週刊少年チャンピオン新人まんが賞(しゅうかんしょうねんチャンピオンしんじんまんがしょう)は、秋田書店が主催する少年誌向けの新人漫画賞である。1973年にスタートし、原則3月締切の上期と、9月締切の下期で年2回開催される。 ギャグ、コメディ、ストーリー、4コマ、ショートショート等を問わない、オールジャンル1部門の漫画賞である。秋田書店発行の漫画雑誌『週刊少年チャンピオン』で募集が行われる。全応募作品から一次選考作品、二次選考作品を選び出し(それぞれ週刊本誌上で発表)、「新人大賞」「入選」「準入選」「佳作」「特別奨励賞」「奨励賞」の各賞(ただし、「特別奨励賞」は常設されず、募集ページにも明示されていない)が選ばれ、6月初旬・12月初旬発売号の週刊少年チャンピオン誌上で発表される。 賞のランクが高ければ高いほど、デビューや連載が確証されているという事はなく、特別奨励賞や奨励賞のように下位入賞でも、本誌で連載を持っている作家が非常に多いのも特徴。入賞者は全員、秋田書店の隣にあるホテルメトロポリタンエドモントにて授賞式、賞金授与式、食事会へと招待される。 2012年下期は『月刊少年チャンピオン』、『別冊少年チャンピオン』と合同で『別冊少年チャンピオン創刊記念新人まんが賞』として開催。2013年上期より『別冊少年チャンピオン』のみと合同形式を継続して再開となる。
概要
審査員
現在(第83回以降)の審査員
浜岡賢次(第49回 -)
渡辺航(第73回 -)
佐藤タカヒロ(第77回 -)
米原秀幸(第51回 - 第74回、第83回 -)
沢考史(週刊少年チャンピオン編集長、第65回 -)
過去の審査員
石井いさみ(第9回 - 第28回)
山上たつひこ(第9回 - 第28回)
手塚治虫(第9回 - 第31回)
立原あゆみ(第25回 - 第63回)
小林よしのり(第29回 - 第36回)
菊地秀行(第29回 - 第43回)
川三番地(第37回 - 第42回)
石山東吉(第37回 - 第50回)
きくち正太(第43回 - 第48回)
小山田いく(第44回 - 第55回)
瀬口たかひろ(第56回 - 第63回)
やまさき拓味(第64、65回)
馬場民雄(第64、65回)
佐渡川準(第66回 - 第72回)
小沢としお(第66回 - 第82回)
青山広美(第75、76回)
歴代「週刊少年チャンピオン」編集長
主な受賞作家
ますたにたけし(第1回1973年下期 佳作)
大和正樹(第6回1976年上期 選外佳作)
楠みちはる(第9回1977年下期 佳作)
とり・みき(第12回1979年上期 佳作)
神矢みのる(第13回1979年下期 入選)
木村和昭(第13回1979年下期 佳作)
小山田いく(第13回1979年下期 佳作)
貞本義行(第16回1981年上期 入選)
橋本俊二
古谷野孝雄(第33回1989年下期 奨励賞)
鬼頭莫宏(第37回1991年下期 奨励賞 第42回1994年上期 入選)
瀬口たかひろ(第38回1992年上期 奨励賞 第39回1992年下期 奨励賞 第40回1993年上期 奨励賞)
富沢ひとし(第39回1992年下期 佳作)
草場道輝(第40回1993年上期 奨励賞 第42回1994年上期 奨励賞)
樋田和彦(第41回1993年下期 入選)
川島よしお(第43回1994年下期 佳作)
緋采俊樹(第44回1995年上期 奨励賞 第46回1996年上期 佳作)
松島幸太朗(第46回1996年上期 佳作)
沼田純(第47回1996年下期 奨励賞)
太田正樹