週刊アサヒ芸能
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週刊アサヒ芸能
1967年5月28日号の新聞広告
愛称・略称アサ芸
ジャンル週刊誌
刊行頻度週刊
発売国 日本
言語日本語
出版社アサヒ芸能新聞社→東西芸能出版社→アサヒ芸能出版→徳間書店
刊行期間1946年1月 -
発行部数45,824部(2022年1月 - 2022年6月日本雑誌協会調べ)
ウェブサイトhttps://www.asagei.com/
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『アサヒ芸能』(アサヒげいのう、正式名称:週刊アサヒ芸能)は、徳間書店から刊行されている週刊誌。主に芸能人のスキャンダラスな記事を書く、いわゆるゴシップ誌である。通称アサ芸と呼ばれる。1946年1月創刊。
創刊

1946年(昭和21年)、後に地産創業者となる読売新聞OBの竹井博友が中心となって、『アサヒ芸能新聞』の名前で創刊した。「新聞」の文字が示す通り、当初は現在のような冊子形式ではなく、タブロイド判サイズの新聞形式で、現在の日刊ゲンダイ夕刊フジに近い形態のメディアだった。詳細は「竹井博友#来歴・人物」および「徳間書店#沿革」を参照

1953年(昭和28年)、竹井はアサヒ芸能新聞に加えて一般紙『日東新聞』を創刊するがこれが全くの不振で、翌1954年(昭和29年)、日東新聞の廃刊と同時にアサヒ芸能新聞も休刊に追い込まれてしまう。この時、日東新聞社副社長で竹井とは読売新聞時代の同僚だった徳間康快が経営を引き受けることになり、アサヒ芸能新聞社は新社「東西芸能出版社」に生まれ変わって『アサヒ芸能新聞』の発行が再開された[1]。詳細は「徳間康快#来歴・人物」を参照

折から徳間の許には、新潮社副社長の佐藤亮一から新聞社系誌とは異なる路線の週刊誌をやろうという話が持ちかけられていた。1956年(昭和31年)、新潮社が『週刊新潮』を創刊するのとほぼ同時に、徳間は再び売れ行き不振に陥っていた『アサヒ芸能新聞』をリニューアルして、B5判冊子形式の週刊雑誌『週刊アサヒ芸能』を立ち上げることにし同年10月から発行開始した[2]。「週刊新潮#創刊」および「週刊誌#歴史・特徴」も参照

1958年、発行会社名を株式会社「東西芸能出版社」から株式会社「アサヒ芸能出版」に変更[3]1961年(昭和36年)にはアサヒ芸能出版の一般書籍部門として『徳間書店』が設立されるが、両社は1967年(昭和42年)4月1日付で合併し現在の形態が確立した[4]
概要

名前に「アサヒ」を冠しているが、『朝日新聞』とはまったく関係がない。ヤクザ、エロとスキャンダルが売り物で、購読者の90%近くが男性であり、サラリーマン、自営業者などの既婚者が多いといわれる。『週刊実話』(日本ジャーナル出版)、『週刊大衆』(双葉社)などと共に「実話誌」のジャンルで括られる事もあるが、実話時代と比べるとやや内容が娯楽重視となっている。

増刊号として『アサ芸シークレット』、『アサ芸サプライズ!!』、『アサ芸プレミアム』、姉妹誌として『ENTAME』がある。

また「アサ芸BOOKS」というムックを発行しているが、2010年6月、シリーズのひとつ『劇画版山口組白書 激闘を勝ち抜いた侠たち!』が福岡県にて「暴力団を美化した内容」として有害図書指定。

また、『アサ芸プラス』、『アサジョ』、『アサ芸ビズ』というニュースサイトを運営している。
主な連載記事
コラム・エッセイ・特集など
連載中
浅草キッドの猛毒ニュース 週刊アサヒ芸能人
ニッポン放送の深夜ラジオ番組「浅草キッドのオールナイトニッポン」の「世紀末の三波伸介 びっくりしたなぁ?もう」コーナーが母体となる。時事、芸能人、流行などの話題からネタを作る浅草キッド的ワイドショー。この「週刊アサヒ芸能人」に掲載されるとナンシー関の消しゴム版画カードがもらえていた。
アホか、お前ら!
井筒和幸が最近ニュースになった出来事を、またニュースがない場合は映画評論家・映画監督の立場として映画の出演者、スタッフを批評する。
ニッポン有事!
佐藤優による軍事コラム。
列島丸わかり報告書
三橋貴明による政治経済・マスコミに関するコラム。
たかしょーのイッちゃって!
高橋しょう子による自身のコラム。
天才テリー伊藤「オフレコ厳禁」対談
毎号ゲストを招いてテリー伊藤が対談。
旅芸人のように
前川清によるエッセイ。「芸能生活50周年」を記念した連載。
カネを動かす実践心理術
向谷匡史によるカネの使い方に関するコラム。
今井舞のスーパー辛テレビ時評 どくダネ!
ライターの今井舞によるテレビ批評。
笑福亭鶴光のチン談マン談
笑福亭鶴光によるエロチシズムと時事ネタとを混在させ、落語家らしく謎掛けも本文中に掲載するコラム。1ページ掲載。2019年のリニューアル以前は「日本はこれで、ええのんか??」とのタイトルで2ページ掲載であった。
名波はるかの仮想通貨なう
00年代に人気グラドルとして活躍し、現在は投資をレクチャーしている名波はるかによる仮想通貨に関するコラム。
スマホ一台でできる スキマ時間のお気軽副業
本折浩之による副業解説コラム。
決して声に出して読めない たけし金言集
アル北郷による「ビートたけし発言録」。
90年代プロセス戦国時代のウラ実況!
元・週刊ゴング編集長の小佐野景浩によるプロレス名勝負の解説コラム。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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