構成小林靖子(第1期 - 第3期)
瀬古浩司(第4期)
キャラクターデザイン浅野恭司(第1期 - 第3期)
岸友洋(第4期)
音楽澤野弘之
KOHTA YAMAMOTO(第4期)
アニメーション制作WIT STUDIO(第1期 - 第3期)
MAPPA(第4期)
製作「進撃の巨人」製作委員会
(第1期 - 第3期)
「進撃の巨人」The Final
Season製作委員会(第4期)
「進撃の巨人」OAD
製作委員会(OAD)
放送局毎日放送ほか(第1期・第2期)
NHK総合(第3期以降)
放送期間第1期:
2013年4月7日 - 9月29日
第2期:
2017年4月1日 - 6月17日
第3期 Part.1:
2018年7月23日 - 10月15日
第3期 Part.2:
2019年4月29日 - 7月1日
第4期 Part 1:
2020年12月7日 - 2021年3月29日
第4期 Part 2:
2022年1月9日 - 4月4日
第4期 完結編(前編):2023年3月4日
第4期 完結編(後編):2023年11月5日
話数第1期:全25話 + 総集編
第2期:全12話
第3期:全22話
第4期:全28話 + 完結編(前後編、各話版全7話)
OAD:全5話
その他原作単行本の特別版にOAD収録
映画:劇場版 進撃の巨人
前編?紅蓮の弓矢? / 後編?自由の翼?
原作諫山創
監督荒木哲郎
制作WIT STUDIO
配給ポニーキャニオン
封切日前編:2014年11月22日
後編:2015年6月27日
上映時間前編:119分 / 後編:121分
その他前編:興行収入4億円[1]
後編:興行収入2億3500万円[1]
映画:劇場版 進撃の巨人
Season2?覚醒の咆哮?
原作諫山創
総監督荒木哲郎
監督肥塚正史
制作WIT STUDIO
配給ポニーキャニオン
封切日2018年1月13日
上映時間119分
映画:『進撃の巨人』?クロニクル?
配給ポニーキャニオン
封切日2020年7月17日
上映時間120分[2]
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『進撃の巨人』(しんげきのきょじん、Attack on Titan)は、WIT STUDIO(第1期 - 第3期)ならびにMAPPA(第4期)制作による日本アニメ作品。諫山創による同名の漫画を原作としている。

2013年4月から9月まで第1期、2017年4月から6月まで第2期(Season 2)[3]、2018年7月から10月まで第3期(Season 3)Part.1、2019年4月から7月までPart.2[4][5]、2020年12月から2021年3月まで第4期(The Final Season)Part 1[6]、2022年1月から4月までPart 2が放送され[7]、2023年に完結編(前後編)が放送された[8]
概要

連続テレビアニメーションが制作され、これを基にした総集編劇場映画、および原作単行本限定版に付属するオリジナルビデオ(OAD)も作られている。ナレーションはアルミン役の井上麻里奈が、冒頭のあらすじや次回予告等を担当している[9]

第1期が2013年4月から9月まで毎日放送ほかにて全26話(第13話と第14話の間に総集編の第13.5話を挟む)が放送された[10]。物語は原作冒頭から年表における850年のストヘス区での女型の身柄拘束作戦の完了、そして後の第2期冒頭に繋がるシーンまでを描く。原作者の諫山創は、テレビアニメ版の第1話を視聴して完成度の高さから「原作はアニメの方、僕は絵の描けないコミカライズ担当という感じ」との趣旨の発言をしている[11]

第1期の総集編が劇場版前後編2部作として制作され、2014年11月22日に第1話から第13話までの総集編『劇場版 進撃の巨人 前編?紅蓮の弓矢?』、2015年6月27日に第14話から第25話までの総集編『劇場版 進撃の巨人 後編?自由の翼?』が公開された。配給はポニーキャニオン。未公開シーンの追加や音声を5.1chサラウンド仕様にアップグレードするなど、細かい仕様変更もある。以降の劇場版も概ねこの2部作と同様の仕様で制作・公開されている。

第2期(Season 2)は、2017年4月から同年6月まで、毎日放送ほかにて全12話(第26話 - 第37話)が放送された[3][12]。これ以降より作品名に「Season(数)」が併記されるようになった。物語は前述の通り第1期ラストからダイレクトに続き、エレン奪還戦でエレンが「座標」の力に目覚めるまでが描かれる。2018年1月13日には、総集編劇場版映画『劇場版 進撃の巨人 Season2?覚醒の咆哮?』が公開された。

また、原作単行本収録のOADが5話制作された。なお、『週刊少年マガジン』に出張読み切り掲載された作品であり原作の前日譚を描いた特別編「イルゼの手帳」は、原作単行本第11巻限定版に収録される予定であったが[13]、テレビアニメ版の制作遅延の影響を受けて第12巻限定版へ延期され、2014年9月28日に毎日放送制作・TBS系列の『日5』枠にて全国ネット放送された[14]。2019年7月20日にも同月18日に発生した京都アニメーション放火殺人事件の影響を配慮し都合により『スーパーアニメイズム』枠『炎炎ノ消防隊』第3話の放送を見送ることになり代替番組として再放送された[15]。2017年には外伝「悔いなき選択」がアニメ本編2期放送開始に先立ち、同年3月に地上波の一部局で1エピソード化した版が放送された。

第3期(Season 3)は、2018年7月23日から10月15日までPart.1 全12話(第38話 - 第49話)、2019年4月28日から7月1日までPart.2 全10話(第50話 - 第59話)の全22話が放送された。本シリーズからはそれまで放送された毎日放送からNHK総合に放送局が変更され、ほぼ全国同時ネット放送が行われた[4][16]。講談社プロデューサーの立石謙介は「全国の皆様に同時に楽しめるように」と語っている[17]。放送開始直前となる7月21日0時26分には出演声優が数名登場する特番「進撃の声優大集合!」が生放送された。なお、オープニング・エンディングのクレジット表記はNHK総合の放送版と配信版とでは異なっている[注 1]。前半は王政編からウォール・マリア奪還作戦の前夜までの話が放送され、後半はウォール・マリア奪還作戦から世界の真相が明かされたところまでが描かれた。

第4期(The Final Season)は、2020年12月7日から2021年3月29日までPart 1 全16話(第60話 - 第75話)[18]、2022年1月10日から4月4日までPart 2 全12話(第76話 - 第87話)[19][20]、2023年3月3日に完結編(前編)[8][21]、同年11月4日に完結編(後編)が放送され[22]、これをもって当作品は完結した[23]。完結編は前後編での配信の他、第88話 - 第94話に分割された各話版としても配信されている[24]

また、Part 1本放送前の2020年11月9日から11月30日にかけては、第1期 - 第3期をまとめたダイジェスト版が4週連続・全4回にわたってオンエアされ[18]、Part 2放送前の2021年10月25日から12月13日にかけては、1話から75話を6本にまとめたダイジェスト版とOAD「悔いなき選択」、「Wall Sina, Goodbye」、「Lost in the cruel world」が放送された[19]
登場人物「進撃の巨人の登場人物」も参照

エレン・イェーガー - 梶裕貴

ミカサ・アッカーマン - 石川由依

アルミン・アルレルト - 井上麻里奈

ジャン・キルシュタイン - 谷山紀章

アニ・レオンハート - 嶋村侑

リヴァイ / リヴァイ・アッカーマン - 神谷浩史

エルヴィン・スミス - 小野大輔

ライナー・ブラウン - 細谷佳正

サシャ・ブラウス - 小林ゆう

コニー・スプリンガー - 下野紘

ハンジ・ゾエ - 朴?美

ベルトルト・フーバー - 橋詰知久

クリスタ・レンズ / ヒストリア・レイス - 三上枝織

ユミル - 藤田咲

マルコ・ボット - 逢坂良太

ジーク・イェーガー - 子安武人

製作
第1期から第3期

本作はProduction I.Gから2012年6月に独立した子会社のWIT STUDIOが、アニメーション制作を担当した初のテレビアニメ作品である。親会社のProduction I.Gもアニメーション制作協力として参加しており、後に公式パロディ『進撃!巨人中学校』のアニメ版の制作も手掛けている。なお、監督を務める荒木哲郎は就任依頼が来る前から原作漫画を購読していたという[25]

3DCG制作はマッドボックスが担当。作中では立体機動装置を使用した空間移動中のカメラワークなど、原作読者がイメージしている動きをいかに映像化するかという点を最も重視したという[26]

第1期は、製作クレジットに毎日放送がクレジットされていないが、同社のアニメ製作担当者である竹田滋[注 2]丸山博雄前田俊博の3名が製作、企画、プロデューサーの一員としてクレジットされており、2014年10月11日に大阪城ホールで開催のイベント『MBSアニメフェス2014』に当作品もラインナップされ、梶裕貴、石川由依、Linked Horizonが参加した[27][28]。Season 2以降は、製作委員会参加としてエンディングクレジットされている。

アニメ化にあたり、原作者の諫山創は脚本制作の段階から参加して入念な打ち合わせを行っている。また、エレン巨人体や女型の巨人には実在する格闘技のイメージがあり、諫山によって格闘シーンの参考動画が提供されたほか、立体機動装置の動きはフランス発祥のパルクールというエクストリーム系スポーツの動きのモデルを参考にして作られている[29]

前述した王政編の短縮も原作の内容に間延びや不甲斐なさを感じていた諫山の意向によるものであり、アニメの構成を「自分の力では成し得ない理想化された脚本」と評している[30]
The Final Season

第3期が物語的に区切りのいいタイミングであったこと、加えてクリエイターのさらなるステップアップを目指すため、第3期制作中にWIT STUDIO側から「進撃の巨人は今回までとしたい」と申し出があった[31]。しかし、フィルムを引き継ぐことの大変さからとても引き受けられないという話が何十社も続き、新しい制作会社探しは難航した[31]。その中で唯一「『進撃の巨人』はファンのために作品として最後まで終わらせるべき」としてMAPPAが検討に入り、WIT STUDIO側も「MAPPAさんなら安心」との見解を示したことで、WIT STUDIOや荒木哲郎全面協力のもと情報交換や引き継ぎが行われた[31][32]


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