通貨記号
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。

通貨記号(つうかきごう)とは、通貨の名前を短く表記するために用いられる図形記号である。国際的にはISO 4217コードが用いられ、各国内では通貨記号が用いられるが、固有の記号が存在しない通貨も多数ある。

ユーロの導入により、ヨーロッパの多くの通貨記号は使われなくなった。欧州連合は、新しい独自の通貨記号として「?」を定義して文字コードと字形をUnicodeに登録し、ユーロ記号の世界的な認知がユーロの成功に寄与したとしている。

インドは、2009年に近隣諸国でも使われているRとsの合字の通貨記号「?」を変えるために公開コンペを実施し[1]2010年7月15日にラテン文字の"R"とデーヴァナーガリーの"?"を組み合わせた「?」をルピーの通貨記号として新たに定めた。
使用法

貨幣の金額表記の記号位置は通貨によって異なる。英語圏ラテンアメリカ£50.00, R$50,00 と額面の前に、フランスドイツスカンジナビア諸国などのヨーロッパ各国は 50.00 S₣ と額面の後に記し、カーボベルデ・エスクードや、廃止前のポルトガル・エスクードは 50$00 、フランス・フランは 12₣34 、と小数点の位置に記す[2]

小数点の区切り文字は地域、言語などによってそれぞれ異なり、イギリスの価格表記は £5・52 と小数点を中黒で記し、5,00 .mw-parser-output .jis2004font{font-family:"源ノ角ゴシック JP Normal","源ノ角ゴシック JP","Source Han Sans Normal","Source Han Sans","NotoSansJP-DemiLight","Noto Sans CJK JP DemiLight","ヒラギノ角ゴ ProN W3","ヒラギノ角ゴ ProN","Hiragino Kaku Gothic ProN","メイリオ",Meiryo,"新ゴ Pr6N R","A-OTF 新ゴ Pr6N R","小塚ゴシック Pr6N M","IPAexゴシック","Takaoゴシック","XANO明朝U32","XANO明朝","和田研中丸ゴシック2004絵文字","和田研中丸ゴシック2004ARIB","和田研中丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシック2004絵文字","和田研細丸ゴシック2004ARIB","和田研細丸ゴシック2004P4","和田研細丸ゴシックProN",YOzFont04,"IPA Pゴシック","Yu Gothic UI","Meiryo UI","MS Pゴシック";font-feature-settings:"jp04"1}? とピリオドコンマで記す国も多い。表記の国際標準は小数点の項で詳述されている。
デザイン

公式のユーロ記号のデザイン様々な公式以外のユーロ記号のデザイン

古くから使われている通貨記号も、それ以前の通貨から少しずつ変化して来たものである。ドルとペソの記号 ($)は、「スペイン・ドル(英語版)」とも呼ばれる8レアル銀貨(real de a ocho)で使われていた物であり、ポンドとリラの記号 (£)は、古代ローマの通貨リーブラ (libra) の頭文字 L に由来する。

通貨を新しく導入した場合や、既存の通貨の記号を変更した場合も、それ以前に使われていた通貨記号に近い象徴性を持つ。通貨記号によく見られる中央の直線は、安定性の象徴である[3]インド・ルピーの新しい記号 ₹(英語版) は、ラテン文字とデーヴァナーガリー文字を組み合わせたものである。

新規通貨記号の導入時は表示ソフトウェアの普及や入力機器の交換などを要するが、ユーロ記号はフォントへの対応が仕様に規定されておらず配慮不足が非難され[1]、様々なユーロ記号が用いられている。
現行の通貨の通貨記号

記号使用している通貨備考
??*こくさい
国際通貨記号正しい記号が使用できない時に使う
Afg؋あふかにアフガニスタンアフガニ
ArArありありマダガスカル・アリアリ[4]
B?はつタイバーツ
BZB/.はるほあパナマバルボア
BrBrふるエチオピアブル
BrBrるふる へらるしベラルーシ・ルーブル
BsBs.ほりひあのボリビアボリビアーノベネズエラ・ボリバル(ベネズエラの旧通貨)やボリバル・フエルテ(ベネズエラの現通貨)でも使用される
BsFBs.F.ほりはるふえるてベネズエラボリバル・フエルテBs.も使用される。
C1GH?せていガーナセディ
c1¢せんと1セント、センターボ (通貨)(英語版)などアメリカ合衆国ドルメキシコ・ペソなどの1/100の補助単位
c2cせんと2セント、センターボ (¢) の別表記オーストラリア・ドルニュージーランド・ドル南アフリカランドユーロ(以上は「セント」)CFAフラン(サンチーム)で使用される。
chCh.ちえるたむブータンチェルタムニュルタムの1/100の補助単位
C2?ころんコスタリカ・コロンエルサルバドルサルバドール・コロンでも使われていたが、2001年にアメリカ合衆国ドルが導入され廃止された。
D1Dたらしガンビアダラシ
Denденてなるマケドニア・デナールラテン文字転記: DEN
DA??ていなる あるしえりあアルジェリア・ディナールラテン文字転記: DA
DB.?.?ていなる はれんバーレーン・ディナールラテン文字転記: B.D.
ID?.?ていなる いらくイラク・ディナールラテン文字転記: I.D.
JDJDていなる よるたんヨルダン・ディナール
DK?.?ていなる くうえとクウェート・ディナールラテン文字転記: K.D.
LD?.?ていなる りひあリビア・ディナールラテン文字転記: LD
Dinдинていなる せるひあセルビア・ディナールラテン文字転記: din
DT?.?ていなる ちゆにしあチュニジア・ディナールラテン文字転記: DT
DH?.?.ているはむ もろつこモロッコ・ディルハムラテン文字転記: DH または Dhs
DH?.?ているはむ UAEUAEディルハムラテン文字転記: DH または Dhs
DbDbとふらサントメ・プリンシペドブラ
S1$とるドルオーストラリア・ドル(A$)、バハマ・ドル (B$)、 バルバドス・ドル (Bds$)、 ベリーズ・ドル (BZ$)、 バミューダ・ドル (BD$)、 ブルネイ・ドル (B$)、 カナダドル (Can$)、 ケイマン諸島・ドル (CI$)、 東カリブ・ドル (EC$)、 フィジー・ドル (FJ$)、 ガイアナ・ドル (G$)、[5] 香港ドル(HK$/元/圓)、 ジャマイカ・ドル (J$)、 キリバス・ドルリベリア・ドルナミビア・ドル (N$)、 ニュージーランド・ドル(NZ$)、シンガポールドル (S$)、 ソロモン諸島ドル (SI$)、 スリナム・ドル (SRD)、 ニュー台湾ドル (NT$/元/圓)、 トリニダード・トバゴ・ドル (TT$)、 ツバル・ドルアメリカ合衆国ドル(US$)、ジンバブエ・ドル (Z$))


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:55 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef