通勤快速
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JR西日本207系電車の快速表示の例(JR東西線直通電車)

快速列車(かいそくれっしゃ)(英:rapid train)は、鉄道において一般に急行料金などの追加料金は要しないが、途中の一部または全部を通過し、主要駅のみに停車することで目的地駅への速達サービスを提供する列車である[注 1]。なお、日本国有鉄道(国鉄)・JRの旅客営業規則における用語では、快速列車は広義の普通列車に含まれる[1]

ここでは特に断りがない限り、日本における快速列車を主題として解説している。また、「通勤快速」など「快速」の名がつく派生種別についても扱う。
JR

JRグループの旅客営業規則においては普通列車の一種であり、急行料金が必要となる急行列車(優等列車)に対して料金不要で乗車できる種別である[1]

快速列車であっても、各駅に停車する区間においては「普通」と案内される場合がある。例えば、京阪神地区東海道山陽本線琵琶湖JR京都神戸線)や、常磐線中距離列車(普通列車)の快速は、快速運転区間においては「快速」、各駅停車となる区間は「普通」として案内されている。これらの快速は市販の時刻表では「快速」の表記がなく、普通列車の扱いである[2][注 2]。変わった例として、湘南新宿ラインでは、横須賀線( - 宇都宮線)系統の列車が停車する西大井駅新川崎駅保土ケ谷駅東戸塚駅東海道線( - 高崎線)系統の列車が通過するため、後者は東海道線の普通列車に相当する停車駅ながら「快速」として運転される。

このような列車は比較的長い距離を運転するものが多いものの、末端区間では各駅停車となる場合も多い。ただ、直通列車や速達列車の存在自体が重宝される場合もある。例えば、兵庫県相生市赤穂市は「京阪神まで新快速1本」で行けることをアピールして観光や定住促進活動を行ってきたが、2016年3月26日のダイヤ改正で日中の新快速の乗り入れがなくなり、区間運転の普通列車に代替された。これらの沿線では通過運転は行っていないので減便となったわけではないが、沿線自治体から懸念されるほどの事態となった[3]。また、速達列車が昼間のみの運転であっても、その列車が存在することで不動産広告などに所要時間を掲載できるといったメリットもある[4](通勤時間帯の所要時間が増える場合や速達列車の運転がない場合はその旨を付記する必要があるが、その付記は小さい)。
車両

特急列車急行列車とは異なり[注 3]、使用する車種は基本的に定められていないが、通常は普通列車用車両(一般形車両近郊形車両通勤形車両)が使用される。ただし、運用上の兼ね合いで特急形車両が使用される場合もあり、この例として過去にJR北海道の「エアポート」で行われていた運用が挙げられる。1992年7月から2016年3月まで、「エアポート」の一部列車は札幌駅 - 旭川駅間の特急列車(781系785系789系1000番台)が札幌駅で快速「エアポート」に種別変更し、直通運転する形で運行されていた[注 4]。JR東日本では、「ホリデー快速」に代表される首都圏の臨時快速列車の一部に特急形車両(185系E257系等)を使用していた(現在はほとんどの列車が特急に格上げされている)。

また、格下げの形で特急形車両をそのまま充当する列車も存在した。例えばJR東日本では特急「北越」廃止後に新設され、2017年3月4日ダイヤ改正まで運行していた新潟駅 - 糸魚川駅間の快速列車には485系が使用されていた。2015年3月14日のダイヤ改正までは「あいづライナー」や「くびき野」にも485系が使用されていたが、列車廃止や新形車両への置き換えによる特急格上げなどに伴い充当を終了した。過去には急行形車両を使用した列車も存在しており、間合い運用はもとより、格下げの形としては京阪神地区の新快速や中京地区の快速に153系が使用されていたほか、快速「みえ」にはキハ58系キハ65形が使用され、「ムーンライトえちご」には165系が使用されていた。

地方都市間路線や観光路線では、一部の車両、または全車を指定席車とし、乗車券のほかに指定席券を必要とする列車や、グリーン車を連結する列車もある。

一般型通勤タイプ(E233系)を使用する中央線の快速電車

近郊形(223系)を使用するJR神戸線の快速電車

一般形(HB-E210系)を使用する仙石東北ラインの快速列車


特急形(789系1000番台)を使用していた当時の快速「エアポート」

新潟駅 - 糸魚川駅間で運行されていた485系による快速

急行形を使用していた快速「みえ」

「ムーンライトえちご」にも用いられていた165系

愛称列車愛称がある快速列車の例:マリンライナー

JR北海道の快速列車はほとんどに列車愛称が付与されているが、それ以外の地域では列車愛称がないケースが大半である[2]。しかし、「とっとりライナー」(山陰本線)・「アクティー」(東海道本線)・「シーサイドライナー」(大村線など)・夜行列車の「ムーンライト○○」などのように愛称付きの快速が運転されている(いた)ケースもある。

エアポート」・「マリンライナー」・「はまゆり」・「みえ」・「ホームライナー」など指定席を設定している列車は、指定席発券システムの管理に際しては、列車番号ではなく、列車愛称によって列車を特定する。


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