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出典検索?: "連続人形活劇 新・三銃士"
連続人形活劇 「新・三銃士」
ジャンル人形劇
原作アレクサンドル・デュマ・ペール
脚本三谷幸喜
出演者池松壮亮
山寺宏一
江原正士
高木渉
貫地谷しほり
瀬戸カトリーヌ
戸田恵子
エンディング平井堅『一人じゃない』
製作
制作NHK(NHK教育)
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
⇒公式サイト
開始から2009年10月23日まで
放送期間2009年10月12日 - 10月23日
放送時間平日 18:00 - 18:20
放送枠少年少女ゾーン
放送分20分
回数10
2009年10月30日から終了まで
放送期間2009年10月30日 - 2010年5月28日
放送時間金曜日 18:00 - 18:20
放送分20分
回数30
特記事項:
ナレーション:田中裕二
総放送回数40回
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『連続人形活劇 新・三銃士』(れんぞくにんぎょうかつげき しんさんじゅうし)は、2009年10月12日から2010年5月28日までNHK教育テレビで放送していた人形劇。また、2010年4月4日から12月26日までNHK総合テレビでも放送された[1]。アレクサンドル・デュマ・ペール著の「ダルタニャン物語」のうち『三銃士』を原作として三谷幸喜が脚色、脚本を手がけた。キャラクターデザインは井上文太。なお題名の「・(なかぐろ)」は画数が吉数に1画足りなかったために足されたもの。 1993年から1995年に放送された『人形歴史スペクタクル 平家物語』以来14年ぶりのNHKの人形劇である。「連続人形活劇」として教育テレビ50周年を記念して放送。1953年に放送された『玉藻前』から始まるNHK連続テレビ人形劇シリーズでは初のハイビジョン放送となる。 この作品では、1人の声優が何人もの声を当てており、ゲスト出演の西田敏行、三谷幸喜、田中裕二、太田光を除いた出演者7人で、ガヤを含める登場人物をすべて演じている。主要人物7人とベルトラン、オレイリーといったゲスト出演以外の登場人物の声優は公式サイトなどでは「SECRET」と書かれており教育テレビでの放送期間中は明かされていなかったが、教育テレビでの放送が終了後、2010年8月29日に総合テレビで放送した第一部総集編のエンディングと、後に出版された『新・三銃士メモリアルブック』にて誰がどの登場人物の声優を担当していたかすべて明らかにされた。 登場人物の数に比べて声優の数が7人と少ないのは、歴代の人形劇と同じように少人数でやったほうがひとつの劇団のようなアットホームな雰囲気が出て良いだろう、という三谷幸喜の意向である[2]。また、先に声優陣の台詞を収録して、その声に合わせて人形の操演を撮影するプレスコ技法が採用されている。声優のキャスティングは池松壮亮や貫地谷しほりといった本業が声優でない若手俳優も起用されており、これらの点は歴代の人形劇に共通している。 人形は画家の井上文太によってデザインされ、さまざまな要素を取り入れた試行錯誤の末、ダルタニアン、コンスタンス、アトス、アラミス、ポルトス、ミレディー、アンヌ王妃といったメインの登場人物の人形は最終的にそれぞれ担当する声優に似せて作られている[3]。また、途中でゲスト出演したオレイリーやバッソンピエール、ルミエールの人形はそれぞれ声優を担当した三谷幸喜、田中裕二、太田光そっくりに作られている。 NTSCではレターボックス16:9である。 舞台は1625年のパリ。物語は青年ダルタニアンが三銃士たちと出会い、リシュリュー枢機卿とアンヌ王妃との権力争いに巻き込まれながらも、仲間たちに支えられ一人前の銃士を目指していく成長物語である。
概要
声優
人形
あらすじ
登場人物
ダルタニアン(声:池松壮亮、操演:安藤?一)
本作の主人公。父の仇・ロシュフォールを討つ為、フランスの田舎町ガスコーニュから単身パリに赴き、銃士見習いになる。明るく素直で正義感のある青年だが、若さゆえの無鉄砲で、トラブルメーカーなところがある。宮殿で出会ったアンヌ王妃の侍女コンスタンスに一目惚れして以来、彼女に良いところを見せようとして、失敗を繰り返している。三銃士からは「ダル」もしくは「タニアン(タニやん)」と呼ばれているが、本人はそう呼ばれるのを嫌がっており、呼ばれるたびに訂正している。また、ルイ13世からは「ダルメシアン」、バッキンガム公からは「ポメラニアン」と間違えた呼ばれ方もされている。実はベルトランの子供ではなく、ロシュフォールとエマニエルの子供であることが作中で匂わされている。
アトス(声:山寺宏一、操演:川口英子)
三銃士の一人。三銃士のリーダー格。熱血漢で男性的な性格だが、涙脆い一面もある。大の酒好きで、銃士隊解散後は酒に溺れ、住所不定の日々を過ごしていたが、銃士隊の再結成を機にやる気を取り戻す。何度も失敗を繰り返すダルタニアンに対してはあえて人一倍厳しい態度をとっている。過去にミレディと結婚していたことがある。高所恐怖症のためカレーに向かうつり橋を渡れなかった。特技は物まねで、劇中でも馬・兵隊・ルイ13世の物まねを披露する。ルイ13世から「アヌス」と間違って呼ばれたこともある。
アラミス(声:江原正士、操演:高橋弘一)
三銃士の一人。色白ですらっと長身の美青年。剣の使い手で、銃士時代に誰よりも多くの人を殺めたことを悔いており銃士隊解散後は聖職に就いていた。銃士隊に復帰した後も聖書を読んだり朝早くからお祈りをするなど信仰心は消えていない。冷静で頭が切れ、三銃士の頭脳的な存在で困った時に知恵を発揮する。時に困難に直面したダルタニアンに的確な助言をしてくれる。相当な知識を持っているが、「私は物知り博士ではない」と言っている。ルイ13世から「ハラミ」と間違って呼ばれたこともある。反乱軍との争いで罪の無い市民の命を自らの剣で奪ってしまったことで深く傷つき、戦争が終わってから修道院に引きこもってしまう。
ポルトス(声:高木渉、操演:おかの公夫)
三銃士の一人。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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