週刊少年サンデー
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週刊少年サンデー
WEEKLY SHONEN SUNDAY

愛称・略称サンデー・WS
ジャンル少年向けコミック誌
読者対象男性
刊行頻度週刊(水曜日発売 ただし、水曜日が祝日の際は火曜日発売)
発売国 日本
言語日本語
定価360円
出版社小学館
編集部名週刊少年サンデー編集部
発行人佐上靖之
編集長大嶋一範
雑誌名コード066
刊行期間1959年3月17日(1959年4月5日号) -
発行部数14万8,750部(2023年10月 - 12月日本雑誌協会調べ)
レーベル少年サンデーコミックス
ウェブサイトwebsunday.net
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『週刊少年サンデー』(しゅうかんしょうねんサンデー)は、小学館が発行する日本週刊少年漫画雑誌1959年に創刊され、毎週水曜日に発売されている。
概要

1959年(昭和34年)3月17日に、同年4月5日号として創刊。「サンデー」という誌名は「この雑誌を読むとまるで日曜日のように楽しい気分に浸れるように」という初代編集長豊田きいちが考案した[1]。当初は毎週火曜日の発売だったが、2024年現在[いつ?]は、毎週水曜日に発行されている。マスコットキャラクターはナマズで、『ビッグコミック』系列誌のものとは異なり、本誌ではイナズママーク入りのヘルメットを被っている。「澱んだ池の底でも辛抱していればそのうち大きくなる」というハングリー精神を表している[2]

企画立ち上げ時のスタッフの中核が学年誌の編集者ということから、創刊前には「小学館の新児童誌」と宣伝され、実際、創刊から10年近くの間、学年誌の延長線上にあり[注 1]、読み物や付録などが充実していた。1960年代半ばにはSFに力を入れ、当時気鋭の若手筒井康隆が小説の連載を行なっていたこともあった。

1960年代にシリアスな漫画で問題を起こすことが多かった一方、比較的ライトな内容のギャグ漫画やコメディ・タッチの漫画にヒット作が多かったことから、俗に「ギャグのサンデー」と呼ばれることになった。1980年代初頭には「ラブコメ」や「パロディ」も加わり、この様な軽快さは雑誌の大きな気風として現在も続いている。とは言い、1980年代半ばにはギャグ漫画家(パロディ組)が飽和状態になり、サンデー出身作家の『月刊少年キャプテン』(徳間書店)など他誌への鞍替えが目立った時期もあった。

担当編集者を介したつながりや誌上企画などに端を発した、師弟関係以外の漫画家間の交流(サンデー内のみではなく、小学館関係の雑誌も含め)が比較的盛んで、中でも1980年代から1990年代初頭の島本和彦を中心としたグループ、1990年代半ばの藤田和日郎を中心としたグループが有名である。1985年に通巻1500号の記念企画としてレコード「WINGS OF FREEDOM」が制作された際には、当時の連載陣の一部が歌を披露している。

伝統的に、掲載作品については編集部が企画段階から関与し、その意向が作品の方向性に少なからぬ影響を及ぼす。また、長期連載となるには読者からの作品人気が必要で、雑誌付属のアンケート葉書などのリサーチの結果が編集方針や作品の内容・存続に影響を及ぼすことに、競合他誌と違いはない。しかし、創刊時からの競合誌『週刊少年マガジン』と比べれば編集部主導という姿勢がそこまで色濃いわけでもなく、かといって後発誌『週刊少年ジャンプ』『週刊少年チャンピオン』ほどに読者アンケート人気の結果データに極端に偏重したスタイルでもないため、これら競合誌と比較した場合、編集部との折り合いさえ付けば、あとは漫画家が自身の描きたい方向性を自由に打ち出せる傾向がある(そのせいか、他誌のように作品の方向性がテコ入れによって突然、大きく変質してしまうケースが比較的少ない)。

2024年現在の発行部数は、週刊少年漫画誌としては『週刊少年ジャンプ』(集英社)、『週刊少年マガジン』(講談社)に続いて業界3位に位置する[3]
歴史
創刊 - 1960年代

1958年、学年誌編集部の次長だった豊田亀市が、テレビ時代の到来と1950年代半ばから続いていた週刊誌ブームを受けて、漫画を中心に据えた少年週刊誌の発行を社長の相賀徹夫に働き掛け、『週刊少年サンデー』の創刊が決まる。当初は1959年5月5日の発行を予定して諸準備に取り掛かっていたが、『ぼくら』『少年倶楽部』などの月刊少年誌を持つ講談社も週刊誌ブームを受けて『週刊少年マガジン』の創刊準備を始めたことから、徐々に創刊日が繰り上がり、結局ともに1959年3月17日に創刊した。創刊号のラインアップは手塚治虫『スリル博士』、横山隆一『宇宙少年トンダー』、寺田ヒロオ『スポーツマン金太郎』、 藤子不二雄海の王子』、益子かつみ『南蛮小天狗』で、創刊号の表紙に読売巨人軍長嶋茂雄を起用。巻末には児童心理学者波多野勤子が祝辞を寄せている。

両誌の価格はサンデーが30円、マガジンが40円で、豊田が「もしサンデーがマガジンと同じ値段だったとしたら、マガジンの付録の分お得感で負けてしまう」と判断した事から、両誌の契約している印刷所がともに大日本印刷だったこともあり、「マガジンが刷り始めるのを確認してからサンデーの値段を入れて刷る」という機密漏洩的後だしジャンケンのような裏技を使っている。創刊号の売上げはサンデーが30万部で、マガジンが20.5万部でサンデー側に軍配が上がり[4]、マガジンも5号から30円に値下げした。これ以降もお互い張り合って雑誌の総ページ数を増やしていった。1960年代半ばにはW3事件(『W3』をマガジンからサンデーに移籍)、1960年代末には『天才バカボン』のマガジンからサンデーへの移籍が起きるなど、その後もライバル間の争いは続いた。

1960年代のヒット作には、横山光輝伊賀の影丸』(1961年)、赤塚不二夫おそ松くん』(1962年)、小沢さとるサブマリン707』(1963年)、藤子不二雄オバケのQ太郎』(1964年)、藤子・F・不二雄パーマン』(1966年)、横山光輝『ジャイアントロボ』(1967年)、手塚治虫『どろろ』(1967年)、赤塚不二夫『もーれつア太郎』(1967年)、藤子・F・不二雄『21エモン』(1968年)、赤塚不二夫『天才バカボン』(1969年、マガジンより移籍)などがある。


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