週刊オリラジ経済白書
ジャンルクイズ番組 / バラエティ番組
総監督三浦伸介 (総合演出)
ディレクター松山和久、鈴木守、丸山信也、文野甲、諏訪陽介、山崎敏光、石塚宏充、内田秀実、貞松秀樹、岩佐学、藤本創、高橋真琴、櫛田健太郎
出演者オリエンタルラジオ
(中田敦彦・藤森慎吾)
宮本隆治
大竹まこと
高田純次
製作
チーフ・プロデューサー菅賢治
プロデューサー竹内尊実、大野彰作 / 小林宏充、古山晃、川邊哲也、藤井則子、佐々木貴幸、浜田和宏、進藤裕貴、阿部滋子
制作オフィスぼくら、Sp!ce Factory、ZION (制作協力)
製作日本テレビ (製作著作)
放送
放送国・地域 日本
放送期間2007年4月17日?2008年3月11日
放送時間毎週火曜日21:00 - 21:54
放送分54分
週刊オリラジ経済白書
『週刊オリラジ経済白書』(しゅうかんオリラジけいざいはくしょ)は、2007年4月17日から2008年3月11日まで、毎週火曜日の21:00?21:54に日本テレビで放送されたクイズバラエティ番組。
字幕放送。地上デジタルではハイビジョン制作(VTR部分は4:3のアップコンバート)。 デビュー直後にブレイクしたオリエンタルラジオにとって初めてゴールデンタイムでMCをつとめた番組。これまで特番で放送されていた『驚き!謎マネー100連発・世間を騒がすアノ値段一挙公開スペシャル』が前身である本番組は、これまで四半世紀以上に渡ってドラマ枠であった火曜21時台がバラエティ枠に移行した最初の番組でもある。当初は仮題として「クイズオリラジシステム」という名称が付けられていたが、結果的にこのタイトルに落ち着いた。 ナレーターの小林清志を除き、出演者は特番時代から一新。進行役はオリエンタルラジオと、元NHKアナウンサーでフリーアナウンサーの宮本隆治が担当。宮本にとっては本番組が民放で初のレギュラー番組となった。なお当初はオリエンタルラジオが解答者として出演しており、実際の司会進行役は宮本が単独で務めていたが、後にオリエンタルラジオも進行役に移った。番組開始前の予告編では、宮本隆治のNHK退職金が発表されるようなことが放送されていたが、実際の番組ではそのような話は一切出なかった。 最新の経済の話題、脱税調査に関する話、あるいはモノや人などの値段を題材にクイズ&トークショー形式で紹介する。開始当初は前述の特番に準じるものであり、トークショーに近い演出やモノの値段当てクイズがほとんどであったが、リニューアル後はその仕組みに関するクイズが中心となっている。 平均視聴率は10%前後と健闘していたが、編成上の理由から2008年3月11日をもって番組は終了。その後同枠では、視聴率低迷による短期終了と改編期までのつなぎ番組を繰り返し、当番組以降に1年以上放送されたのは『コレってアリですか?』まで2年余り待つことになる[1]。 フットボールアワーの後藤輝基は、この時期のオリラジの大ブレイクをネタにしており「まだレギュラー持ってるんでしょ」とこの番組の名を出し、「もうとっくに終わってます」というやり取りが行われることがある。
概要
出演者
進行
オリエンタルラジオ
中田敦彦:2007年7月24日放送分までは「オリ・チーム」のキャプテン
藤森慎吾:2007年7月24日放送分までは「ラジ・チーム」のキャプテン
宮本隆治(元NHKアナウンサー、フリーアナウンサー):初回から金庫番として司会を務める
パネラー
大竹まこと(5枠):レギュラー解答者。経済コンサルタントの小宮一慶または山崎元とペア出演。
高田純次(3枠):レギュラー解答者。2008年2月から番組終了まで毎週出演。
ふかわりょう(3枠が多い):準レギュラー解答者。解答者ではなく、VTRのレポーターとして出演する回もある。
里田まい(カントリー娘。、4枠が多い):準レギュラー解答者。
山瀬まみ(2枠が多い):準レギュラー解答者。
アシスタント
葉山エレーヌ(日本テレビアナウンサー):ゲームパートでは、宮本と一緒にゲームの進行役を務める。2007年7月31日放送分以降はほとんど画面に映らず、9月をもって降板。
ナレーション
小林清志
ルール
前期(2007年4月?9月)
4対4の対抗戦
初回から7月24日放送分は、中田+ゲスト3人の「オリ・チーム」 藤森+ゲスト3人の「ラジ・チーム」の対抗戦。
翌週の7月31日から9月までは、赤ラジチーム対青ラジチーム(各チーム、ゲスト4名)の対抗戦。
毎回、一つのテーマを元に、色々なものの値段や費用を、VTRで紹介していく。
VTRの開始直前には、宮本がVTRの見所をペンタゴン式のチャート(役立ち度・教養度・ワクワク度・笑い度・おバカ度)で説明をする。
どのVTRにも芸能人がレポーター役や再現VTRの演者等で出演。
値段当て問題では、VTRの最後であるひとつの物や費用の値段を当てる問題が出題されるので、両チームはチームのメンバーと相談して値段を予想、電卓に入力して、答えを発表する。
その後、VTRの続きを流して正解発表。予想金額が正解に近い方の勝利で、そのチームには宮本を模った「隆ちゃん人形」が贈呈される(1ポイント獲得)。
5月29日放送分から、ピタリ的中させたチームにはハワイ旅行が全員に贈られるようになり、2007年7月17日放送分で、初めてピタリ賞が出た。
7月31日からは値段当て問題以外にも、書き問題を出題。VTRの最後に問題が出題されるので、両チームで相談して、代表者がフリップに書いて答える。
また7月31日放送分から、「あっちゃんのあくまで参考情報!」コーナーを新設。中田が問題のヒントとなる情報を紹介する。なお、中田自身は最後までコーナー名を「あくまで“も”」と言い続けていた。
1回の放送につき2テーマ、2問出題される。
ゲームパート
専用のセットに移動して、週代わりの有名人やテレビ番組に関連したゲームで戦う。
進行役の2人は、設定に合わせた衣装に着替えて進行。
前半の成績+このゲームのポイントが多いチームの勝利となる。
7月3日放送分からはセットの移動がなく、「一品売れるといくら得する?中華料理並べ替えクイズ」という、その場で高級中華料理店の3つのメニューを利幅が大きい順に並べるというクイズになった(順位が1つ当たるごとに1ポイント)。
7月17日放送分をもって終了。
理髪店:有名人の髪型プライスドボン
床屋のセットに移動し、宮本は床屋姿で仕切る。毎回8人の芸能人が出され、その中から1回の床屋代が一定金額(回によって変わる)以下の人を選ぶ。一定金額以下であればセーフで、1ポイント獲得。一定金額以上の人を選ぶとドボンとなり、座っている椅子が後ろに倒れる(2回目からは『倒れる+顔へ炭酸ガス発射』、3回目からは『倒れる+炭酸ガス+熱々の蒸しタオルを顔にかけられる』と、回を重ねるごとに罰ゲームが追加されるようになった)。
各チーム3人が挑戦し、満点は3ポイント。ドボンの人数は毎回変わっており、6人目の藤森が、どれを選んでもドボンという事態になったこともある。
よろずや:有名人のアレが集まるよろずや
有名人の持ち物やテレビ番組の小道具が多数並んでいるお店のセットで、その値段を見積もりながら買い物をしていく。買い物を終えたら、レジで品物の値札のバーコードをなぞって、それぞれの品物の実際の値段を発表。実際の合計金額が20万円に近い方に1ポイント入る。また、誤差が±1万円以内であれば更に2ポイント追加されて合計3ポイント獲得となる。
このゲームは、前半のポイントが低いチーム先攻で、1チームずつ挑戦する。
レコード屋:歌の値段トップ8(10)
プレミアム価格が付いている(付いていないものも混ざっている)レコードやCDが8枚(初登場した回のみ10枚)並べられているので、交互に1枚ずつ選ぶ。