この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "漫画アクション"
漫画アクション
MANGA ACTION
愛称・略称アクション
ジャンル青年漫画雑誌
読者対象30 - 50代の男性
刊行頻度月2回発行
発売国 日本
言語日本語
定価400円+税
出版社双葉社
編集長三田村優[1]
刊行期間1967年7月7日 - 2003年9月30日(旧・週刊漫画アクション)
2004年4月8日 - (新・漫画アクション)
レーベルアクション・コミックス
姉妹誌月刊アクション(休刊)
アクションヒーロー(休刊)
アクションピザッツ
まんがタウン(休刊)
ウェブサイトhttps://manga-action.futabanet.jp/
テンプレートを表示
『漫画アクション』(まんがアクション、MANGA Action)は、双葉社が発行する日本の月2回刊青年漫画雑誌。発売日は毎月第1・第3火曜日。1967年7月7日に『週刊漫画アクション』として創刊された。創刊編集長は後に双葉社の社長となる清水文人。2003年に一時期休刊となったが、翌2004年に月2回刊で現在の誌名で復刊された。 『漫画アクション』は最初期の青年漫画誌であり、貸本劇画出身の漫画家を積極的に起用し、青年漫画ブームおよび劇画ブームの基盤となった。吉本浩二のノンフィクション漫画『ルーザーズ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~』は、『漫画アクション』の創刊時を描いている。 モンキー・パンチの『ルパン三世』、石ノ森章太郎の『009ノ1』、小池一夫・小島剛夕の『子連れ狼』、バロン吉元の『柔侠伝』シリーズ、大友克洋の『気分はもう戦争』、長谷川法世の『博多っ子純情』、はるき悦巳の『じゃりン子チエ』、いしいひさいちの『くるくるパーティー』、植田まさしの『かりあげクン』、相原コージの『かってにシロクマ』、臼井儀人の『クレヨンしんちゃん』、西岸良平の『鎌倉ものがたり』、太田垣康男の『一平』などのヒット作の初出誌としても知られる。 部数低迷による休刊が噂に上りだすたびに、『ルパン三世』『じゃりン子チエ』『クレヨンしんちゃん』といった国民的な大ヒット作が登場し、部数が持ち直すという現象が繰り返されたため、これを指して「アクションには神風が吹く」と評された[2]。2013年から双葉社が開始した新人漫画賞「双葉社カミカゼ賞」の名称はこのフレーズに由来する。 一方、『クレヨンしんちゃん』の大ヒット以降はヒット作には恵まれず、部数は低迷する。同作をはじめとして『かりあげクン』『鎌倉ものがたり』は、2000年にファミリー向け4コマ漫画誌として創刊された『まんがタウン』へ移行、その他の作品も他誌への移籍が相次いだ。看板作がなくなったことへのテコ入れとして成人向け漫画出身の漫画家を積極的に起用し、成人向け漫画雑誌とほぼ変わらない誌面を構成した時期もあったが、逆に旧来の読者層の離脱を招き、部数はさらに減少していった。結局は新たな「神風」は吹くことなく、販売部数低迷のため2003年9月30日発売の号をもって一旦休刊されることとなった。この時は「しばしの休刊」と表現されており、休刊する雑誌としては珍しい「復刊を前提とした休刊」だった。 2004年4月20日に月2回刊行の雑誌として復刊する。復刊(再開)号の中吊り広告では「復刊」の文字が大々的に掲げられ、アニメ版『ルパン三世』のDVD付録や掲載作品のタイトルが告知されている。
概要